Goalist Developers Blog

What's your Goal?

株式会社ゴーリスト代表 加藤龍のブログ

2015年、読んでよかった本ベスト5

勝手にやってる毎年恒例のシリーズです。
さきほどAmazonで本の購入履歴数えたところ、2015年は81冊でした。
その中から、2015年個人的読んでよかった本ベスト5です。
※ちなみに2015年に発売されたワケではないので、ご了承ください。


第5位 スマホに満足していますか?〜ユーザーインターフェースの心理学〜

帯に「みんなジョブズにだまされてる!?」というのがあって、
いわゆる帯買いした本です。
今のスマホのUIを当たり前のように使ってますが、
例えばYouTubeで動画を観るという不便さなどが書いてあり、
言われると「確かに」と頷けるようなことが多々あって、
ハッと気付かされるような本でした。
そして何より難しいことをわかりやすい文体で書いています。
UIに関わる人ならオススメの本です。




第4位 コンテンツの秘密 ぼくがジブリで考えたこと

ジブリの鈴木さんに弟子入りしていた川上さんですが、
その頃のエピソードも含めたコンテンツ論。
コンテンツとクリエーターの定義など、今の時代背景に合わせた考察が
わかりやすく書かれてます。
ジャンルは違えどウチが運営しているHRogにも参考にさせてもらってます。

しかし賢い人は複雑な事象を整理整頓するのがうまいですね、、
そして書籍にする際に誰でもわかる言葉で表現してくれる。
動画より本が好きなのはそこにあるかも。




第3位 超高収益商品開発ガイド 粗利80%実現7つのステップ

何でしょう、、どストレートに利益出しまっせ的なタイトルではありますが、
非常に知的な中身です。
こちら元キーエンスの方が書かれた本でして。
キーエンスといえば工業用センサーに特化したメーカーで
営業利益率約50%というモンスター企業です。
海外売上比率も約半分くらいだった気が、、
何より有名なのは平均年収が約1300万ということでしょうか。

ウチでも新サービスについてはキーエンスのモデルを参考にしており、
その流れで行き着いた本です。
とにかくお客さんの「困りごと」を徹底的に収集・分析することで、
付加価値を最大限に高めるという、、
いわば当たり前の徹底を行ってることにつきます。

書いてあるノウハウも参考にはしてはいますが、
それより感銘を受けたのは、、
キーエンスのミッションは「付加価値の創造」なんですね、
まさにそれを戦略から戦闘レベルまで一貫して
徹底しているというところです。
そこに強さと凄みを感じざるを得ないです。


[実践] 超高収益商品開発ガイド 粗利80%実現7つのステップ

[実践] 超高収益商品開発ガイド 粗利80%実現7つのステップ



第2位 村上さんのところ

ハルキストならぬ、村上主義者です。というのは嘘です。
羊をめぐる冒険という1冊だけ読みましたが、
全く意味わからずでした。
でも村上春樹という人には前々から興味があったので、買いました。

このベスト5は読んだビジネス書を対象にしていますが、
これだけ毛並みが違うといいますか。
ビジネス書ではないですね。期間限定でオープンしていた
ユーザーとの交流サイト「村上さんのところ」での質問回答集です。

自然体であり、頑固であり、合理的であり、感情的でもある。
とにかく人間くさくて良いんです。
回答にユーモアがあって、読んでてホッコリしたり、
時には人生の大きなヒントになるような回答もあったりして
読んでて飽きません。
「そんなの自分で考えてください」と突き放すのもあったり。
一番印象に残ってるのは「優雅に生きることが最大の復讐である」です。
どうやらスペインのことわざらしいんですが。
村上春樹さんに興味のない人でも、面白いと思いますよ。


村上さんのところ コンプリート版

村上さんのところ コンプリート版



第1位 シンギュラリティ大学が教える飛躍する方法

そして、1位はこちらです。真面目な(?)本になってしまいましたが。。
そのままですが、、飛躍している企業を研究した本です。
GoogleFacebookなどのITトップ企業はもちろん、
テスラやUber、Airbnbなどの次の世代のメガベンチャーにも注目しており、
飛躍させるべき3つの要素は、テクノロジー・組織・サービスであること
など、参考になることが多かったです。

目標に対しての考え方で、KPIに代わるOKRという制度が紹介されてますが、
それは実際に導入しました。
KPIだとどうしても目標からの逆算でしかならないので、
飛躍、、スケールとは思想が違うこともあり
以前から少し違和感を覚えていたんですね。
OKRとはObjective and Key Result(目標と主な結果)の略です。
達成し得ない、というか達成率70%くらいのO(目標)を立てることで、
メンバー個人の発想が大きくなり
サービスをスケールさせる起点にもなりますし、
チャレンジを推奨し失敗を歓迎するというメッセージにもなります。
今期は本格的に運用し、どう組織が変わるか、、、少し楽しみです。


シンギュラリティ大学が教える飛躍する方法

シンギュラリティ大学が教える飛躍する方法

  • 作者: サリム・イスマイル,マイケル・S・マローン,ユーリ・ファン・ギースト,ピーター・H・ディアマンディス,小林啓倫
  • 出版社/メーカー: 日経BP
  • 発売日: 2015/08/05
  • メディア: 単行本
  • この商品を含むブログ (2件) を見る



というわけで以上です。

今年の読書ライフは、少しジャンルを広げてみようかなぁと模索中です。
2016年、僕もみなさんも良書に出会えますように!

5年目のスタート

2015年1月5日、ゴーリスト5年目スタートしました。
5年目となると、やれスタートアップだ、若い会社だとは言ってられない気がします。

そんなこんなで、全メンバーで改めて兜の緒を締める、そして笑いに笑った、、
そんなスタートダッシュを切りました。


まずは新年祈祷に

神田ということで、神田明神へ。

結構な人でした。



ふんふん、なるほど、神田明神



熊手をカブって買ってしまうハプニングも。



熊手でテニスしない、、バチ当たるぞ。。



ゆるキャラのミコッシーくん。



誰も突っ込まず、笑わず。。バチ当たりましたね。


第5期キックオフ


今年は東京駅近くに場所を借りました。




キックオフスタート。


昨期の年間スローガンが「doneファースト!」。
そして今期、、、

「決doneファースト!」に決まりました。

サービスや人が増え、できることが増えてくると様々な選択肢がでてきます。
シンプルにメリットデメリットを定量的に測れるものから、やってみなきゃわかんない定性的なものまで。
どれが正解かをわかるためには、まずはやってみるという、、すなわち「決断」が大事というメッセージ。

そして、その「決doneファースト!」を支える3つの軸を作りました。

「超速◯×」
 →新しい施策の◯×を速くすることで、次のアクションが1手速くなる

頭文字D
 →PDCAではなく、DCAP。決めたらひと通りパッとやってしまう。そこでの結果をもとにプランを立てる

「N3」
→1番意味ないのは、納得してなかったり、疑問を持ちながら仕事してること。「なぜなぜ、なるほど!」をもって決断と行動に移る


そして今期からはじめた、「年間MVP」と「年間メンバー推薦賞」。

年間MVPにはセブ勤務も経験したデザイナーが、年間メンバー推薦賞は運用に開発に守備範囲の広いエンジニアが受賞。




そして最後「終わりなき旅」をBGMに、これまでの4年の軌跡をムービーにして全員で見ました。
何人か涙を流す中、1人号泣のメンバーが。

「もう、、感動しちゃって、、うぅ。。」
「そうか、、、どこで泣けたん?」
「イントロですぐ。。」
「それミスチル好きなだけやん」

みたいなオチでキックオフは終了。


新年会&歓迎会

趣向を変えてイタリアンでやりました。

とにかくよく笑いました。クレーム来なかったのが奇跡だ。。


セブ勤務の彼は、久々に会ってお酒が飲めることの幸せをかみしめてました。


そんな中、、、役員の1人は飲んでこのありさま。。


もう1人の役員は年甲斐なく全力ピース。。
若い子が入ってきて、嬉しそう。。


というわけで

今期はある程度サービスもあり、メンバーも揃い、社風や仕事の進め方も固まってきて
これまでにないほど良いコンディションでスタートが切れました。
とはいえ採用に苦戦しそうではありますが、、、

価値観の合う人材採用を最優先事項としながらも
この1年「決doneファースト!」を掲げ、全力で駆け抜けたいと思います。

創業から4年が経ちました

振り返りを書くにあたり、昨年の振り返りを読み返してみたんですが、、、
去年比べたら全然浮き沈みがなかったんだなぁと思いながらも、
とはいえ今年は今年で色々とありましたので、、5つにまとめてみました。


1 神田に移転した

それまでは住友新橋ビルという、ウチの規模では釣り合わないオフィスにいました。
昨年の振り返りにも書いてますが、(勝手に?)懇意にさせてもらっている
マインドパレットさんに間借りさせてもらってました。
ただ人数も増えるということで、探しに探した結果、、、神田に移転。
4月に間借りから卒業しました。
当たり前ですけど、ゴミ出しや戸締まり、カギの管理など総務的な仕事も増え、
より会社らしくなった気がします。
まさに1つ屋根の下で、苦楽を共にできる環境が整ったひとつのイベントでした。


2 セブにメンバーが異動した

ウチのメンバーで1人、セブに異動しました。
もともと僕がセブに住んでるということ、本人が海外勤務を希望してたということ、
リモートワークの実験がしたかったという3つの理由から実行に移しました。

ネットがつながればどこだって仕事はできる、という話は色々と見るし聞きます。
が、実際にやってみないとわからないことが多いものです。

今回半年のリモートワークをやってもらって、様々な気付きがありました。
チャット、Skype、日報など、、、それぞれのコミュニケーションチャネルの
強み弱みはもちろん、運用に至る問題点まで、しっかり検証できました。
それをもって、どういう場合であればリモートワークをすべきか、
どういう環境及び運用ルールでやるべきかがクリアになりました。
今後人を増やす際、もしくは女性メンバーが産休などで出社できない場合などに
活かせるノウハウを学べたのは非常に大きな財産です。



3 新サービスをリリースできた

今期のテーマは「doneファースト」でした。
そういう意味で、新サービスリリースは所々ありながらも
しっかりdoneできたと思います。

採用が思うようにいかず、開発メンバーが増えない状況。
でもサービスはリリースする。
リソース不足は「やらない事決め」と「役割再定義」で乗り切ると決めてました。

各メンバー、各チームが理解し実行してくれたので、何とか
リリースすることができました。
既存クライアント向けに2つ、HRogのiOSアプリ、あとは
3ChartにKeyTalkというサービス2つ。

サービスはとりあえず出してみてイケるのかダメなのかを、
市場に判断してもらうのが1番効率がいいと思ってます。
そのためには、当たり前ですが「出す」ということがめちゃくちゃキモです。
リリース日を考えた時に、10の機能が間に合わないようであれば、
半分の5でいいから100点を作って出す。
来期もしっかりこの文化を実行に移していきたいと思います。



4 人数増えずに売上が2倍になった

いいように見えますが、これはまず、採用が思うようにできなかったという
反省の意味が大きいです。
エンジニアは完全にメンバーからの紹介で採用してます。
結果、1人は採用できましたが目標には届きませんでした。
来期は人事チームを作り、必ず達成せねばなりません。

一方で生産性が単純に2倍になったとも言えます。
どうしたかというと、既存業務でも結局は「やらない事」の洗い出し、
そしてできるところは「とにかく自動化」をテーマに、オペレーションを
改善し続けてた結果、開発・運用はカバー。
セールスチームもターゲットを再定義し、売るサービスも絞り、
アプローチし続けた結果、売上も増えたということです。

またHRogのアクセス数も年始に比べ約10倍になりました。
インフォグラフィックをはじめとしたコンテンツをとりあえず週間で出すことで、
アクセスが増えました。

各チーム週間でmtgをもうけてますが、
問題点洗い出し→解決策の策定→実行→チェック。
これを1年を通じて、、52回。やり続けてきた結果なのかなと思います。
いわゆるウルトラCはほぼゼロです。

ということで、当たり前の大切さ、継続の強さを知った1年でもありました。


5 経営者31人に会った

僕自身がコミットしてたタスクでした。

また単なる経営者ではなく、クライアント対象となる経営者です。
結果ほとんどの訪問で、仕事につながる出会いとなりました。

とにかくサービスがいいのはもちろん、会ってもらって
「面白い奴」「また会いたい奴」と思ってもらわないと印象にも残りませんし、
そこからの紹介もいただけません。
そのために時事ネタや業界動向のプレゼン磨きはもちろん、
セブ在住を活かした人の紹介とか、バングラデシュに会社があるのをネタに
商売抜きで移民ビジネスの提案をしてみたりとか、
M&Aの仲介役を買って出たりとか、とにかく「面白い奴」「また会いたい奴」に
なるにはどうしたらいいかを考えてました。
訪問数は少ないものの、思考回路は完全に営業マンになってました。

ただそこで見えてくるものが非常に多く、新サービスのヒントなんかは
毎回もらいます。
また会ったほとんどの人から会食に誘われるので、
そこで経営や人生のヒントなどももらえ、経営者としても人間としても、
ホンマにプラスになることが多いです。


経営とは経理+営業。
経営は、お金回して、お客さん開拓し続けるに尽きるなと、改めて感じました。
開発・デザインという武器を両手に持ちながら、来期もしっかり
経営をしていきたいと思います。


さいごに

毎年のことになりますが、、関係者のみなさま、支えてくださったみなさま、
みなさまのおかげで今年も無事決算を迎えることができました。
本当にありがとうございます。

そしてゴーリストメンバー、今年もおつかれさまでした。
来年はもっと仕事を楽しんで、もっと笑って、もっと成長できる1年にしましょう。

来年はもう5年目の会社になります。
しかしあと半分で死ぬこと考えると、もっと追い込んで、、もっとハングリーに、、
がんばらんとアカン。。
来年はもっと神様にフェイントかけられるよう、がんばります。

ではみなさん、よいお年を!

2014年、読んでよかった本ベスト5

今年の個人目標として、

・英語勉強年間1,000時間
・筋トレで+3kg
ウクレレで1曲弾けるようになる

を目標にしてましたが、

・英語勉強年間1,000時間→約300時間。後半全然進まず。
・筋トレで+3kg→筋トレは継続したが、体重に全く変化なし。
ウクレレで1曲弾けるようになる→4つのコードが弾けるだけ、相変わらず進歩なし。

とどうしようもなく惨敗です。全て雪と妖怪のせいにしようと思いましたが、しっかり検証して来年につなげたいと思います。

そんな中、毎年掲げている年間100冊読書というのは昨年に続き達成しました。今年は102冊読みました。

というわけで、完全主観ではありますが、、、読んでよかった本ベスト5を紹介したいと思います。


第5位 人工知能って、そんなことまでできるんですか?

人工知能、、非常に興味あるけどとっつきにくい自分にとっては、非常にわかりやすく、勉強になった1冊です。
人工知能はどこまでできるのか。キャッチコピーはできるけど、読書感想文はできない。などの例とその理由が
ホンマにわかりやすく書いてあります。
また技術面だけでなく、哲学や倫理の問題まで幅広く触れてます。

人工知能について、イーロン・マスク「悪魔を呼びだそうとしている」と警鐘をならしてるし、
エリック・シュミット「大丈夫大丈夫」言うてたり、、どうなんでしょうね。


第4位 V字回復の経営

これは今更感たっぷりではあります。
非常に有名な三枝さんの1番新しい作品。不振に陥った組織を新任の責任者がどう組織を立て直し、
業績を上げていくかがリアルに書かれています。

コンサル経験があるだけに、全てがリアリティに溢れており、実際のビジネスでも使えることだらけ。

つまるところ最後は
・戦略をストーリーにし
・メンバーを巻き込み
・愚直に実行する
という王道の解決策ではあるものの、そこに至るまでのプロセスに色々と学ぶことが多い一冊でした。
他のシリーズ、経営パワーの危機、もまたオススメです。

実際に紹介されているツールを運用してみましたが、うまく行かず。。
やはり組織規模や目的によってツールは見極めないとです。


第3位 USJのジェットコースターはなぜ後ろ向きに走ったのか?

ユニバーサルスタジオジャパン在籍のマーケッター、森岡さんの本です。
(これまた)経営不振に陥った同社、コストもあまりかけられない中、知恵と工夫で次々とヒットを飛ばし、
過去最高の入場者を達成するという、、もちろん実話です。知恵と工夫を出す前に、膨大な数値をしっかり分析し、
また数値だけではなく、現場の温度感も汲み取った森岡さんの努力というか、プロフェッショナルな仕事ぶりにも感銘を受けました。

森岡さん、NHKのプロフェッショナル仕事の流儀に出てまして、、そらまぁ、おもろい関西人なんです。
ただ仕事へのこだわりは半端ないという、、かっこええ人です。


第2位 マネーの拳

マンガはそれこそ100冊以上読んでますが、マネーの拳はマンガ初でベスト5にランクインしてしまいました。

なんでしょう、、起業から軌道に乗るまで、上場前のゴタゴタ、敵対的買収、後継者へバトンタッチ、、と一連の企業ストーリーを
わかりやすく、時には「そらないで」も含めて学べます。結構リアルなところも多く、作者すごいなぁと思いました。全12巻ですが、あっという間に読めますよ。

ただ経営を知らない人がこれ読んで、「起業とはこう」「上場とはこう」みたいな変な先入観を持たなければいいですが。
あくまでもマンガなので。。


第1位 弱くても勝てます

そして2014年の勝手な主観ランキング、1位はこちらです。
東大合格者数日本一の開成高校、その野球部のノンフィクションものです。

とにかく笑った、ホンマにおもろいです。
でも笑い終えた後にしっかり咀嚼すると、、これぞ戦略なんですね。
まさに「弱くても勝てます」なんです。
監督の指導で「野球をするな」「一生懸命投げるな」「打順など関係ない」という言葉がでてきて、「なんでやねん!」
とツッコミたくなったところに「なるほど!」と腹落ちしてしまう、、これは痛快な戦略本です。
ベンチャー企業の方はぜひ、読んで欲しいと思います。

「弱くても勝てます」―開成高校野球部のセオリー―

「弱くても勝てます」―開成高校野球部のセオリー―

僕の中ではホンマにヒットでした。。
会社でも必読書にしてます。
あー、ブログ書いてたらも一回読みたなってきた。。


というわけで以上です。

さて、来年もいい本にいっぱい出会えますように。。
みなさんもよい読書ライフを。

超オフェンス


7月。2014年の後半戦でもあり、12月決算のウチとしては
下期スタートでもあります。僕自身の誕生日が6月25日ということもあり、
会社も個人の非常に切り替えのしやすいタイミング。

その後半戦に入る前に、先日の全社合宿で前半戦の振り返りをしてきました。


上出来だった上期のハイライト

今期のテーマは「done!ファースト」。


やることは多い、、差し込みタスクも増える中、、ある程度優先順位は決めるものの、
とにかくスピード上げてdoneし続けることをテーマにしています。


そして重点施策は3つ。

1 価値観の合う人材の採用
2 新サービスのリリース
3 *********(3つ目は内密で、、)

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1の採用については、絶対絶対ぜーーーったい来て欲しかったエンジニアが
採用できました。口説いて口説いて口説きまくりました。

よく「採用する際、価値観と能力のどっちを優先するか」って言います。
ウチは経営するにあたり、かなり社風を大事にしてますし、
規模もまだまだ小さいので価値観合うのは必須。
一方でやることと課題が山積みなので、能力も必須。
つまり、価値観と能力の両方がないと採用できないし、しちゃダメなんです。
まさに「誰をバスに乗せるか」これを経営で一番大事にしてます。

能力あるエンジニアは結構いますが、じゃあそういう人がウチの価値観に合う
確率ってのは低いんですよね。ホンマになかなかいなくて。

なので、そういう人に出会えたら絶対入ってもらうしかないんです。
そしてたまたま両方を持ってるエンジニアに出会うことができたので、、、
そりゃもう何がなんでも入ってもらう。その意気込みでリクルーティングしました。

役員メンバーでゴハン4回くらい行って、メンバーとの会食もやって、
会社も見てもらって、まだ入社してない時に全社合宿にも参加してもらって、、、
と、あの手この手を使いました。

しかしまぁ、ホンマに採用できてよかった、、、

というわけで、引き続き採用中です。
エンジニア、Webマーケ、営業、総務経理など、、、
あらゆるところで人が足りないので、ご興味持たれた方は
fbからメッセージ下さい、、よろしくお願いしますm(__)m
https://www.facebook.com/r.kato178

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2の新サービスのリリースについては、
Reagle https://reagle.biz/

3Chart https://3chart.com/
という2つのサービスをリリースすることができました。

Reagleはウチの新人エンジニアがそれこそ悪戦苦闘しながら、
作り上げたサービス。そしてウチは1サービス1オーナー制度。
つまり開発して終わりではなく、自分で開発したサービスは
自分で運用するという方針をとっているので引き続き運用に
バージョンアップにと、、引き続き悪戦苦闘してます。

彼女はエンジニア経験はもちろん、社会人経験もないメンバーだったので、
本人にとって自信につながったかなぁと思いますし、
それを見て先輩エンジニアが刺激を受けたりして、いい副産物も生まれてます。
やはりルーキーが活躍すると会社が盛り上がりますね。


(なぜか外で海鮮丼食べてます)

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そして3Chartについては、ウチのCTOがこれまでの全てを総動員させて作りました。


(これは、、いわゆる本気モードの時です)

このサービスはそれこそバージョンアップをどんどん仕掛けていかないと
いけないので、これからが大変です。
しかし何というか、短期間で様々なものをdoneしていくこの半年でした。
彼の開発者としての底力を見た気がします。いやぁ鬼気迫るものを感じました。

下期はまた違う豹変モードが見れて上記を超える写真が撮れることを期待したいな。。

リリースしてから1週間ほど経ちますが、おかげさまで100件近くのお問い合わせと
お申し込みをいただいておりますので、期待に応えられるよう、がんばっていきたいと思います。

※その反面ですが、、今のタイミングでお申し込みされると、サービスをご利用できる
のが9月中旬になってしまっております。予想を大幅に上回るお申し込みがあり、
それにすぐ対応できる体制を作れていなかったのが原因です。
本当に申し訳ありません。

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そしてその多くの問い合わせを作った一番の仕掛けが、インフォグラフィックです。
http://hrog.net/201405085623.html

ウチで運営しているHRog というメディアがあるんですが、
ここの自社コンテンツとしてスタートしました。

これをキッカケにいくつか作りましたが、これがキッカケでたくさんの訪問数と
問い合わせにつながりました。このインフォグラフィックを担当しているのが、
これまたデザイン経験社会人経験のないルーキーです。

ある企業さんからは「どこの会社に頼んでますか?」と聞かれるくらい、
よくできてるのかなと思います。人材業界の経験もないですから、
業界研究からはじまり、、世界中のインフォグラフィックを検索し、、、
何回もダメ出しをくらい、、、時に泣きながら、、、
やっと完成させたというストーリーです。
彼女の素直さと勤勉さを見習おうと、周りのメンバーも鼓舞されてます。


(デザインが得意ですが、人の話しを聞かないのも得意です)

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そしてその問い合わせをしっかり受注につなげることができたおかげで、
期初から比べてこの半期で売上が2.9倍になりました。

営業体制についても、既存クライアント担当と新規営業をわけてないので
担当しているメンバーは時間配分や優先順位が非常に難しいと思います。
しかも営業が1人しかいないので、なおさら。よくやってくれました。


(ガチで彼女募集中です)


こういう時こそ兜の緒を締める

順調な時こそ、気をつけないといけないなぁと。
創業してからこんなに気持ちが安定して過ごせた時期がなかったので、、
逆にまずいと感じています。

売上もサービスも社内も順調でバランスがいいからこそ、
バランスをあえて崩して、全てを底上げしないといけません。

ということで、下期のキーワードは

「超オフェンス」

です。

攻めて攻めて攻めまくるためには、安定を崩す必要があります。
一方でディフェンスがしっかりしてないと、思い切って攻めることができません。

そしてメンバー個人個人、、、個が強くなること。
その強い個がミッション/ビジョン/バリューをもとにチームワークを進めていく。
この下期は「超オフェンス」を実行し、上期以上に成長したいなと思います。

今年も1/4が過ぎました

3ヶ月があっという間に過ぎました。。
まさに光陰矢のごとし。Time flies。
第1Qの振り返りをつらつらと書いていきます。

個人編

3月、、まぁバタバタしてました。公私ともに引っ越しがあったりと。。
その中でもろもろ取り組んだ結果、、

・筋トレ10時間→○ 10時間 ただ筋トレのプロからいいやり方をレクチャーされたので、今月から変えます。。
・英語勉強50時間→× 24時間 うーん、、50時間というのはかなりハードルが高い。思い切る方法を検討中。
・本10冊読了→○ 13冊 よく読みました。「任せ方の教科書」が面白かったですね。
・新サービスのモデル策定→できました。今年中にリリースします。
・blog更新2回→○ 2回。

という結果でした。


会社編

Good
・売上、利益に関してはおかげさまで計画以上の結果を出すことができました。
・運営している人材業界のキュレーションメディア「HRog.net」のアクセスも順調でした。
・社内キュレーションエンジンの安定化による、サービスの高品質化が実現できました。


Bad
・エンジニア増員が未達でした。そのために「1手」遅れてる感があります。
・こちらのReagleというサービス、計画から1ヶ月遅れのリリースになってしまいました。


おまけ
・上記振り返り含めたキックオフmtgと移転祝いを兼ねたパーティーをしました。

プロジェクター、買いました。



えらい手がブレてますよね、、どんだけ速い手振りやねん。自分で見ても気持ち悪い。。



ピザに(近くのピザハット持ち帰りでかなり安い!)お酒に(近くの業務スーパーが格安!)。
そして2つ3つのすべらない話、、30分英語縛りトークなど。
徹底的にお金をかけないパーティーでしたが、めちゃ楽しかったです。


しかしクライアントさんはもちろん、紹介をしてくれる方、アドバイスをくれる方。
ホンマに周りの人に支えられてるんやな、ということを感じます。
ありがとうございます。

オフィスも移転したし、メンバーも2人増員予定だし、サービスリリースも2つ予定やし、
チャリ通も始めるし(関係ない)。

とにかくどんどんdoneして、第2Qは1Qの二回りくらい成長したいと思います。

単月の目標未達なんてどうでもいい

会社の今期のテーマは「doneファースト」。
それに伴い、毎月メンバーから「今月のdoneリスト」というのが発表され、
月末にはdoneできたかどうかをシェアします。

もちろん毎月毎月全てdoneできればいいのですが、そんな人は誰もいません。
何か未達になる。

それは本人の努力不足、というよりは差し込みでしなければならない業務が増えたりして、
当初の予定通りに進まなかったというのがほとんどです。

そりゃそうや、こんな規模の会社ならば1人2役3役なんて当たり前やし、
優先順位なんか日々変わるのも当たり前。

なので単月の未達は、誤解を恐れずに言うとどうでもいい。仕方ないです。
業務が増えた、でも月初に立てたタスクもやれ。
夜中や土日使ってでも、、、ってのは論外です。

よって、単月の目標が未達だったからと言って、
翌月の目標を達成できそうな目標にしてしまうってのは愚の骨頂です。

目標達成が目標になってしまってますので、まさに目的の手段化です。

達成できたかどうか、というよりは3ヶ月、半年、1年やり続けた結果、
どれくらいの総量を成し遂げられたかが大事なんです。

だから毎月背伸びしてジャンプして届きそうな目標を掲げるメンバーが一番成長します。

とはいえ、未達のまんまやと当然ながら会社はうまくいきません。
会社の状況やビジネスモデルにもよるんでしょうけど、ウチの場合なんかは
3ヶ月単位で達成していれば大丈夫です。

例えばウチの営業メンバー。1月2月は未達成続きでしたが、
しっかり顧客とのリレーションや提案をし続け、3月には大型の案件を受注し、
3ヶ月単位では200%達成です。わかりやすいですね。

開発もそうです。ある機能の自動化を進めてましたが、
開発していくうちに色んな問題が出て来る。
そこで開発再度だけではなく、営業や人員体制含め、、
サプライチェーン全体で解決策を練って達成してます。

わかりやすい例ではありますが、これでいいんです。
というかこれでいい設計をしています。

例えば、、
単純なサービスで、単純な業務、月を通して何も状況も変わらないような仕事であれば、
ガチガチに単月目標の成否を評価するべきでしょう。

でも今の時代、なかなかそんなのなくないですか。なのでウチは全く単月にこだわりません。
開発も営業も。個人レベルではそれぞれかと思いますが、そこまで干渉はしません。

むしろ単月の勝ち負けに一喜一憂するのではなく、未達成になった時に、
いかに中長期でリカバリーし切るか、が仕事ができるできないのラインかと思います。

明日から4月ですね。次の3ヶ月でメンバーが何をやってくれるかが楽しみです。