Goalist Developers Blog

What's your Goal?

株式会社ゴーリスト代表 加藤龍のブログ

最年少メンバーとしての卒業

3月のメンバー推薦受賞のゴハンに行ってきました。

 

f:id:r_kato:20160421141400j:plain

「ブログにupするから写真撮んで」

「え?恥ずかしいからやめて下さいよ!顔隠しますね」

って言いながらめっちゃカメラ目線やん、というツッコミはもちろんしましたよ。。

 

 

彼女はウチが運営している「HRog」の運営責任者。

先月も過去最高のアクセスを更新しました。

 

ちなみにHRog運営について、色々と聞かれますが専任は彼女1人です。

記事の企画やデータ分析など、その時に応じてセールスなりエンジニアなりが

集まって、みんなでやってます。

 

入社して約2年半。大学卒業した後、居酒屋でアルバイトの経歴しかなく。

最初はエクセルを使ったデータチェック業務のアルバイトとして入社しました。

ある打ち合わせの時に説明をしてたんですが、絵がめちゃうまかったので

「デザイナー目指してみる?」

「やってみます!」

みたいなスタート。

 

そこからhtml、cssイラレというのはもちろん、メディア運営にライティング、

インフォグラフィックに企画など、とにかくがむしゃらにやってきました。

アプリを作れるようになりたい、と言うので外部のスクールに通ってもらい

iOSの開発をやってます。

確実にできることを増やしてきて、他の中途採用の猛者共に負けない存在感を

出してくれてます。

 

彼女の成長の原動力は「危機感」と「周りの協力を取り付けるうまさ」です。

 

面接の時

「男性に頼らなくても生きていける経済力や社会力を身につけたい」

と言った彼女。

ワークスアプリケーションズスペシャリストたちが多く集まり、

未経験採用はほとんどしていなかったウチに参画したタイミング。。

周りは経験も豊富ですぐに成果を出せるメンバーばかり。

常にデキる人と自分を比べて、自分はまだまだできていない、、もっともっと

成長しないと、、と自分で自分を追い込めるのが本当にすごい。

 

とはいえ、まだまだできないことも多い。そのために周りのエンジニアや

営業、そして外部の人を巻き込んで自身のGoalに向かううまさも持っています。

 

2年半前、誰が彼女がここまでできると思えたか。

彼女を知ってる人ほど想像できなかったと思います。

時には自分で自分を疑っていたこともありました。

辞めた方がいいかもと言ってきた時もありました。

恋愛が良くも悪くも仕事に影響するタイプなので恋愛相談もこれでもか、

っていうくらいノリました笑

 

その度に話し、その度に涙し、何度も何度も立ち上がってきて今があります。

今はすっかりメンタルも強くなり、一皮向けた成長を見せてくれています。

 

 

ただ彼女、、、ビックリするほど天然というか何というか。

 

その昔、彼女のデスク近くに(なぜか)靴下が落ちてあったので

「これ誰のん?」と言ったら「やめてくださいっ!!!」と大声で言われて、

まるでおれが痴漢したような目でメンバーに見られたことがあったり、、、

 

その昔、同居してる別会社の人に

「ゴーリストの社長ってどんな人?」と聞かれ

「えっと、、、お尻の小さい人です」と答えたり、、、

 

あとタンクローリーって言葉を知らないとか、田原総一朗って誰ですかとか、、

たまにガクッと来る時がありますが、最近は日経新聞読んで常識を身につけるように

してるみたいです。

 

ゴーリストのミッションには

「プロフェッショナル」という言葉があるんですが、

ウチの定義は「どこに行っても通用する人材」としています。

 

エンジニアリングだけ、デザインだけ、営業だけ、経理だけ、というのはあまりにも

競争相手が多い。ましてや今後ソフトウェアなどに置き換えられる可能性も

否めない。。というわけでウチはT字型人材のチームを目指しています。

言うならば国語、算数、理科、社会、体育、音楽、、一定の項目は「4」を取って

おいて、自分の好きな得意な項目はひたすら突き抜けるイメージです。

 

(わけわからん例え書いてたら見つけました↓)

kotobank.jp

 

現在25歳の彼女。

今年は新卒も入ってきて、最年少メンバーとしては卒業。

先輩となった彼女が、これからどんな困難にぶつかって、どう解決して、

どれだけ成長するか楽しみです。

採用をガチでやった結果、8人採用できました

f:id:r_kato:20160415134957p:plain

けっかはっぴょ〜う!(浜ちゃんで脳内再生してください)

 

ということで結論、今年に入って8人(中途6人、新卒2人)採用できました。

今期はスケール元年ということで、創業以来はじめて伝手以外でも

採用を実施。この3ヶ月は何においても採用に力を入れました。

 

採用するまでは11人だったので、倍くらいになりましたね。

ホンマに紆余曲折ありましたが、ほぼ計画通りに採用ができました。

もともと10年くらい人材業界にいましたし、最近出たサービスもわかってる

つもりだったので「コストある程度かけたらいけるやろ」と思ってましたが

いやぁ、、それはそれは大変でした。

 

従来の人材紹介や求人媒体、伝手はもちろん最近出てきたサービスまで

色々と試しましたので、参考に、、そして備忘録としてアップします。

 

 

使ったサービスとコスト 

使ったサービスはこんな感じです。

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

人材紹介4社(総合型1社、IT強い系2社、営業強い系1社)

新卒媒体

Wantedly(ソーシャルリクルーティング)

Paiza(コード採用)

ベツルート(イベント型新卒採用サービス)

伝手(リファーラル)

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

 

で、採用できたチャネル内訳はこんな感じ。

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

人材紹介4社→ 0人

新卒媒体 → 0人

Wantedly → 3人(エンジニア、営業、システム運用)

Paiza  →   1人(エンジニア)

ベツルート → 2人(営業、エンジニア)

伝手    →  2人(デザイナー、エンジニア)

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

 

 

でした。コストはこんな感じ。

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

人材紹介4社 →0円

新卒媒体  → 30万円 

Wantedly  → 60万円(月額10万×6ヶ月)

Paiza    → 100万円(年収×25%)

ベツルート →120万円(@60万円)

伝手    → 0円

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

 

 

まとめると(最初からまとめろって話ですが)

f:id:r_kato:20160420174907p:plain

となりました。

 

 

採用活動の体制

当初は人材紹介がメインだったので、担当者呼んで求める人物像伝えて

あとは外部人事部として動いてもらおうという考えでした。

ただ後述しますが、そんな簡単にはいかず。。

なかなかうまくいかなかったのでプッシュ型の採用手法を取り入れることに。

そしてプッシュ型は工数をかけないと効果がないと判断、

ということで1人役員を専任につけてスタートしました。

 

なので

ーーーーーーーーーー

採用責任者1人(役員)

採用アシスタント0.5人(他業務と兼務)

面接担当2人(CTOと自分)

ーーーーーーーーーー

という体制でスタート。

 

 

力を入れたポイント

いい人を採用するには、ある程度の母数と会うことが前提なんでしょうけど

ウチみたいな小さな会社ではそこまで工数を割くことができません。

 

なので

「会うまでに限りなくマッチング精度を高める」

という戦略にし

 

戦術としては

「会社の哲学・思想を明確に文字にした求人票」

「経歴をガッツリ読み込んだ魂のスカウトメール」

「定性情報が伝わる採用ホームページ」

を軸とし、活動をスタートしました。

 

 

面接でのポイント

会社説明会&一次面接はSkypeでも実施。

また面接の合否は遅くとも翌々日までに出してました。

 

面接では自然体で話せる雰囲気作りなどはしながらも、ガッツリ踏みこんで

面接をしました。

「誰と働きたいかを重視するどうか」あとは「何がしたいか」

を中心にヒアリング。こちらからはミッションビジョンバリューを中心に

サービス内容よりは構成しているメンバーや文化などを主に伝えました。

 

あと意識したのは会社として

「できてないこと」「決めきれていないこと」「ダメなとこ」

を伝えることでした。

コワイのは採用した後のミスマッチ。

早期退職によって仕事がまわらないのはもちろん、既存メンバーが落胆したりして

社風の悪化が1番キツイですからね。

もちろん、辞めたてしまう方にとっても何もいいことはないので。

 

またこのステージで1番やっちゃいけないのは「能力>価値観」の採用。

「もうめちゃくちゃ欲しい、、スキル能力的には120点、、、でも

価値観が少しズレてる。。でも採用しちゃいたい、、何とかなるでしょ。。」

こういう誘惑が出てきます。

そこをグッとこらえて、妥協なく判断しないと、既存メンバーとの軋轢から

はじまる社風のズレ、それを立て直すマネジメントコストが高くつくので。

 

あと珍プレー?としては、、、

スキル能力的に満点、価値観もマッチしてて、ウチへの志望度も高く、

個人の志も高いかなりいい人が面接きてくれたんですが、、

踏み込みすぎたのかこちらから

「フリーで全然やれるんじゃないですか?」

という一言がキッカケで、フリーになってしまった人もいました笑

かなりの痛手でしたが、正しいことなんだと思います。

ちなみにその方とは外部パートナーとして、良い関係が築けそうです。

 

 

人材紹介は難しい 

「成功報酬で1番コワイのは成功報酬やからいい人いたら紹介しますってところなんですよウチのGoalは絶対採用せなアカンってとこなのでそこの共通認識だけは持ちあわせて下さいねあと求人票出すところはスタートなのでそこからのすり合わせとかしっかりして欲しいんです1番困るのは最初数名だけ紹介してそのあと何の連絡もなくなることなんですよね動いてくれてるのかどうなのかしっかり進捗が欲しいんですでないといつまでもウチの問題は解決されないままですからねただもちろん商売なのでロットの大きいところや応募承諾が取れやすい有名なところにいくのもわかりますよ僕も昔人材紹介業やってましたからねなのでそうならそうとハッキリ言ってくださいなので手数料は35%払いますし与信がこわけりゃ前金でも払いますからそれくらいホンマに困ってるんですよ今年はスケール元年でこの採用がうまくいかないとはじまらなくt(ゼェゼェ」

 

ということを熱込めて紹介会社に言ったんですが、、結果ほとんどの紹介会社が

最初数枚の書類が送られてきて、それ以降はこちらから突かないとレスがないような

状態になったんですよね。。まぁ商売だしウチの魅力とか年収とか

そういったのも絡んでくるのでしゃーないんですけどね。

ただエージェントとしての立場であれば、マッチング精度がめちゃ高いか

とにかく候補者をたくさん送るかしないと、、、

登録者確保を外部に頼ってる紹介会社が多いので、まさにどこで価値を出すか。

まさにマッチングの精度なのかマッチングの数なのか。。量なら量、質なら質、

どっちかに振り切らんと今後しんどいんじゃないでしょうか。

 

いずれにせよ、転職者からも人材紹介会社からも選ばれる、、

いわゆる「モテる会社」にならんとなと改めて思った次第です。

 

 

その他所感

・自分が人材業界に10年おってこの難易度なので、、採用市場を知ってる人がいない

 小さな会社さんは採用ホンマにキツイんやろうなと

・採用サービスが乱立してるので、自分たちがどのサービスがいいのか、、

 総合的に判断コンサルしてくれるサービスあったらいいな

・というわけで業界のみなさま、採用力の無い会社を助けるサービスをお願いします笑

成長は階段のように

ウチの会社では、メンバーが1票ずつ投票して選ばれる

メンバー推薦賞というものがありまして。

その受賞者と飲んできました。

 

f:id:r_kato:20160316134330j:plain

こんなイケメンで

 

f:id:r_kato:20160316134527j:plain

ええ顔してますが、、、

ここに来るまでは決して簡単ではありませんでした。

 

 

彼がウチの会社に入ったのはホンマに偶然というか

何というか。こんなやり取りがキッカケでして

f:id:r_kato:20160316135054j:plain

f:id:r_kato:20160316135115j:plain

f:id:r_kato:20160316135136j:plain

前職で1度会っただけだったんですが、、

爽やかで礼儀正しいのを覚えてまして、彼の知人ならいい人おるかなと

思いメッセージをしたら、彼自身が転職を考えていたんで

次の日に大阪に飛んでいって口説いた、というわけです。

焼肉屋でMac広げてパワーポイント使って、必死で口説きました。

 

ただ当時、彼は上場している大手企業、地元の大阪で働いてました。

付き合ったばかりの彼女がいましたし、1人暮らしもしたことがない。。

そんな中、ウチみたいな吹けば飛ぶようなベンチャーに、、

そして東京に出てくるというのはよほどの覚悟がないとできません。

 

それでも彼は入社してくれました。

大阪が大好きな彼なので、東京で結果残していつか

大阪に拠点を持つくらい成長する、、と。

 

が、半年ほど結果が出ず苦しい日々でした。

 

EC業界からHR業界向けのITサービス、とまず業界が違う。

そして彼いわく「自由すぎて、どうしていいかわからない」と。

ウチのセールスは売上目標がありません。

1つだけ行動目標がありますがそれ以外は自由。

これまでの会社とは仕事のやり方や目標の考え方が全然違うということで

なかなか思うような行動ができず、もちろんそれに伴い結果が出ない日々。

 

面談やランチに行く度に

「申し訳ないです」「自分が情けない」「東京に出てきたのに。。」

を連呼していました。

 

ただ彼には

「すぐに結果が出るような仕事は大した仕事じゃない」

「とにかく1日1日、当たり前の徹底をしよう」

ということを一貫して言い続けました。

 

結果、半年かかりましたが大きな成長を遂げました。

売上はもちろん、業界知識やクライアントからの信頼、社内エンジニアチームとの

コミュニケーションなど、、全てが急にうまく回るようになったんです。

 

勝因は、素直さと実直さです。

言われたことをまずはやる、わからなければ聞く、ひたすらこの繰り返しを

真面目にコツコツやって、メンバーとクライアントの信頼を勝ち取った結果です。

 

よく言われることですが、成長は階段のよう。

結果が出ない日々が助走となって、ある日垂直に成長します。

この結果が出ない日々、、そういう状況でどういう思考、どういう行動を

するかがホンマに大事。

我慢強く、粘り強く、、迷わずに、、不安を払拭しながら

最後は自分を信じてとにかく行動し続ける、、そういう人は必ず成長します。

経営も同じですね。

 

ただ彼自身のGoalに近づくためには、、また会社からの期待に応えるには、、

まだまだ成長してもらわないといけません。

 

4月からは大阪から彼女が大阪から来るということで

男としてもますます責任を持つ立場。

 

こんな写真を

f:id:r_kato:20160316142129p:plain

 

Facebookのアイコンにするくらいの勇気があるので、

それを仕事に活かしてもっともっとビッグになって欲しいと思います。。

 

※ちなみに彼のプロフィールはこちらです↓

http://www.goalist.co.jp/recruit/member.html

 

 

人生初の入院

年明け間もない1月13日から、約2週間。
人生初の入院をしてました。

高校時代にバスケの試合中に膝の靭帯を痛めてしまい
それ以来大学時代含めて3、4回ほどやってしまってました。
スラムダンクの三井のやつと同じケガです、恐らく。

ちなみに当時、がんばって努力して掴んだレギュラーの座を
後輩に奪われることになり、、それからは黒い青春時代を過ごしました。
悔しかった。。

さて、当時医者からは
「今は若いからほっといても数週間で走ったりはできるようになるけど、、、
歳取ったら色々と支障でてくるかもね。」
と言われてました。

ただ入院が2週間ほど必要ということもあり、費用も30万ほどかかる。。
社会人になってからはそれこそいく暇もない日々。。
別にアスリートのように身体を動かすわけではないし、正座ができないくらいで
生活には何の支障もない、、、ということで放置すること約20年。。

そんな中、、転機?が訪れまして。
ここ数年、身体を鍛えることをしていたんですが、去年の11月くらいですかね、
とある体幹トレーニングをしてる最中に膝が猛烈に痛み、、
まともに歩くことができなくなりました。

病院に行くと、やはり学生時代にやったケガが原因。
ということで今回思い切って、長年の膝にケリをつけてやるということで
手術することを決意しました。前十字靭帯再建術という手術です。


手術&入院してみて

気づいたことや知見をつらつらと。
1 内視鏡手術は短時間で傷跡も少ない
 ・手術室はリラックスさせるためにヒーリングミュージックがかかっていた。
  手術は3時間弱ほどで終了。
 ・全身麻酔をしたので、寝て起きたら終わってた。傷跡もそれほど目立たない。
 ・ただ全身麻酔をする際に、麻酔科の先生が「あれ、、おかしいな。。」と
  言ってたのが最後の記憶で、おいおい死んでまうんちゃうんかなと少し覚悟した。
  生きててよかった。。


2 使わないとすぐに衰える
 ・手術後、右足は自力で全く動かせない状態。
 ・筋肉を使わないので、右足だけがどんどん細くなっていく。
 ・普段ホンマ普通に動かしてるだけで、筋力が維持されてるのかと思うと
  ルーティンの重要さを改めて知ることに。また使わないとすぐに衰える。
  これは仕事でも同じかなと。何気ないルーティン大事。
  

 (手術後すぐ、病室にて)


3 身体の回復をガチで感じた
 ・術後2日目からリハビリを開始。
 ・日を追うごとに徐々に動いたり、筋肉がついてくるので、
  達成感というか嬉しさが半端ない。
 ・経営やってると明確に「これができるようになった」みたいな
  感覚はないのでとても新鮮だった。
  逆にそういう感覚を持てる種類の仕事も取り入れたいなとも思う。


 (リハビリ後、アイシング中)


4 その他もろもろ
 ・テレビを久々によく見てたけど、コンテンツの質はやっぱり高い。
  あとSMAPベッキーに詳しくなってしまった。
 ・今回1番苦しかったのは、とにかく寝れなかったこと。術後の鈍痛もあるし、
  身体も疲れないから。睡眠導入剤をもらったが全然効かず。
 ・ネット環境もあり個室だったので、仕事の影響はほぼ無し。
 ・部屋でultra soulかけながら筋トレしてたら看護師に笑われた。
  何がおかしいねん。おかしいか。
 ・天然系看護師に幾度もやられた。
  もう無いのに点滴の針1日刺しっぱなし事件など。
  これも人手不足の余波なのか。。
 ・茶髪のギャル風看護師が見事にタメ口。そのままか!


5 そして退院へ。。
色々あったけど、人生初の経験ってのはやはり新鮮で面白かった。
リハビリ行きながら筋力UPしていくのは楽しみ。
完治したら久々にバスケしたい。ただ通常歩行までまだもう少しかかりそうなので、、
商談や飲みの際はご迷惑おかけしますが、よろしくお願いします。。

創業から5年が経ちました、そして6年目へ。。


あけましておめでとうございます。
しかし気がついたら年末年始が終わってた、、くらい今年は
あっという間だった気がします。

では2015年の振り返りをしたいなと思います。
ちなみに昨年の振り返りはこちら


1 新サービスの売上が全体の約3割だった

いきなりネガティブ?ではありますが、
新サービスが思うように数値に表れなかった年でした。
こんな規模だからこそ目の前の数値を犠牲にしても、新サービスへのリソースを
しっかり割かないといけないということで2015年は前年以上、、、
メンバーの約4割を新サービス開発に充てましたが、
新サービス売上は全体売上の約3割にとどまりました。
この3割を多いと見るか少ないと見るかは、
色々と意見が分かれるところではありますが、
ウチの規模で勝負に出た年として、、
5割くらいはいきたかったのが本音です。

ちなみに2015年は新サービスのプロトタイプを5つほど実行しました。
プロトタイプからもう少し具体的にならないと商談が進まないケースが
多かったので、本来ならばプロトタイプからβ版にサービスを作りこみ
クライアントに持っていくのが理想でした。
が、複数のサービスを同時に進めたりしたことで、工数が確保できず
散漫になってしまい、なかなか商談を早めることができず。。
なので今期はニーズをしっかりマネジメントし、タイミング見てしっかり絞り、
製品化するというのを心がけていこうと思います。

ちなみにリニューアルした3Chartはおかげさまで好評ではあります。


2 HRogの訪問数が前年比約4.5倍になった

もともとは創業した5年前、完全プル型営業の仕組みを作りたいと思い、
HubSpot創業者が書いた「インバウンドマーケティング」
佐々木俊尚さんの「キュレーションの時代」を読んで、HR業界のニュースを
個人アカウントでツイートしはじめたのがスタートでした。
今でこそコンテンツマーケティングという言葉が使われるようになりましたが、
結構早くから取り組めたんじゃないかなぁと思います。
おかげさまで、2015年のサービス問い合わせ数は400件強いただくことができ、
マーケティングコストの削減に大きく寄与しています。

HRogの訪問数が伸びたのは、オリジナルコンテンツ強化の施策が
うまくいったことです。
日々増え続ける求人DBと過去のDBをマイニングして作るデータ系コンテンツと、
HR業界や採用についての興味や困りごとをベースに作るコンテンツが
特に受けてます。
今年はよりレバレッジをかけて採用についての
No.1メディアに向かっていきたいなと思います。
あとモバイルからのアクセスがようやく?半分くらいになってきたので、
アプリのテコ入れも実施予定です。


3 技術のスケールができた

AWSクラウドの進化はここに書くまででもないですが、、、
今期はAWSの最先端のサービスをかなり活用し、
コストを下げながらスケール可能な技術基盤が確立できました。
今後どんどん低コストかつスピーディーに
Webサービスができるようになっていくんでしょうね。
また生産性も高く大規模開発に向いてるTypeScript+AngularJSも
技術チームが習得し、今後の開発のベースになりました。
ただネットでも断片的な情報しかなく、まとまった書籍などが
なかなか見つからず、海外のブログなどを共有しながら
チームで勉強会などをやってるのは非常に頼もしかったです。



そして2016年、、6年目へ。。

6年目のスローガンは「スケール元年」にしました。

今年は前年と比べて売上は150%の伸びでした。
その前は200%なので、人数が増えてないとはいえ、
成長カーブとしてはゆるくなってしまってます。
非常に危機感を持ってます。この規模だとまだまだ2倍くらいの
成長をしていかないといけません。
なので成長カーブを更に指数関数的にもっていく1年にしていきたいという想いです。


具体的には「テクノロジー」「組織」「サービス」この3つが軸となります。

テクノロジーについては、クローリングの精度UPの実現や新技術を用いたり、
データマイニングが誰でもできるようにできる社内ツールを開発したり、
AWSクラウドを活用することで、コスト削減しながらスピーディーに
開発ができるようになってきました。
またiOSAndroidも習得し、マルチに対応できる技術チームができつつあります。
今後はエンジニア育成を仕組化し、開発がボトルネックにならない
体制を作っていきます。

組織については、ミッション・ビジョン・バリューをベースに、
会議での議長育成やセールス・技術の勉強会、
幹部会議にメンバーが見学参加できるようにしたり、
全社合宿で相互理解を促しコミュニケーションコストの削減を図ったり、
バランススコアカード(BSC)での経営管理などを行ってきました。
今期はOKRとダッシュボードを導入し、
より大きな視野でチャレンジできる土台を作ります。

サービスについては、テクノロジーの基盤がベースとなって、
フリーミアムモデルの構築やオペレーションの自動化、
HRogによる問い合わせ増など、マーケティングやオペレーションコストを
限りなく削減し、全てのサービスにおいて
シェアNo.1を目指します。


こうやって毎年振り返ってみると、だいたい自己採点は70点くらい。。
もっとこうすればよかった、ああすればよかったっていうのが出てくるので悔しい、、

今期は6年目ということで、人間でいうと小学1年生ですかね。
まだまだヒヨッコではありますが、1つ上のステージに上がったということで
危機感を持ちながら、、そして笑いも大事にしながら経営していきたいなと思います。

というわけで、メンバーのみんな、クライアントの皆様、パートナー企業の皆様、
今年もどうぞよろしくお願い致します。

2015年、読んでよかった本ベスト5

勝手にやってる毎年恒例のシリーズです。
さきほどAmazonで本の購入履歴数えたところ、2015年は81冊でした。
その中から、2015年個人的読んでよかった本ベスト5です。
※ちなみに2015年に発売されたワケではないので、ご了承ください。


第5位 スマホに満足していますか?〜ユーザーインターフェースの心理学〜

帯に「みんなジョブズにだまされてる!?」というのがあって、
いわゆる帯買いした本です。
今のスマホのUIを当たり前のように使ってますが、
例えばYouTubeで動画を観るという不便さなどが書いてあり、
言われると「確かに」と頷けるようなことが多々あって、
ハッと気付かされるような本でした。
そして何より難しいことをわかりやすい文体で書いています。
UIに関わる人ならオススメの本です。




第4位 コンテンツの秘密 ぼくがジブリで考えたこと

ジブリの鈴木さんに弟子入りしていた川上さんですが、
その頃のエピソードも含めたコンテンツ論。
コンテンツとクリエーターの定義など、今の時代背景に合わせた考察が
わかりやすく書かれてます。
ジャンルは違えどウチが運営しているHRogにも参考にさせてもらってます。

しかし賢い人は複雑な事象を整理整頓するのがうまいですね、、
そして書籍にする際に誰でもわかる言葉で表現してくれる。
動画より本が好きなのはそこにあるかも。




第3位 超高収益商品開発ガイド 粗利80%実現7つのステップ

何でしょう、、どストレートに利益出しまっせ的なタイトルではありますが、
非常に知的な中身です。
こちら元キーエンスの方が書かれた本でして。
キーエンスといえば工業用センサーに特化したメーカーで
営業利益率約50%というモンスター企業です。
海外売上比率も約半分くらいだった気が、、
何より有名なのは平均年収が約1300万ということでしょうか。

ウチでも新サービスについてはキーエンスのモデルを参考にしており、
その流れで行き着いた本です。
とにかくお客さんの「困りごと」を徹底的に収集・分析することで、
付加価値を最大限に高めるという、、
いわば当たり前の徹底を行ってることにつきます。

書いてあるノウハウも参考にはしてはいますが、
それより感銘を受けたのは、、
キーエンスのミッションは「付加価値の創造」なんですね、
まさにそれを戦略から戦闘レベルまで一貫して
徹底しているというところです。
そこに強さと凄みを感じざるを得ないです。


[実践] 超高収益商品開発ガイド 粗利80%実現7つのステップ

[実践] 超高収益商品開発ガイド 粗利80%実現7つのステップ



第2位 村上さんのところ

ハルキストならぬ、村上主義者です。というのは嘘です。
羊をめぐる冒険という1冊だけ読みましたが、
全く意味わからずでした。
でも村上春樹という人には前々から興味があったので、買いました。

このベスト5は読んだビジネス書を対象にしていますが、
これだけ毛並みが違うといいますか。
ビジネス書ではないですね。期間限定でオープンしていた
ユーザーとの交流サイト「村上さんのところ」での質問回答集です。

自然体であり、頑固であり、合理的であり、感情的でもある。
とにかく人間くさくて良いんです。
回答にユーモアがあって、読んでてホッコリしたり、
時には人生の大きなヒントになるような回答もあったりして
読んでて飽きません。
「そんなの自分で考えてください」と突き放すのもあったり。
一番印象に残ってるのは「優雅に生きることが最大の復讐である」です。
どうやらスペインのことわざらしいんですが。
村上春樹さんに興味のない人でも、面白いと思いますよ。


村上さんのところ コンプリート版

村上さんのところ コンプリート版



第1位 シンギュラリティ大学が教える飛躍する方法

そして、1位はこちらです。真面目な(?)本になってしまいましたが。。
そのままですが、、飛躍している企業を研究した本です。
GoogleFacebookなどのITトップ企業はもちろん、
テスラやUber、Airbnbなどの次の世代のメガベンチャーにも注目しており、
飛躍させるべき3つの要素は、テクノロジー・組織・サービスであること
など、参考になることが多かったです。

目標に対しての考え方で、KPIに代わるOKRという制度が紹介されてますが、
それは実際に導入しました。
KPIだとどうしても目標からの逆算でしかならないので、
飛躍、、スケールとは思想が違うこともあり
以前から少し違和感を覚えていたんですね。
OKRとはObjective and Key Result(目標と主な結果)の略です。
達成し得ない、というか達成率70%くらいのO(目標)を立てることで、
メンバー個人の発想が大きくなり
サービスをスケールさせる起点にもなりますし、
チャレンジを推奨し失敗を歓迎するというメッセージにもなります。
今期は本格的に運用し、どう組織が変わるか、、、少し楽しみです。


シンギュラリティ大学が教える飛躍する方法

シンギュラリティ大学が教える飛躍する方法

  • 作者: サリム・イスマイル,マイケル・S・マローン,ユーリ・ファン・ギースト,ピーター・H・ディアマンディス,小林啓倫
  • 出版社/メーカー: 日経BP
  • 発売日: 2015/08/05
  • メディア: 単行本
  • この商品を含むブログ (2件) を見る



というわけで以上です。

今年の読書ライフは、少しジャンルを広げてみようかなぁと模索中です。
2016年、僕もみなさんも良書に出会えますように!

5年目のスタート

2015年1月5日、ゴーリスト5年目スタートしました。
5年目となると、やれスタートアップだ、若い会社だとは言ってられない気がします。

そんなこんなで、全メンバーで改めて兜の緒を締める、そして笑いに笑った、、
そんなスタートダッシュを切りました。


まずは新年祈祷に

神田ということで、神田明神へ。

結構な人でした。



ふんふん、なるほど、神田明神



熊手をカブって買ってしまうハプニングも。



熊手でテニスしない、、バチ当たるぞ。。



ゆるキャラのミコッシーくん。



誰も突っ込まず、笑わず。。バチ当たりましたね。


第5期キックオフ


今年は東京駅近くに場所を借りました。




キックオフスタート。


昨期の年間スローガンが「doneファースト!」。
そして今期、、、

「決doneファースト!」に決まりました。

サービスや人が増え、できることが増えてくると様々な選択肢がでてきます。
シンプルにメリットデメリットを定量的に測れるものから、やってみなきゃわかんない定性的なものまで。
どれが正解かをわかるためには、まずはやってみるという、、すなわち「決断」が大事というメッセージ。

そして、その「決doneファースト!」を支える3つの軸を作りました。

「超速◯×」
 →新しい施策の◯×を速くすることで、次のアクションが1手速くなる

頭文字D
 →PDCAではなく、DCAP。決めたらひと通りパッとやってしまう。そこでの結果をもとにプランを立てる

「N3」
→1番意味ないのは、納得してなかったり、疑問を持ちながら仕事してること。「なぜなぜ、なるほど!」をもって決断と行動に移る


そして今期からはじめた、「年間MVP」と「年間メンバー推薦賞」。

年間MVPにはセブ勤務も経験したデザイナーが、年間メンバー推薦賞は運用に開発に守備範囲の広いエンジニアが受賞。




そして最後「終わりなき旅」をBGMに、これまでの4年の軌跡をムービーにして全員で見ました。
何人か涙を流す中、1人号泣のメンバーが。

「もう、、感動しちゃって、、うぅ。。」
「そうか、、、どこで泣けたん?」
「イントロですぐ。。」
「それミスチル好きなだけやん」

みたいなオチでキックオフは終了。


新年会&歓迎会

趣向を変えてイタリアンでやりました。

とにかくよく笑いました。クレーム来なかったのが奇跡だ。。


セブ勤務の彼は、久々に会ってお酒が飲めることの幸せをかみしめてました。


そんな中、、、役員の1人は飲んでこのありさま。。


もう1人の役員は年甲斐なく全力ピース。。
若い子が入ってきて、嬉しそう。。


というわけで

今期はある程度サービスもあり、メンバーも揃い、社風や仕事の進め方も固まってきて
これまでにないほど良いコンディションでスタートが切れました。
とはいえ採用に苦戦しそうではありますが、、、

価値観の合う人材採用を最優先事項としながらも
この1年「決doneファースト!」を掲げ、全力で駆け抜けたいと思います。