Goalist Developers Blog

What's your Goal?

株式会社ゴーリスト代表 加藤龍のブログ

餃子とあなごの誕生日

先日誕生日ということで、メンバーからサプライズいただきました。

 

会議室に大量の餃子。

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もちろんいつもお世話になってる「餃子の王将 神田東口店」で購入とのこと。

 

みんなでいただきました。

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しかしこの後餃子のにおいがヤバくて、、

同フロアの企業様にも迷惑をかけてた気が。。申し訳ございませんでした。

 

 

ちなみにその餃子を食べる前にこんなものを渡されました。

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、、なにこれ?

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メンバー全員でお金を集めて、僕をご馳走・おもてなしをするという企画でした。

2人1組になって店を選び、、、選ばれれば自分たちもあやかれるということで

キャッチコピーにもかなり力を入れたようです。

 

かなり迷いましたが、、、No.4のあなごの店に決めさせていただきました。

 

当日はUberでお迎えがきて、VIP感満載のおもてなしを考えてくれてたようですが

UBERでの迎え、、も何か手違いからか5分ほど右往左往するところからスタートし

 

明るくてええ人やけど話の腰を絶妙のタイミングで折ってくる店員さんが担当し

 

お目当てのあなごが来た時は、おもてなしの心を忘れたメンバーが我れ先にと

箸を突き出し、皿の上で交錯しながらつばぜり合いが行われ

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後半役員と共に合流してきて隣に座った新卒の声とリアクションが

ホンマにデカくて酔いも冷めましたが、、、非常に楽しかったです。

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明日からは年に一度の全社合宿。

お返しに笑いでおもてなしをしたいと思います。

入社して最初の3ヶ月が勝負

4月に入社したメンバーが、早速5月にメンバー推薦賞を受賞しました。

 

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「え!写真撮るんですか!写真は勘弁して下さいっ!」

言葉だけ聞くと、色々と誤解を招きそうな発言。。

このこじんまりとしたカウンターでかなり大きめの声を出したので、

最近顔を覚えてくれた大将も奥に引っ込んでしまい、変な空気でスタート。

 

 

銀座のお寿司とマンツーでゴハン、両方初ということで緊張してたみたいです。

 

さて彼女。4月に入社したばかり。新規営業を担当しています。

ウチの会社は創業当初からインバウンドマーケティングを行ってきたので、

テレアポをしたことがありません。

ただ彼女は前職でテレアポをずっとやってきたのもあって、

「好きにやってみ」と言ったら慣れてるテレアポをはじめました。

 

ウチには元リクルートのメンバーもいるんですが、その元リクからも

「いやぁ、、あれだけ淡々とテレアポをやり続けて、、、入りたてなのに

先輩にどんどん踏み込むのは本当にすごいと思います。。」と言わしめました。

 

とにかく行動がすごい。本人いわく、自分はバカだからとにかく行動するしかないと。

時間をしっかり管理して、数値にこだわる。

 

とまぁ新規営業としての心得はもちろんあるし、それを早速実行し受注も取ったので

ある意味当然の受賞です。

 

ただそのことを本人に言うと「本当はテレアポしたくないんです」と。

できることがテレアポだったからやったのであって、本当は違うことがしたいと。

「何でもしたらええでって言ったら何したいん?」と聞くと

「インバウンドマーケティングをしたい」と。

 

なので翌日「来月からインバウンドマーケ担当やって。」と伝えました。

 

もともとHRogというメディアもあるし、インバウンドもそこそこしてきてたので

ある程度は成果が出てます。しかしこれまで専任がいませんでした。

彼女はそのあたり未経験。ましてや専任でやるなら今きてる2倍の問い合わせ結果を

出してもらわないといけません。

 

それでも任せた理由は3つ。

 

1つ目は「やりたい」ことをやってもらうのが1番成果が出る(というかそう思ってる)からです。適性があまりにも違えば任せませんが。

 

 

2つ目は会社のステージです。

「やりたいことがやれる!」的なメッセージって、ベンチャーに多いですが、

「やりたい」を「やって」って言えるのって、、

なかなかステージによっては難しいんですね。

 

というのも会社が小さいころ、当初は食べるのに必死ですから、

仮にある仕事を「やりたい」と言われても

「今無理やわ。すぐに結果が出る出せるところでやって」と

言わざるを得ません。

 

じゃあ会社が大きくなったらできるんか、というとそう簡単でもない。

一般的にはラインで役割が明確になって成果を出してると、なかなかそこから

抜くのは難しい。。上司も嫌がりますよね。

あとはチームを移ったりするのに色んなルールができてるだろうし

経験者を採用できる力があるので、機会もそこまで多くない。。

 

それこそ本当に大きな会社になれば、、、新卒をグループ会社の社長にできる

会社もあるわけでして。成長とリテンションを兼ねた施策も打てますけどね。

 

そういう意味では、今のウチのステージはちょうどいいステージなんです。

もっと強化したいな、、やりたいな、、

mustちゃうけど今やっとくことは絶対プラスやな、、

でも経験者を採用するには少し博打な感じやしな、、

こんな仕事が山ほどあります(助けて↓)。

株式会社ゴーリストの採用/求人一覧 - Wantedly

 

なので今は「やりたい」を「やって」にできるステージ、そのタイミングで

手を挙げたのが決定的でした。

 

 

3つ目は入社してすぐにある程度の成果を出し、周りのメンバーから評価を

得たことです。

 

入社したてというのは、非常に注目が集まります。特にウチみたいな小さな会社では

なおさらです。その注目が集まってる段階で、成果を出すと

「あの人は仕事ができるな」という印象がつきます。

もちろんそれを持続するかどうかは本人次第ではありますが。

 

ただ逆に注目されている段階で「仕事があまりできないな」という印象を持たれると

それを覆すのはなかなか難しいことです。ましてや新人がどんどん入る環境となると

注目が新人に移るため、成果を出したとしても入社初期ほどインパクトを残せません。

(そういう入社インフレをなくすために会社で工夫してるところはありますけども)

 

新しいことは他チームとのコミュニケーションが大事になってきます。

そんな中では「仕事ができる、、できそう」というのって大事だったり

するんですよね。

 

ただ僕自身を振り返ると、、

入社して3ヶ月くらいは全くといっていいくらい結果も出せず、、先輩たちの

足を引っ張りまくってました、、

パソコンは触ったことないわ、クレームは出すわ、社用車事故るわ、、、

散々な社会人デビューやったけどそれでもグループ会社の社長になれたので、、うん。

しかし入社当初はホンマに辛かったな。。

 

というわけで彼女は来月からよりハードな日々になるでしょう。

持ち前のタフさと行動力でインバウンドのスケールを実現してもらいたいです。

 

最年少メンバーとしての卒業

3月のメンバー推薦受賞のゴハンに行ってきました。

 

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「ブログにupするから写真撮んで」

「え?恥ずかしいからやめて下さいよ!顔隠しますね」

って言いながらめっちゃカメラ目線やん、というツッコミはもちろんしましたよ。。

 

 

彼女はウチが運営している「HRog」の運営責任者。

先月も過去最高のアクセスを更新しました。

 

ちなみにHRog運営について、色々と聞かれますが専任は彼女1人です。

記事の企画やデータ分析など、その時に応じてセールスなりエンジニアなりが

集まって、みんなでやってます。

 

入社して約2年半。大学卒業した後、居酒屋でアルバイトの経歴しかなく。

最初はエクセルを使ったデータチェック業務のアルバイトとして入社しました。

ある打ち合わせの時に説明をしてたんですが、絵がめちゃうまかったので

「デザイナー目指してみる?」

「やってみます!」

みたいなスタート。

 

そこからhtml、cssイラレというのはもちろん、メディア運営にライティング、

インフォグラフィックに企画など、とにかくがむしゃらにやってきました。

アプリを作れるようになりたい、と言うので外部のスクールに通ってもらい

iOSの開発をやってます。

確実にできることを増やしてきて、他の中途採用の猛者共に負けない存在感を

出してくれてます。

 

彼女の成長の原動力は「危機感」と「周りの協力を取り付けるうまさ」です。

 

面接の時

「男性に頼らなくても生きていける経済力や社会力を身につけたい」

と言った彼女。

ワークスアプリケーションズスペシャリストたちが多く集まり、

未経験採用はほとんどしていなかったウチに参画したタイミング。。

周りは経験も豊富ですぐに成果を出せるメンバーばかり。

常にデキる人と自分を比べて、自分はまだまだできていない、、もっともっと

成長しないと、、と自分で自分を追い込めるのが本当にすごい。

 

とはいえ、まだまだできないことも多い。そのために周りのエンジニアや

営業、そして外部の人を巻き込んで自身のGoalに向かううまさも持っています。

 

2年半前、誰が彼女がここまでできると思えたか。

彼女を知ってる人ほど想像できなかったと思います。

時には自分で自分を疑っていたこともありました。

辞めた方がいいかもと言ってきた時もありました。

恋愛が良くも悪くも仕事に影響するタイプなので恋愛相談もこれでもか、

っていうくらいノリました笑

 

その度に話し、その度に涙し、何度も何度も立ち上がってきて今があります。

今はすっかりメンタルも強くなり、一皮向けた成長を見せてくれています。

 

 

ただ彼女、、、ビックリするほど天然というか何というか。

 

その昔、彼女のデスク近くに(なぜか)靴下が落ちてあったので

「これ誰のん?」と言ったら「やめてくださいっ!!!」と大声で言われて、

まるでおれが痴漢したような目でメンバーに見られたことがあったり、、、

 

その昔、同居してる別会社の人に

「ゴーリストの社長ってどんな人?」と聞かれ

「えっと、、、お尻の小さい人です」と答えたり、、、

 

あとタンクローリーって言葉を知らないとか、田原総一朗って誰ですかとか、、

たまにガクッと来る時がありますが、最近は日経新聞読んで常識を身につけるように

してるみたいです。

 

ゴーリストのミッションには

「プロフェッショナル」という言葉があるんですが、

ウチの定義は「どこに行っても通用する人材」としています。

 

エンジニアリングだけ、デザインだけ、営業だけ、経理だけ、というのはあまりにも

競争相手が多い。ましてや今後ソフトウェアなどに置き換えられる可能性も

否めない。。というわけでウチはT字型人材のチームを目指しています。

言うならば国語、算数、理科、社会、体育、音楽、、一定の項目は「4」を取って

おいて、自分の好きな得意な項目はひたすら突き抜けるイメージです。

 

(わけわからん例え書いてたら見つけました↓)

kotobank.jp

 

現在25歳の彼女。

今年は新卒も入ってきて、最年少メンバーとしては卒業。

先輩となった彼女が、これからどんな困難にぶつかって、どう解決して、

どれだけ成長するか楽しみです。

採用をガチでやった結果、8人採用できました

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けっかはっぴょ〜う!(浜ちゃんで脳内再生してください)

 

ということで結論、今年に入って8人(中途6人、新卒2人)採用できました。

今期はスケール元年ということで、創業以来はじめて伝手以外でも

採用を実施。この3ヶ月は何においても採用に力を入れました。

 

採用するまでは11人だったので、倍くらいになりましたね。

ホンマに紆余曲折ありましたが、ほぼ計画通りに採用ができました。

もともと10年くらい人材業界にいましたし、最近出たサービスもわかってる

つもりだったので「コストある程度かけたらいけるやろ」と思ってましたが

いやぁ、、それはそれは大変でした。

 

従来の人材紹介や求人媒体、伝手はもちろん最近出てきたサービスまで

色々と試しましたので、参考に、、そして備忘録としてアップします。

 

 

使ったサービスとコスト 

使ったサービスはこんな感じです。

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

人材紹介4社(総合型1社、IT強い系2社、営業強い系1社)

新卒媒体

Wantedly(ソーシャルリクルーティング)

Paiza(コード採用)

ベツルート(イベント型新卒採用サービス)

伝手(リファーラル)

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

 

で、採用できたチャネル内訳はこんな感じ。

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

人材紹介4社→ 0人

新卒媒体 → 0人

Wantedly → 3人(エンジニア、営業、システム運用)

Paiza  →   1人(エンジニア)

ベツルート → 2人(営業、エンジニア)

伝手    →  2人(デザイナー、エンジニア)

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

 

 

でした。コストはこんな感じ。

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

人材紹介4社 →0円

新卒媒体  → 30万円 

Wantedly  → 60万円(月額10万×6ヶ月)

Paiza    → 100万円(年収×25%)

ベツルート →120万円(@60万円)

伝手    → 0円

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

 

 

まとめると(最初からまとめろって話ですが)

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となりました。

 

 

採用活動の体制

当初は人材紹介がメインだったので、担当者呼んで求める人物像伝えて

あとは外部人事部として動いてもらおうという考えでした。

ただ後述しますが、そんな簡単にはいかず。。

なかなかうまくいかなかったのでプッシュ型の採用手法を取り入れることに。

そしてプッシュ型は工数をかけないと効果がないと判断、

ということで1人役員を専任につけてスタートしました。

 

なので

ーーーーーーーーーー

採用責任者1人(役員)

採用アシスタント0.5人(他業務と兼務)

面接担当2人(CTOと自分)

ーーーーーーーーーー

という体制でスタート。

 

 

力を入れたポイント

いい人を採用するには、ある程度の母数と会うことが前提なんでしょうけど

ウチみたいな小さな会社ではそこまで工数を割くことができません。

 

なので

「会うまでに限りなくマッチング精度を高める」

という戦略にし

 

戦術としては

「会社の哲学・思想を明確に文字にした求人票」

「経歴をガッツリ読み込んだ魂のスカウトメール」

「定性情報が伝わる採用ホームページ」

を軸とし、活動をスタートしました。

 

 

面接でのポイント

会社説明会&一次面接はSkypeでも実施。

また面接の合否は遅くとも翌々日までに出してました。

 

面接では自然体で話せる雰囲気作りなどはしながらも、ガッツリ踏みこんで

面接をしました。

「誰と働きたいかを重視するどうか」あとは「何がしたいか」

を中心にヒアリング。こちらからはミッションビジョンバリューを中心に

サービス内容よりは構成しているメンバーや文化などを主に伝えました。

 

あと意識したのは会社として

「できてないこと」「決めきれていないこと」「ダメなとこ」

を伝えることでした。

コワイのは採用した後のミスマッチ。

早期退職によって仕事がまわらないのはもちろん、既存メンバーが落胆したりして

社風の悪化が1番キツイですからね。

もちろん、辞めたてしまう方にとっても何もいいことはないので。

 

またこのステージで1番やっちゃいけないのは「能力>価値観」の採用。

「もうめちゃくちゃ欲しい、、スキル能力的には120点、、、でも

価値観が少しズレてる。。でも採用しちゃいたい、、何とかなるでしょ。。」

こういう誘惑が出てきます。

そこをグッとこらえて、妥協なく判断しないと、既存メンバーとの軋轢から

はじまる社風のズレ、それを立て直すマネジメントコストが高くつくので。

 

あと珍プレー?としては、、、

スキル能力的に満点、価値観もマッチしてて、ウチへの志望度も高く、

個人の志も高いかなりいい人が面接きてくれたんですが、、

踏み込みすぎたのかこちらから

「フリーで全然やれるんじゃないですか?」

という一言がキッカケで、フリーになってしまった人もいました笑

かなりの痛手でしたが、正しいことなんだと思います。

ちなみにその方とは外部パートナーとして、良い関係が築けそうです。

 

 

人材紹介は難しい 

「成功報酬で1番コワイのは成功報酬やからいい人いたら紹介しますってところなんですよウチのGoalは絶対採用せなアカンってとこなのでそこの共通認識だけは持ちあわせて下さいねあと求人票出すところはスタートなのでそこからのすり合わせとかしっかりして欲しいんです1番困るのは最初数名だけ紹介してそのあと何の連絡もなくなることなんですよね動いてくれてるのかどうなのかしっかり進捗が欲しいんですでないといつまでもウチの問題は解決されないままですからねただもちろん商売なのでロットの大きいところや応募承諾が取れやすい有名なところにいくのもわかりますよ僕も昔人材紹介業やってましたからねなのでそうならそうとハッキリ言ってくださいなので手数料は35%払いますし与信がこわけりゃ前金でも払いますからそれくらいホンマに困ってるんですよ今年はスケール元年でこの採用がうまくいかないとはじまらなくt(ゼェゼェ」

 

ということを熱込めて紹介会社に言ったんですが、、結果ほとんどの紹介会社が

最初数枚の書類が送られてきて、それ以降はこちらから突かないとレスがないような

状態になったんですよね。。まぁ商売だしウチの魅力とか年収とか

そういったのも絡んでくるのでしゃーないんですけどね。

ただエージェントとしての立場であれば、マッチング精度がめちゃ高いか

とにかく候補者をたくさん送るかしないと、、、

登録者確保を外部に頼ってる紹介会社が多いので、まさにどこで価値を出すか。

まさにマッチングの精度なのかマッチングの数なのか。。量なら量、質なら質、

どっちかに振り切らんと今後しんどいんじゃないでしょうか。

 

いずれにせよ、転職者からも人材紹介会社からも選ばれる、、

いわゆる「モテる会社」にならんとなと改めて思った次第です。

 

 

その他所感

・自分が人材業界に10年おってこの難易度なので、、採用市場を知ってる人がいない

 小さな会社さんは採用ホンマにキツイんやろうなと

・採用サービスが乱立してるので、自分たちがどのサービスがいいのか、、

 総合的に判断コンサルしてくれるサービスあったらいいな

・というわけで業界のみなさま、採用力の無い会社を助けるサービスをお願いします笑

成長は階段のように

ウチの会社では、メンバーが1票ずつ投票して選ばれる

メンバー推薦賞というものがありまして。

その受賞者と飲んできました。

 

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こんなイケメンで

 

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ええ顔してますが、、、

ここに来るまでは決して簡単ではありませんでした。

 

 

彼がウチの会社に入ったのはホンマに偶然というか

何というか。こんなやり取りがキッカケでして

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前職で1度会っただけだったんですが、、

爽やかで礼儀正しいのを覚えてまして、彼の知人ならいい人おるかなと

思いメッセージをしたら、彼自身が転職を考えていたんで

次の日に大阪に飛んでいって口説いた、というわけです。

焼肉屋でMac広げてパワーポイント使って、必死で口説きました。

 

ただ当時、彼は上場している大手企業、地元の大阪で働いてました。

付き合ったばかりの彼女がいましたし、1人暮らしもしたことがない。。

そんな中、ウチみたいな吹けば飛ぶようなベンチャーに、、

そして東京に出てくるというのはよほどの覚悟がないとできません。

 

それでも彼は入社してくれました。

大阪が大好きな彼なので、東京で結果残していつか

大阪に拠点を持つくらい成長する、、と。

 

が、半年ほど結果が出ず苦しい日々でした。

 

EC業界からHR業界向けのITサービス、とまず業界が違う。

そして彼いわく「自由すぎて、どうしていいかわからない」と。

ウチのセールスは売上目標がありません。

1つだけ行動目標がありますがそれ以外は自由。

これまでの会社とは仕事のやり方や目標の考え方が全然違うということで

なかなか思うような行動ができず、もちろんそれに伴い結果が出ない日々。

 

面談やランチに行く度に

「申し訳ないです」「自分が情けない」「東京に出てきたのに。。」

を連呼していました。

 

ただ彼には

「すぐに結果が出るような仕事は大した仕事じゃない」

「とにかく1日1日、当たり前の徹底をしよう」

ということを一貫して言い続けました。

 

結果、半年かかりましたが大きな成長を遂げました。

売上はもちろん、業界知識やクライアントからの信頼、社内エンジニアチームとの

コミュニケーションなど、、全てが急にうまく回るようになったんです。

 

勝因は、素直さと実直さです。

言われたことをまずはやる、わからなければ聞く、ひたすらこの繰り返しを

真面目にコツコツやって、メンバーとクライアントの信頼を勝ち取った結果です。

 

よく言われることですが、成長は階段のよう。

結果が出ない日々が助走となって、ある日垂直に成長します。

この結果が出ない日々、、そういう状況でどういう思考、どういう行動を

するかがホンマに大事。

我慢強く、粘り強く、、迷わずに、、不安を払拭しながら

最後は自分を信じてとにかく行動し続ける、、そういう人は必ず成長します。

経営も同じですね。

 

ただ彼自身のGoalに近づくためには、、また会社からの期待に応えるには、、

まだまだ成長してもらわないといけません。

 

4月からは大阪から彼女が大阪から来るということで

男としてもますます責任を持つ立場。

 

こんな写真を

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Facebookのアイコンにするくらいの勇気があるので、

それを仕事に活かしてもっともっとビッグになって欲しいと思います。。

 

※ちなみに彼のプロフィールはこちらです↓

http://www.goalist.co.jp/recruit/member.html

 

 

人生初の入院

年明け間もない1月13日から、約2週間。
人生初の入院をしてました。

高校時代にバスケの試合中に膝の靭帯を痛めてしまい
それ以来大学時代含めて3、4回ほどやってしまってました。
スラムダンクの三井のやつと同じケガです、恐らく。

ちなみに当時、がんばって努力して掴んだレギュラーの座を
後輩に奪われることになり、、それからは黒い青春時代を過ごしました。
悔しかった。。

さて、当時医者からは
「今は若いからほっといても数週間で走ったりはできるようになるけど、、、
歳取ったら色々と支障でてくるかもね。」
と言われてました。

ただ入院が2週間ほど必要ということもあり、費用も30万ほどかかる。。
社会人になってからはそれこそいく暇もない日々。。
別にアスリートのように身体を動かすわけではないし、正座ができないくらいで
生活には何の支障もない、、、ということで放置すること約20年。。

そんな中、、転機?が訪れまして。
ここ数年、身体を鍛えることをしていたんですが、去年の11月くらいですかね、
とある体幹トレーニングをしてる最中に膝が猛烈に痛み、、
まともに歩くことができなくなりました。

病院に行くと、やはり学生時代にやったケガが原因。
ということで今回思い切って、長年の膝にケリをつけてやるということで
手術することを決意しました。前十字靭帯再建術という手術です。


手術&入院してみて

気づいたことや知見をつらつらと。
1 内視鏡手術は短時間で傷跡も少ない
 ・手術室はリラックスさせるためにヒーリングミュージックがかかっていた。
  手術は3時間弱ほどで終了。
 ・全身麻酔をしたので、寝て起きたら終わってた。傷跡もそれほど目立たない。
 ・ただ全身麻酔をする際に、麻酔科の先生が「あれ、、おかしいな。。」と
  言ってたのが最後の記憶で、おいおい死んでまうんちゃうんかなと少し覚悟した。
  生きててよかった。。


2 使わないとすぐに衰える
 ・手術後、右足は自力で全く動かせない状態。
 ・筋肉を使わないので、右足だけがどんどん細くなっていく。
 ・普段ホンマ普通に動かしてるだけで、筋力が維持されてるのかと思うと
  ルーティンの重要さを改めて知ることに。また使わないとすぐに衰える。
  これは仕事でも同じかなと。何気ないルーティン大事。
  

 (手術後すぐ、病室にて)


3 身体の回復をガチで感じた
 ・術後2日目からリハビリを開始。
 ・日を追うごとに徐々に動いたり、筋肉がついてくるので、
  達成感というか嬉しさが半端ない。
 ・経営やってると明確に「これができるようになった」みたいな
  感覚はないのでとても新鮮だった。
  逆にそういう感覚を持てる種類の仕事も取り入れたいなとも思う。


 (リハビリ後、アイシング中)


4 その他もろもろ
 ・テレビを久々によく見てたけど、コンテンツの質はやっぱり高い。
  あとSMAPベッキーに詳しくなってしまった。
 ・今回1番苦しかったのは、とにかく寝れなかったこと。術後の鈍痛もあるし、
  身体も疲れないから。睡眠導入剤をもらったが全然効かず。
 ・ネット環境もあり個室だったので、仕事の影響はほぼ無し。
 ・部屋でultra soulかけながら筋トレしてたら看護師に笑われた。
  何がおかしいねん。おかしいか。
 ・天然系看護師に幾度もやられた。
  もう無いのに点滴の針1日刺しっぱなし事件など。
  これも人手不足の余波なのか。。
 ・茶髪のギャル風看護師が見事にタメ口。そのままか!


5 そして退院へ。。
色々あったけど、人生初の経験ってのはやはり新鮮で面白かった。
リハビリ行きながら筋力UPしていくのは楽しみ。
完治したら久々にバスケしたい。ただ通常歩行までまだもう少しかかりそうなので、、
商談や飲みの際はご迷惑おかけしますが、よろしくお願いします。。

創業から5年が経ちました、そして6年目へ。。


あけましておめでとうございます。
しかし気がついたら年末年始が終わってた、、くらい今年は
あっという間だった気がします。

では2015年の振り返りをしたいなと思います。
ちなみに昨年の振り返りはこちら


1 新サービスの売上が全体の約3割だった

いきなりネガティブ?ではありますが、
新サービスが思うように数値に表れなかった年でした。
こんな規模だからこそ目の前の数値を犠牲にしても、新サービスへのリソースを
しっかり割かないといけないということで2015年は前年以上、、、
メンバーの約4割を新サービス開発に充てましたが、
新サービス売上は全体売上の約3割にとどまりました。
この3割を多いと見るか少ないと見るかは、
色々と意見が分かれるところではありますが、
ウチの規模で勝負に出た年として、、
5割くらいはいきたかったのが本音です。

ちなみに2015年は新サービスのプロトタイプを5つほど実行しました。
プロトタイプからもう少し具体的にならないと商談が進まないケースが
多かったので、本来ならばプロトタイプからβ版にサービスを作りこみ
クライアントに持っていくのが理想でした。
が、複数のサービスを同時に進めたりしたことで、工数が確保できず
散漫になってしまい、なかなか商談を早めることができず。。
なので今期はニーズをしっかりマネジメントし、タイミング見てしっかり絞り、
製品化するというのを心がけていこうと思います。

ちなみにリニューアルした3Chartはおかげさまで好評ではあります。


2 HRogの訪問数が前年比約4.5倍になった

もともとは創業した5年前、完全プル型営業の仕組みを作りたいと思い、
HubSpot創業者が書いた「インバウンドマーケティング」
佐々木俊尚さんの「キュレーションの時代」を読んで、HR業界のニュースを
個人アカウントでツイートしはじめたのがスタートでした。
今でこそコンテンツマーケティングという言葉が使われるようになりましたが、
結構早くから取り組めたんじゃないかなぁと思います。
おかげさまで、2015年のサービス問い合わせ数は400件強いただくことができ、
マーケティングコストの削減に大きく寄与しています。

HRogの訪問数が伸びたのは、オリジナルコンテンツ強化の施策が
うまくいったことです。
日々増え続ける求人DBと過去のDBをマイニングして作るデータ系コンテンツと、
HR業界や採用についての興味や困りごとをベースに作るコンテンツが
特に受けてます。
今年はよりレバレッジをかけて採用についての
No.1メディアに向かっていきたいなと思います。
あとモバイルからのアクセスがようやく?半分くらいになってきたので、
アプリのテコ入れも実施予定です。


3 技術のスケールができた

AWSクラウドの進化はここに書くまででもないですが、、、
今期はAWSの最先端のサービスをかなり活用し、
コストを下げながらスケール可能な技術基盤が確立できました。
今後どんどん低コストかつスピーディーに
Webサービスができるようになっていくんでしょうね。
また生産性も高く大規模開発に向いてるTypeScript+AngularJSも
技術チームが習得し、今後の開発のベースになりました。
ただネットでも断片的な情報しかなく、まとまった書籍などが
なかなか見つからず、海外のブログなどを共有しながら
チームで勉強会などをやってるのは非常に頼もしかったです。



そして2016年、、6年目へ。。

6年目のスローガンは「スケール元年」にしました。

今年は前年と比べて売上は150%の伸びでした。
その前は200%なので、人数が増えてないとはいえ、
成長カーブとしてはゆるくなってしまってます。
非常に危機感を持ってます。この規模だとまだまだ2倍くらいの
成長をしていかないといけません。
なので成長カーブを更に指数関数的にもっていく1年にしていきたいという想いです。


具体的には「テクノロジー」「組織」「サービス」この3つが軸となります。

テクノロジーについては、クローリングの精度UPの実現や新技術を用いたり、
データマイニングが誰でもできるようにできる社内ツールを開発したり、
AWSクラウドを活用することで、コスト削減しながらスピーディーに
開発ができるようになってきました。
またiOSAndroidも習得し、マルチに対応できる技術チームができつつあります。
今後はエンジニア育成を仕組化し、開発がボトルネックにならない
体制を作っていきます。

組織については、ミッション・ビジョン・バリューをベースに、
会議での議長育成やセールス・技術の勉強会、
幹部会議にメンバーが見学参加できるようにしたり、
全社合宿で相互理解を促しコミュニケーションコストの削減を図ったり、
バランススコアカード(BSC)での経営管理などを行ってきました。
今期はOKRとダッシュボードを導入し、
より大きな視野でチャレンジできる土台を作ります。

サービスについては、テクノロジーの基盤がベースとなって、
フリーミアムモデルの構築やオペレーションの自動化、
HRogによる問い合わせ増など、マーケティングやオペレーションコストを
限りなく削減し、全てのサービスにおいて
シェアNo.1を目指します。


こうやって毎年振り返ってみると、だいたい自己採点は70点くらい。。
もっとこうすればよかった、ああすればよかったっていうのが出てくるので悔しい、、

今期は6年目ということで、人間でいうと小学1年生ですかね。
まだまだヒヨッコではありますが、1つ上のステージに上がったということで
危機感を持ちながら、、そして笑いも大事にしながら経営していきたいなと思います。

というわけで、メンバーのみんな、クライアントの皆様、パートナー企業の皆様、
今年もどうぞよろしくお願い致します。