短期目標と長期目標を達成するやり方
ちょっとこのtweetでは言葉足らずだ。。。
A「ANDの精神でしょ?」
B「は?ANDの精神って何よ?」
というくだりにしなきゃいけなかったですね。
まぁとりあえず、書きます。
ちなみにビジョナリーカンパニーには「ANDの才能」と書かれてますね。
僕にはそんな才能、ないです。
(良い本、というか偉大な本に書いていることって実行するの難しくないですか?)
僕は
「ANDの精神」
でもなく
「AND才能」
でもなく
「ANDのやり方」
というのを提唱したいです。
▶「直ちに業績への影響は無い」
マネジメントする立場の方は短期の目標と長期の目標を持つケースが多いかと思います。
計画作成時には
「よーし、今期は絶対に長期目標もやりきるぞー。」
と意気込みます。
しかし現実に戻ると、それはそれは怒濤の毎日。
毎月の目標、毎週の目標、毎日の目標に追われます。
次第に、短期と長期のタスクの調整ができない、というか大抵は長期の方がおざなりになってしまうもんです。
短期目標>長期目標
になってしまうのは仕方ないこと。
なぜなら
短期目標はみんなが目を光らせています。
でも
長期目標は「直ちに業績の影響は無い」ですよね。
また
短期目標は定量、すなわち数値、が多く
長期目標は定性、すなわち仕組み作り、が多かったりします。
分かりやすい、追いかけやすい、目立ちやすい、
ということもあって
短期目標>長期目標
となってしまいます。
両方、すなわちANDでやるにはどうしたらイイか。
まずこの「AND」を片付けちゃいましょう。
ANDを「同時」という意味ではなく「順番」と解釈しちゃうんです。
▶時間割を作る
同時に2つのことを考えられますか?
同時に2つのことを実行できますか?
僕はできません。
悔しいですが、ビジョナリーカンパニーに書いてあるような
「ANDの才能」をまだ僕は持ち合わせてませんし、なかなか持ち合わせてる人は少ないですよね。
だから順番を決めるんです。
短期目標を達成するためのTodoと
長期目標を達成するためのTodoを
こなす順番を。
どんな壮大なビジョンだって因数分解すれば、1つのTodoになります。
そのタスクを自分のスケジュールと照らし合わせて「時間割」を作りましょう。
▶誰にも邪魔されない環境に身を置く
タスクに分解して、いつやるか、まで決めてる人もいるかと思います。
でもなかなかやれないですよね。
短期目標のTodoについては、あまり考えなくても大丈夫。
環境が勝手にTodoを進めてくれます。
考えなければならないのは長期目標のTodoです。
長期目標のタスクの「時間」がきたら、誰にも邪魔されない環境を作りましょう。
自分の机にいると、そこは短期目標の巣窟です。
上司、部下、ホワイトボード、顧客からの電話。。
そんな中では集中できません。
近くのカフェでもいいし、会議室でもいいし、公園でもいい。
とにかく環境を変えましょう。
「決めても、やれない」のは自分の意思のせいではない、と割り切ることです。
意思のせいにしてたら、意思が強くなるのを待つしかないですもん。
そんなものはいつになるかわからないので、さっさと環境を変えましょう。
そして誰にも邪魔されずに考える時間をどんどん増やしましょう。
そうやって環境を変えて考える時間を作り、習慣が付いてくると
たまに「かいしんのいちげき!」が出ます。
短期と長期、このトレードオフにある関係を打破する解決策が生まれることがあります。
かいしんのいちげき!の例を知るには、ザ・ゴール2がおすすめ。
例えば
「12時まで遊びたい娘と10時までに帰らせたい父親。どうすれば解決するか?」
など、身近な例でわかりやすく解説されています。
▶(強引な)まとめ
「ANDの才能」が僕のようにまだ備わってない人は
「ANDの精神」が単なる精神論にならないためにも
「ANDのやり方」をマスターするのが近道だと思います。
僕も英語習得という長期目標を達成するために
改めて時間割を見直して取り組まないと、です。