人の手を借りるのではなく、人の頭を借りる
起業して8ヶ月経ちました。しっかし早いです。
やること、考えることがかなり盛りだくさんになってきたので、先月はじめの週次レビューで
改めて短期的課題と長期的課題、という二軸で考えて整理してみました。
▶人の手を借りるのではなく、人の頭を借りる
短期的課題は、利益とキャッシュフローの増加です。
どんどん増やさないといけないですね。増えると安心、嬉しい、言うことなし。
長期的課題は、人材採用と「次」のビジネスモデルです。
これがまた時間かかるし、難しいです。そしてリスクのかたまり。
ということで、人材採用は毎月「Innovation Lab」と称して若手人材の会合を開催しています。
そして「次」のビジネスモデル構築については、完全に自分たち以外のリソースを借りる事にしました。
前にも書きましたが、「Next Goal Lab」です。(エントリーから抜粋)
9月から、毎週金曜の19:30ごろから品川近辺でやります。
限定5人までで。
これは「IT、Web、アジア、人材」あたりをキーワードにビジネスモデルを考える会です。
実はこのキーワードはウチの会社に絡むものばかり。
つまりビジネスモデルを皆さんのブレーン(頭)を借りて作る、感じです。
非常にウチにとって都合のいいイベントでございますw
というのは冗談でして、、、その出て来たアイデアをウチがするのか、参加者の誰かがするかはわかりません。
モデル、会社のステージ、必要なリソースによってできるできない、やるべきか否かが変わりますし。
もともとはNakedも違う会社の経営者と話して出て来たアイデアなので、参加する方々もそういう体験ができればなーとも思ってます。
もちろんウチも恩恵が受けられれば最高です。
まぁ何より社外の方とビジネスモデルを話す過程は、参加者にとってもかなり楽しく刺激になること間違いないですし。
中身は濃くそして楽しいものにしたいので、招待制では無いものの、まずはクローズドで初めたいと思ってます。
ゴハンを食べながらなので、固すぎず、、でもテーマがテーマだけに柔らかすぎない感じでやりたいですね。
第一回は先週の金曜、9/2に行いました。
「IT、シンガポール、人材」という切り口から始まったのですが
「ビッグデータ、アジア、マッチングビジネス、人口動態、英語力」とかなり抽象化され
議論に幅が出てかなり盛り上がりました。
それぞれ属する業界、会社が違うので、同じ事実の見方や解釈も違います。
これは1人はもちろん、同じ会社のメンバーだけでは得られないことでしたね。
▶技術の世界だけではない「オープンソース」
技術の世界(という表現では少し乱暴ですが)オープンソースという言葉があります。
何となく意味はわかるかと思いますが、エントリーを書くにあたり調べてみました。
(以下、wikipediaからの抜粋)
自由な再頒布ができること
ソースコードを入手できること
派生物が存在でき、派生物に同じライセンスを適用できること
差分情報の配布を認める場合には、同一性の保持を要求してもかまわない
個人やグループを差別しないこと
適用領域に基づいた差別をしないこと
再配布において追加ライセンスを必要としないこと
特定製品に依存しないこと
同じ媒体で配布される他のソフトウェアを制限しないこと
技術的な中立を保っていること
代表的なオープンソースをいくつか挙げてみると
などがあります。これらのオープンソースによって、様々なプロダクトで生まれています。
持っている技術を万人に公開し、技術者がそれらを活用及び改善していく。
リソースをレバレッジにかけて、運用しているみたいなもの(ちょっと違うか)。
その分アウトプットもかなりの数になるでしょうし、質もどんどん高いモノができます。
この「オープンソース」の仕組みを、うまく活用できないかなと思い考えたのがNext Goal Labなんです。
左が技術のオープンソース、右がビジネスモデルのオープンソース
(はてな記述がわかってないので見にくいです、、すいません)
<技術のオープンソース> <ビジネスモデルのオープンソース>
ベーシックは「とある」技術 = ベーシックはキーワードを絞って策定(IT、アジアなど)
複数の技術者が技術を使って改良 = 複数のメンバーが知識と経験を使って改良
アプリケーションを開発 = ビジネスモデルを開発
1つだけ違うのは
万人にオープン≠限られたコミュニティ内でオープン
というところでしょうか。あと参加者同士がドンピシャの競合だとやりにくいですね。
なので、、、
技術ほどオープンにはできないものの、条件付きであればオープンソース化が可能なんだと思います。
ということで技術のオープンソースと紐づけてみましたが、、やや強引な感じが素敵ですね。
でも実行できてるから良しとさせて下さいw
▶プロセスを通じて自分を磨く
前回参加メンバーを募集した時にメールで
「そこで作られたビジネスモデルは誰がやるのか?」
という質問を受けました。
それに対しては「誰がやるかは分かりません。」と返信しました。
モデルそのもの、企業のステージや戦略、リソースにプライオリティ、直感的にやりたいかどうかなど。
色んな条件が整わないと本気ではやれないと思うからです。
なので、最初から決められないです。やりたい人がやれればイイという考えです。
第一回を終えて、むしろ大事なのはビジネスモデルまでたどり着くプロセスかなと思いました。
自分にはない様々な知識と経験を持つ人々と「ビジネスモデル」という方向を向いて話す。
後日、そのやり取りを反芻し、頭の隅々に染み渡らせる。
そうすることで日々の「何か」から「何か」を生み出すアンテナが研ぎ澄まされるんだと思います。
というわけで、毎週金曜日にやっておりますので、
ご興味ある方は是非ご連絡ください。
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品川で みんなで作ろう ビジネスモデル(字余り)