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What's your Goal?

株式会社ゴーリスト代表 加藤龍のブログ

200本安打が途切れたイチローと、スティーブ・ジョブズの共通点

(読了時間:約8分)


全国のイチローファンのみなさま、こんにちは。

ご存知の通り、イチローの連続200本安打の記録が途切れました。。残念。

イチロー、11年目で途切れる。大リーグ連続200本安打。
http://www.47news.jp/CN/201109/CN2011092901000472.html(47NEWS)

でもその後のインタビューでイチローはこう語ってました。

「なぜか晴れやか」
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20110929-00000073-jij-spoYahoo!ニュース)

イチローがこの「晴れやか」というコメントを出した時に、僕が思ったのは「やっぱり!」でした。

と同時にまた何かやってくれるという確信さえ持てたんです。

実は結果が出る前にその理由をエントリーしようと思ってたくらいです。

「じゃあ書いとけよ」なんですが最後の最後まで達成の可能性を信じてたので、イチローファンとしては書けなかった。。うぅ。

どんだけ感情移入してんだ、って話なんですが、でもそれくらい好きなんです。


(僕が持ってるイチロー本の一部)



僕は生粋のイチローファンですので、200本安打達成が現実的に達成が難しくなってからは

「今イチローはどんな心境なのか」ということを考えてました。1日1回は考えてましたね。多分。

常々イチローは「200本というのは僕にとって特別な数字」と言ってましたし、もし届かなければどうなるんだろうと。

さすがのイチローも心が折れてしまうのでは、、、なんて考えてた時に頭に思い浮かんだ人物がいました。

Appleの創業者であり、、今は「元」CEOですね。そう、スティーブ・ジョブズです。



築き上げて来たモノが崩れた時に得れるもの

よく知られていることですが、念のため。

ジョブズは30歳の時にAppleから追放されます。クビですね。これまで自分のすべてを懸けてきた会社を失ったわけですから

相当なショックなはずです。でもジョブズはこう語っています。

I didn't see it then, but it turned out that getting fired from Apple was the best thing that could have ever happened to me.
The heaviness of being successful was replaced by the lightness of being a beginner again, less sure about everything.
It freed me to enter one of the most creative periods of my life.

その時は分からなかったのですが、やがてアップルをクビになったことは自分の人生 最良の出来事だったのだ、ということが分かってきました。
成功者であることの重み、 それがビギナーであることの軽さに代わった。そして、あらゆる物事に対して前ほど自信も持てなくなった代わりに、
自由になれたことで私はまた一つ、自分の人生で最もク リエイティブな時代の絶頂期に足を踏み出すことができたんですね。
スタンフォード大学でのスピーチより抜粋)


そしてジョブズはここから

→Nextというコンピューター会社とトイストーリーでおなじみのPixarを経営

→ディズニーの筆頭株主

→NextがAppleに買収されCEOに

iPodiPhoneiPadMacを次々とリリース

時価総額世界一の会社へ

とまぁ、とてつもないことを成し遂げてきました。



スポーツとビジネス。

活躍しているステージは違えど、一度頂点を極めた人物が再び解放されると、その反動でとてつもない事を成し遂げるのではないでしょうか。

イチローは別のインタビューでこう言ってます。

200安打を達成するのか、しないのか「ゼロか100かという空気は感じていた。
(途切れたことで周囲の)期待が変わったら楽だな」と肩の荷を下ろしたように話した。
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20110929-00000053-mai-baseYahoo!ニュース)

失う事は本来の自分を出すイイ機会

僕は以前、とあるグループの子会社で代表を4年ほど経験したことがあります。

社員は50人くらい、上場するぞ、的な状況でした。ですが結果、うまくいきませんでした。

それから代表というポジションから外れたのですが、正直ホッとしたのを覚えてます。

周りからは色々な見方もされたし、色々言われましたが、もう関係ないんですね。

プライド持つ必要無いし、周りの目や他人からの評価も全く気にならなくなると、ものすごく軽くなる感じ。



そこからはもう、自由に伸び伸びと仕事ができました。当然結果もついてきました。

ITシステムやWebマーケティング、クローリング技術やASP事業、経営コンサルなど、

全く知識と経験もなかったことがどんどん自分のモノになっていきました。

人脈もこれまでとは違う、質の高い方々とつながることもできて、独立してからも本当に助けてもらってます。

ものすごく人見知りなんですけどね。。。(←関係ないか)



もちろん成功もヘッタクレも経験してないので、そのまま当てはめるのは恐れ多過ぎはしますが、、、

でもサイズは違えど同じだと思うんですね。

一度築き上げて、、周りからの見え方も決まっちゃって、、自分本来のポテンシャルが出せなくなる、みたいな。


ですので何か「変わりたい」とか「もやもやしてる」人や組織は、何かを思い切って捨てることで

新たな何かが生まれるんだと思います。人なら役職とか役割とか見られ方とか。組織なら計画とかポリシーとかですかね。



まぁ僕なんか彼らに比べたら失うものなんて全くと言っていいほど無いわけですから、今にも増してもっと思い切って

やらなアカン!と改めて思えました。イチローの200本安打が途切れたおかげで、そう思えました。

記録という呪縛から解き放たれたイチロー、とんでもないことをまたやってくれそうです。


おまけ

これは、気分をグッと上げたい時に必ず見る動画です。

WBC決勝戦のイチローの最終打席のシーン。

この大会、イチローは絶不調で決勝戦まであまり結果が出せませんでした。

マスコミにも叩かれまくってました。そして決勝戦の延長。相手は因縁の韓国。勝ち越しのチャンス。そしてここでバッターイチロー

何度見ても鳥肌もんです。かっこいいなー。