2013年、読んでよかった本ベスト5
毎年、100冊の本を読むことを目標にしてるんですが、
今年は早速ペースが遅くてやばい状況です。。
昨年は101冊読了しました。目標+1は超えないとということで
最後の1冊は中身を読むというより、読了目的で読んでしまった、、反省。
その中でも昨年読んでよかった本ベスト5を紹介したいと思います。
第5位 人を動かす
ビジネス書、自己啓発書の大御所です。
昨年読んだというか、昨年も読んだという方が正しいです。
かれこれ4回くらい読んでますね。
メンバーが増えたタイミングというのもあったので、再読しました。
冒頭に出てくる「盗人にも五分の理」が印象的で。頭にずっと残ってます。
盗人であっても、自分は正しいと思ってるということをわかった上で接しないと人は動かないという。
例えば、、その場での都合に負けてしまって行われた言動については、本人も自分でマイナスなことだと気付いているので、その後はあまり問題ないんですよね。
むしろ追求しなくてもいいくらいです。
問題は本人が正しいと思ってやっている言動が明らかに間違っている時。
そういう時、どうするのか。そういったヒントが盛りだくさんな1冊です。
- 作者: デールカーネギー,Dale Carnegie,山口博
- 出版社/メーカー: 創元社
- 発売日: 1999/10/31
- メディア: 単行本
- 購入: 174人 クリック: 3,319回
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しかしこの本、中身は素晴らしいんですがタイトルがどうも嫌いなんです。。
何かこう、うまく人を操る的なニュアンスにも取れるじゃないですか。。
全然そんな中身じゃないんですけどね。
第4位 戦略思考トレーニング
これ、2も出てます。もちろん両方読みました。
戦略にまつわる一問一答方式の本で読みやすく、ためになります。
大手企業の実例もあり、なるほど!と膝をうつ内容も多いです。
リソース少ない企業は、戦略で勝負ですからね。ベンチャー企業の方は読まれるといいんじゃないでしょうか。
- 作者: 鈴木貴博
- 出版社/メーカー: 日本経済新聞出版社
- 発売日: 2013/04/16
- メディア: 新書
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この本、昔読んでた頭の体操に感覚が近いなぁ。。
第3位 なぜハーバード・ビジネススクールでは営業を教えないのか?
20代はハーバード、って書いてたらエエ本やから読もう、みたいなミーハーでした。
恥ずかしい。
年齢を重ね、30過ぎてからやっとタイトル買いをしなくなりましたね、、まぁそれはええとして。
この本はライフネットの岩瀬さんの書評を見て購入しました。
ここに出てくるセールスマンは猛者of猛者。
セールスアニマルという表現が出てくるくらいです。
何か昨今のスタートアップ界隈ではとにかくいいサービス、受けるサービスを作ってソーシャルメディアや
イベントで広めていく的な流れが感じられます。
またインバウンドマーケティングという手法も浸透してきており、
いわゆる昔ながらの泥臭い営業、というものの存在が薄いような感じを受けます。
ところがこの本ではガッツリ営業しなさい、と。
セールスフォースも怒涛の営業をしたということが書いてあります。
ウチは法人向けとか人材業界向けということもあり、頷けることが多かったです。
昨年はサービスを固めるフェーズだったので、今年はやっと攻めれる年。
営業マンも初めて採用し、もちろんこの本を読んでもらいセールスアニマル化してもらおうと思います。ガルルル。。
- 作者: フィリップ・デルヴス・ブロートン,岩瀬大輔,関美和
- 出版社/メーカー: プレジデント社
- 発売日: 2013/08/30
- メディア: 単行本
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ちなみにこの著者、岩瀬さんがハーバードに留学してた時の同級生とのことです。
第2位 ルールを変える思考法
ドワンゴ川上さんの本です。この方、ホンマに面白くてすごい人ですよね、、頭めちゃええし。
ニコニコ動画がなぜ独特のポジショニングを取ることができ、伸ばせてるのか、、
またその他にもドワンゴが取ってきた戦略の数々が書かれてあります。
日本橋にオフィスを構えたのも、IT系が渋谷に多いからその逆の方を選んだとか、、、
他にはYouTubeにいかに負けないか、をどう考えサービスに組み込んだとか、、、
ランチェスターや孫子の兵法をガチで実行しています。
あと「新しいことを始める時にはメンバーにシェアしない」というのもエピソードを読んでかなり腹落ちしました。
実際ウチもHRogという人材業界に特化したキュレーションメディアを立ちあげたんですが、できあがってからメンバー全員にシェアしました。
形になってるからこそ、人は興味を持ち協力してくれる、というのが目の前で起こりましたしね。事業推進にもかなり参考になりました。
- 作者: 川上量生
- 出版社/メーカー: KADOKAWA / 中経出版
- 発売日: 2013/10/10
- メディア: Kindle版
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川上さん、もともとシュミレーションゲームが大の得意なんですって。戦略に長けているはずです。
第1位 プロフェッショナルの習慣力
そして1位はこちら。著者は元シアトルマリナーズのトレーナー。
成功し続ける選手とそうでない選手の違いは習慣であると。
そして習慣の鬼(?)と言えばイチロー選手。
そのイチロー選手とも同じチームにいたこともあり、イチロー選手の事例が盛りだくさんです。習慣、ルーティン、朝のオン、夜のオフなど、、、
仕事のみならず人生においても非常に大事なこと、、それでいてすぐに実践できるヒントが書かれています。
僕自身、禅やヨガの考えが好きなんですが、それに通じるものがあり、改めて自分を見つめるいい機会でした。
ちょうど年末に読んだので今年の目標の立て方がグレードアップしました。
これはウチのメンバー全員に読んでもらおうと思います。
プロフェッショナルの習慣力 トップアスリートが実践する「ルーティン」の秘密 (ソフトバンク新書)
- 作者: 森本貴義
- 出版社/メーカー: ソフトバンククリエイティブ
- 発売日: 2013/02/19
- メディア: 新書
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この本を読んで作ったルーティンが4日目にして早速崩れました。。現実は厳しい、、めげずにがんばります。
以上です。
誰が言ったか忘れましたが「本を読むのは自由になるため」だそうです。
というわけで今年もたくさん本を読んで、アウトプットの質と量をあげて自由に近づけるよう、がんばりたいと思います。