Goalist Developers Blog

What's your Goal?

株式会社ゴーリスト代表 加藤龍のブログ

新旧メンバーそれぞれの役割

今日から9月です。

新たに3人入社しました。

 

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メディア編集とエンジニアとプロマネ候補です。

スケール元年、、これで期初(1月)と比べて、ちょうど2倍の22人になりました。

増えました。。そして狭い。。10月から増床が決まったのでそれまでの辛抱。。

 

さて2倍の人数になりましたが、組織に変化が起きています。

開発、セールス、デザイン、メディア、管理、全てにおいて

これまで属人化していたものを汎用化・標準化するように

様々な取り組みがどんどん進んでいます。

 

もちろんすぐにはdoneしないですし、短期的なリターンは少ない類の仕事ですが

ここをしっかりしておけば、次のスケールタイミングでよりアクセルが踏めます。

ということで目先を追いかけたくなるのをグッと我慢の日々。。

 

というわけで人が増えることで汎用化・標準化がどんどん進むことは

非常にいいことですが、それにも増していいことが起きるんですね。

それは新旧メンバーの役割にありまして。

 

人が増える時に、伝えることがあります。

 

新メンバーには

「大きな変化を起こせるのは、バカ者とよそ者。入社して2ヶ月くらいは

あえてよそ者感で会社を見て欲しい。ここがヘンだよ的なこともあるだろうし

何にもとらわれずに物事を見ることができて意見ができる。

これは入社したての頃しかできない、期間限定の力。どんどん踏みこんで。」

 

旧メンバーには

「これまで歩んできた会社の歴史、社風、価値観(バリュー)、、、

言語化できるものもあるし、なかなか言語化できないものもある。

それを日々の言動で新メンバーに伝えて欲しい。

新メンバーに社風や価値観を伝えることは会社として1番大事なこと。 

携わっている事業や役割、タイミングなど含めて実務では、

活躍の差があるかも知れない。

でも社風や価値観伝えてもらうこと、それは1番の活躍になる。

そして伝えるのは簡単。コミュニケーションを取るだけ。

なぜならメンバー1人1人の言動が社風を作ってるから。」

 

新メンバーからは普段なかなか気付かない、もしくはうっすら気付いている

問題を浮き彫りにしてもらえる、イイ意味の現状否定。

 

旧メンバーは社風や価値観を伝えることで、改めてミッションビジョンバリューを

理解し、そして自身を見つめ直す機会。

 

これらをもたらしてくれます。

 

そしてこれこそが、みんなで会社を作っていくということに

他ならないのではないのかなと思います。

 

スケール元年もあと4ヶ月。あと2手くらい進めたい。。

全社合宿いってきました

年に一度全社合宿。

ウチは12月決算なので、ちょうど前半振り返りして後半がんばるぞ的な

このタイミングで毎年やっています。

 

今年は大磯駅で待ち合わせ。f:id:r_kato:20160709114738j:plain

 

 

続々と集まってきました。

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あいにくの雨。

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白のハーフパンツ多すぎ。

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合宿初参加メンバーが半分ほど。

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おじさん2人、、かなり海寄りな服装が雨含めてだいぶ浮いてました。

2人とも7/4入社組。

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テクテクとランチを食べに向かいます。

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到着。みんなでカレー食べました。

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カレー大好き、食べるの大好き。

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お腹いっぱいになったところで、バスでホテルに向かいます。

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はいチーズ。手前にオネエいますね。

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昼の部スタート。上期振り返りと下期の方針を。

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ちなみにスケール元年ということで、上期はとにかく採用と育成と新規事業に

リソースを配分。なので売上の果実は下期以降に期待することになりますが、

 

・売上は昨対比で154%。

民泊ビッグデータサービスをリリース。

・メンバー数は11人から19人に(10月に追加で2人入社)。

 

となりました。

 

 

振り返りの後は、新メンバーの自分史発表。

発表後に匿名で質問を受付答えてもらうコンテンツ。

メンバー間の理解度を深めることでコミュニケーションコストを下げるのが目的です。

3年前から続けています。

 

6月入社のエンジニアから。

学生時代はとにかくヤンキーが怖かったと繰り返してました。 

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バックオフィスにメディア編集、デザインという社内一のマルチタスクをこなす。

おとなしいけど、中高バスケ→大学ラクロスという超体育会系女子。

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新卒1期生。単身ブラジルに留学した経験もある、瞬発力高め系です。

声がとにかくでかい。。そして目もでかい。

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にらめっこかな、っていうくらいとにかくいつも目を徹底的に合わせてくるんです。。

もちろんカメラ目線です。

華道ができるので増床した時にはいけてもらいます。

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優柔不断で「**ではない」が口ぐせ。たまにイライラさせるけど、キャラの良さと

丁寧さで顧客からの信頼は抜群の営業。

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夕方になったのでゴハン。曇ってるのが残念でした。

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ボイトレに通ってるし、ミュージカルにも出てるということでエエ声で乾杯挨拶。

ただこの後、声出し対決で負けてしまい、これが最初で最後になりそうです。

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いただきます。

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そして夜の部スタート。MCをやらせていただきました。

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クイズゴーリスト!ということで賞金ありのチーム対抗戦です。

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各チーム笑ってますがガチでした。お金かかると人って恐い。。

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スピンアウト的なクイズを3つやりました。

まずは理系王決定戦。卒業してからの年数からか、、最年少エンジニアに軍配。

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そして天然王決定戦。これはホンマに笑いの神がおりまくりでした。。

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本人たちの名誉を考慮し、問題は秘密にしておきます。。

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これだけあかすと、、、スタバのロゴだそうです。狂気を感じます。。

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優勝はHRog担当メンバー。

経済問題をガチで答えることができたのは唯一の救いでした。。

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最後は笑ってはいけないサスケ王決定戦。

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まずは水を含んで腕立て対決(なぜか脱いでる、、)。

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洗面器顔つけ対決。奇跡の一枚が撮れました。

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最後はブリッジ対決。

お決まりではありますが、盛り上げ重視なので、最終問題当てれば優勝という

ルールに変更しました。

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大接戦で大盛り上がり。賭けてる方はまるで闘鶏を見てるような雰囲気でした。

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そして優勝チームとサスケ王ではいポーズ。

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その後は飲みながら似顔絵大会が開かれてました。

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さて朝4時くらいまで飲んだメンバーもチラホラいましたが、、2日目スタート。

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大学生活、留学、、何もなかったけど、恩師の先生に会って変わったんです!

とのこと。ただ恩師の先生、あとどう変わったかの説明がなかったので結局

今も何もわかりません。ただ新規営業はめちゃくちゃスゴイんです。

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新卒1期生。超がつくほど勉強が優秀だった彼女。創造主の神になりたいという

狂気な発表をしてました。夜神月か。仕事中に奇声を発することで確固たる地位を

築いています。エンジニアとして仕事でも地位を築いてね。。

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キャッチャーをやってるので、例えは野球、、ロールモデルが里崎や山本昌なので

若い女子に全くボールが届いてませんでした。真面目でコツコツ、ウチにあまり

いないので非常に貴重な存在です。。

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深く広い教養と過去の大きなチャレンジを織り交ぜた人生訓を、とうとうと語る姿は

まるで金八先生でした。ただかなり声が小さいかったのでこれまた届いてたか不安。。

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というわけで、(笑い過ぎて)涙あり、笑いありの1泊2日でした。

 

前職の社長がこういったキックオフmtg

「こうやって全員集まって、楽しいお酒が飲める瞬間が本当に嬉しくて楽しい」

と言っていました。その気持ちが今になって本当にわかります。

 

この指とまれで集まったメンバーと、ささやかではあるものの羽を伸ばして

時間を過ごせるのはこの上なく贅沢です。

こういう時間が過ごせるのも、もちろん普段がんばってくれてるメンバーも

そうですが、ゴーリストのサービスを選んでいただいているお客さまのおかげです。

ありがとうございます。これからも選ばれ続けるために、努力をしていきます。

 

そしてこの上期はビジネスの種、メンバー増員、色んな仕込みをすることが

できました。

年末にはそれを数値と成果に変えて、もっと笑えるようにがんばります。

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餃子とあなごの誕生日

先日誕生日ということで、メンバーからサプライズいただきました。

 

会議室に大量の餃子。

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もちろんいつもお世話になってる「餃子の王将 神田東口店」で購入とのこと。

 

みんなでいただきました。

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しかしこの後餃子のにおいがヤバくて、、

同フロアの企業様にも迷惑をかけてた気が。。申し訳ございませんでした。

 

 

ちなみにその餃子を食べる前にこんなものを渡されました。

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、、なにこれ?

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メンバー全員でお金を集めて、僕をご馳走・おもてなしをするという企画でした。

2人1組になって店を選び、、、選ばれれば自分たちもあやかれるということで

キャッチコピーにもかなり力を入れたようです。

 

かなり迷いましたが、、、No.4のあなごの店に決めさせていただきました。

 

当日はUberでお迎えがきて、VIP感満載のおもてなしを考えてくれてたようですが

UBERでの迎え、、も何か手違いからか5分ほど右往左往するところからスタートし

 

明るくてええ人やけど話の腰を絶妙のタイミングで折ってくる店員さんが担当し

 

お目当てのあなごが来た時は、おもてなしの心を忘れたメンバーが我れ先にと

箸を突き出し、皿の上で交錯しながらつばぜり合いが行われ

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後半役員と共に合流してきて隣に座った新卒の声とリアクションが

ホンマにデカくて酔いも冷めましたが、、、非常に楽しかったです。

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明日からは年に一度の全社合宿。

お返しに笑いでおもてなしをしたいと思います。

入社して最初の3ヶ月が勝負

4月に入社したメンバーが、早速5月にメンバー推薦賞を受賞しました。

 

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「え!写真撮るんですか!写真は勘弁して下さいっ!」

言葉だけ聞くと、色々と誤解を招きそうな発言。。

このこじんまりとしたカウンターでかなり大きめの声を出したので、

最近顔を覚えてくれた大将も奥に引っ込んでしまい、変な空気でスタート。

 

 

銀座のお寿司とマンツーでゴハン、両方初ということで緊張してたみたいです。

 

さて彼女。4月に入社したばかり。新規営業を担当しています。

ウチの会社は創業当初からインバウンドマーケティングを行ってきたので、

テレアポをしたことがありません。

ただ彼女は前職でテレアポをずっとやってきたのもあって、

「好きにやってみ」と言ったら慣れてるテレアポをはじめました。

 

ウチには元リクルートのメンバーもいるんですが、その元リクからも

「いやぁ、、あれだけ淡々とテレアポをやり続けて、、、入りたてなのに

先輩にどんどん踏み込むのは本当にすごいと思います。。」と言わしめました。

 

とにかく行動がすごい。本人いわく、自分はバカだからとにかく行動するしかないと。

時間をしっかり管理して、数値にこだわる。

 

とまぁ新規営業としての心得はもちろんあるし、それを早速実行し受注も取ったので

ある意味当然の受賞です。

 

ただそのことを本人に言うと「本当はテレアポしたくないんです」と。

できることがテレアポだったからやったのであって、本当は違うことがしたいと。

「何でもしたらええでって言ったら何したいん?」と聞くと

「インバウンドマーケティングをしたい」と。

 

なので翌日「来月からインバウンドマーケ担当やって。」と伝えました。

 

もともとHRogというメディアもあるし、インバウンドもそこそこしてきてたので

ある程度は成果が出てます。しかしこれまで専任がいませんでした。

彼女はそのあたり未経験。ましてや専任でやるなら今きてる2倍の問い合わせ結果を

出してもらわないといけません。

 

それでも任せた理由は3つ。

 

1つ目は「やりたい」ことをやってもらうのが1番成果が出る(というかそう思ってる)からです。適性があまりにも違えば任せませんが。

 

 

2つ目は会社のステージです。

「やりたいことがやれる!」的なメッセージって、ベンチャーに多いですが、

「やりたい」を「やって」って言えるのって、、

なかなかステージによっては難しいんですね。

 

というのも会社が小さいころ、当初は食べるのに必死ですから、

仮にある仕事を「やりたい」と言われても

「今無理やわ。すぐに結果が出る出せるところでやって」と

言わざるを得ません。

 

じゃあ会社が大きくなったらできるんか、というとそう簡単でもない。

一般的にはラインで役割が明確になって成果を出してると、なかなかそこから

抜くのは難しい。。上司も嫌がりますよね。

あとはチームを移ったりするのに色んなルールができてるだろうし

経験者を採用できる力があるので、機会もそこまで多くない。。

 

それこそ本当に大きな会社になれば、、、新卒をグループ会社の社長にできる

会社もあるわけでして。成長とリテンションを兼ねた施策も打てますけどね。

 

そういう意味では、今のウチのステージはちょうどいいステージなんです。

もっと強化したいな、、やりたいな、、

mustちゃうけど今やっとくことは絶対プラスやな、、

でも経験者を採用するには少し博打な感じやしな、、

こんな仕事が山ほどあります(助けて↓)。

株式会社ゴーリストの採用/求人一覧 - Wantedly

 

なので今は「やりたい」を「やって」にできるステージ、そのタイミングで

手を挙げたのが決定的でした。

 

 

3つ目は入社してすぐにある程度の成果を出し、周りのメンバーから評価を

得たことです。

 

入社したてというのは、非常に注目が集まります。特にウチみたいな小さな会社では

なおさらです。その注目が集まってる段階で、成果を出すと

「あの人は仕事ができるな」という印象がつきます。

もちろんそれを持続するかどうかは本人次第ではありますが。

 

ただ逆に注目されている段階で「仕事があまりできないな」という印象を持たれると

それを覆すのはなかなか難しいことです。ましてや新人がどんどん入る環境となると

注目が新人に移るため、成果を出したとしても入社初期ほどインパクトを残せません。

(そういう入社インフレをなくすために会社で工夫してるところはありますけども)

 

新しいことは他チームとのコミュニケーションが大事になってきます。

そんな中では「仕事ができる、、できそう」というのって大事だったり

するんですよね。

 

ただ僕自身を振り返ると、、

入社して3ヶ月くらいは全くといっていいくらい結果も出せず、、先輩たちの

足を引っ張りまくってました、、

パソコンは触ったことないわ、クレームは出すわ、社用車事故るわ、、、

散々な社会人デビューやったけどそれでもグループ会社の社長になれたので、、うん。

しかし入社当初はホンマに辛かったな。。

 

というわけで彼女は来月からよりハードな日々になるでしょう。

持ち前のタフさと行動力でインバウンドのスケールを実現してもらいたいです。

 

最年少メンバーとしての卒業

3月のメンバー推薦受賞のゴハンに行ってきました。

 

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「ブログにupするから写真撮んで」

「え?恥ずかしいからやめて下さいよ!顔隠しますね」

って言いながらめっちゃカメラ目線やん、というツッコミはもちろんしましたよ。。

 

 

彼女はウチが運営している「HRog」の運営責任者。

先月も過去最高のアクセスを更新しました。

 

ちなみにHRog運営について、色々と聞かれますが専任は彼女1人です。

記事の企画やデータ分析など、その時に応じてセールスなりエンジニアなりが

集まって、みんなでやってます。

 

入社して約2年半。大学卒業した後、居酒屋でアルバイトの経歴しかなく。

最初はエクセルを使ったデータチェック業務のアルバイトとして入社しました。

ある打ち合わせの時に説明をしてたんですが、絵がめちゃうまかったので

「デザイナー目指してみる?」

「やってみます!」

みたいなスタート。

 

そこからhtml、cssイラレというのはもちろん、メディア運営にライティング、

インフォグラフィックに企画など、とにかくがむしゃらにやってきました。

アプリを作れるようになりたい、と言うので外部のスクールに通ってもらい

iOSの開発をやってます。

確実にできることを増やしてきて、他の中途採用の猛者共に負けない存在感を

出してくれてます。

 

彼女の成長の原動力は「危機感」と「周りの協力を取り付けるうまさ」です。

 

面接の時

「男性に頼らなくても生きていける経済力や社会力を身につけたい」

と言った彼女。

ワークスアプリケーションズスペシャリストたちが多く集まり、

未経験採用はほとんどしていなかったウチに参画したタイミング。。

周りは経験も豊富ですぐに成果を出せるメンバーばかり。

常にデキる人と自分を比べて、自分はまだまだできていない、、もっともっと

成長しないと、、と自分で自分を追い込めるのが本当にすごい。

 

とはいえ、まだまだできないことも多い。そのために周りのエンジニアや

営業、そして外部の人を巻き込んで自身のGoalに向かううまさも持っています。

 

2年半前、誰が彼女がここまでできると思えたか。

彼女を知ってる人ほど想像できなかったと思います。

時には自分で自分を疑っていたこともありました。

辞めた方がいいかもと言ってきた時もありました。

恋愛が良くも悪くも仕事に影響するタイプなので恋愛相談もこれでもか、

っていうくらいノリました笑

 

その度に話し、その度に涙し、何度も何度も立ち上がってきて今があります。

今はすっかりメンタルも強くなり、一皮向けた成長を見せてくれています。

 

 

ただ彼女、、、ビックリするほど天然というか何というか。

 

その昔、彼女のデスク近くに(なぜか)靴下が落ちてあったので

「これ誰のん?」と言ったら「やめてくださいっ!!!」と大声で言われて、

まるでおれが痴漢したような目でメンバーに見られたことがあったり、、、

 

その昔、同居してる別会社の人に

「ゴーリストの社長ってどんな人?」と聞かれ

「えっと、、、お尻の小さい人です」と答えたり、、、

 

あとタンクローリーって言葉を知らないとか、田原総一朗って誰ですかとか、、

たまにガクッと来る時がありますが、最近は日経新聞読んで常識を身につけるように

してるみたいです。

 

ゴーリストのミッションには

「プロフェッショナル」という言葉があるんですが、

ウチの定義は「どこに行っても通用する人材」としています。

 

エンジニアリングだけ、デザインだけ、営業だけ、経理だけ、というのはあまりにも

競争相手が多い。ましてや今後ソフトウェアなどに置き換えられる可能性も

否めない。。というわけでウチはT字型人材のチームを目指しています。

言うならば国語、算数、理科、社会、体育、音楽、、一定の項目は「4」を取って

おいて、自分の好きな得意な項目はひたすら突き抜けるイメージです。

 

(わけわからん例え書いてたら見つけました↓)

kotobank.jp

 

現在25歳の彼女。

今年は新卒も入ってきて、最年少メンバーとしては卒業。

先輩となった彼女が、これからどんな困難にぶつかって、どう解決して、

どれだけ成長するか楽しみです。

採用をガチでやった結果、8人採用できました

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けっかはっぴょ〜う!(浜ちゃんで脳内再生してください)

 

ということで結論、今年に入って8人(中途6人、新卒2人)採用できました。

今期はスケール元年ということで、創業以来はじめて伝手以外でも

採用を実施。この3ヶ月は何においても採用に力を入れました。

 

採用するまでは11人だったので、倍くらいになりましたね。

ホンマに紆余曲折ありましたが、ほぼ計画通りに採用ができました。

もともと10年くらい人材業界にいましたし、最近出たサービスもわかってる

つもりだったので「コストある程度かけたらいけるやろ」と思ってましたが

いやぁ、、それはそれは大変でした。

 

従来の人材紹介や求人媒体、伝手はもちろん最近出てきたサービスまで

色々と試しましたので、参考に、、そして備忘録としてアップします。

 

 

使ったサービスとコスト 

使ったサービスはこんな感じです。

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

人材紹介4社(総合型1社、IT強い系2社、営業強い系1社)

新卒媒体

Wantedly(ソーシャルリクルーティング)

Paiza(コード採用)

ベツルート(イベント型新卒採用サービス)

伝手(リファーラル)

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

 

で、採用できたチャネル内訳はこんな感じ。

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

人材紹介4社→ 0人

新卒媒体 → 0人

Wantedly → 3人(エンジニア、営業、システム運用)

Paiza  →   1人(エンジニア)

ベツルート → 2人(営業、エンジニア)

伝手    →  2人(デザイナー、エンジニア)

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

 

 

でした。コストはこんな感じ。

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

人材紹介4社 →0円

新卒媒体  → 30万円 

Wantedly  → 60万円(月額10万×6ヶ月)

Paiza    → 100万円(年収×25%)

ベツルート →120万円(@60万円)

伝手    → 0円

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

 

 

まとめると(最初からまとめろって話ですが)

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となりました。

 

 

採用活動の体制

当初は人材紹介がメインだったので、担当者呼んで求める人物像伝えて

あとは外部人事部として動いてもらおうという考えでした。

ただ後述しますが、そんな簡単にはいかず。。

なかなかうまくいかなかったのでプッシュ型の採用手法を取り入れることに。

そしてプッシュ型は工数をかけないと効果がないと判断、

ということで1人役員を専任につけてスタートしました。

 

なので

ーーーーーーーーーー

採用責任者1人(役員)

採用アシスタント0.5人(他業務と兼務)

面接担当2人(CTOと自分)

ーーーーーーーーーー

という体制でスタート。

 

 

力を入れたポイント

いい人を採用するには、ある程度の母数と会うことが前提なんでしょうけど

ウチみたいな小さな会社ではそこまで工数を割くことができません。

 

なので

「会うまでに限りなくマッチング精度を高める」

という戦略にし

 

戦術としては

「会社の哲学・思想を明確に文字にした求人票」

「経歴をガッツリ読み込んだ魂のスカウトメール」

「定性情報が伝わる採用ホームページ」

を軸とし、活動をスタートしました。

 

 

面接でのポイント

会社説明会&一次面接はSkypeでも実施。

また面接の合否は遅くとも翌々日までに出してました。

 

面接では自然体で話せる雰囲気作りなどはしながらも、ガッツリ踏みこんで

面接をしました。

「誰と働きたいかを重視するどうか」あとは「何がしたいか」

を中心にヒアリング。こちらからはミッションビジョンバリューを中心に

サービス内容よりは構成しているメンバーや文化などを主に伝えました。

 

あと意識したのは会社として

「できてないこと」「決めきれていないこと」「ダメなとこ」

を伝えることでした。

コワイのは採用した後のミスマッチ。

早期退職によって仕事がまわらないのはもちろん、既存メンバーが落胆したりして

社風の悪化が1番キツイですからね。

もちろん、辞めたてしまう方にとっても何もいいことはないので。

 

またこのステージで1番やっちゃいけないのは「能力>価値観」の採用。

「もうめちゃくちゃ欲しい、、スキル能力的には120点、、、でも

価値観が少しズレてる。。でも採用しちゃいたい、、何とかなるでしょ。。」

こういう誘惑が出てきます。

そこをグッとこらえて、妥協なく判断しないと、既存メンバーとの軋轢から

はじまる社風のズレ、それを立て直すマネジメントコストが高くつくので。

 

あと珍プレー?としては、、、

スキル能力的に満点、価値観もマッチしてて、ウチへの志望度も高く、

個人の志も高いかなりいい人が面接きてくれたんですが、、

踏み込みすぎたのかこちらから

「フリーで全然やれるんじゃないですか?」

という一言がキッカケで、フリーになってしまった人もいました笑

かなりの痛手でしたが、正しいことなんだと思います。

ちなみにその方とは外部パートナーとして、良い関係が築けそうです。

 

 

人材紹介は難しい 

「成功報酬で1番コワイのは成功報酬やからいい人いたら紹介しますってところなんですよウチのGoalは絶対採用せなアカンってとこなのでそこの共通認識だけは持ちあわせて下さいねあと求人票出すところはスタートなのでそこからのすり合わせとかしっかりして欲しいんです1番困るのは最初数名だけ紹介してそのあと何の連絡もなくなることなんですよね動いてくれてるのかどうなのかしっかり進捗が欲しいんですでないといつまでもウチの問題は解決されないままですからねただもちろん商売なのでロットの大きいところや応募承諾が取れやすい有名なところにいくのもわかりますよ僕も昔人材紹介業やってましたからねなのでそうならそうとハッキリ言ってくださいなので手数料は35%払いますし与信がこわけりゃ前金でも払いますからそれくらいホンマに困ってるんですよ今年はスケール元年でこの採用がうまくいかないとはじまらなくt(ゼェゼェ」

 

ということを熱込めて紹介会社に言ったんですが、、結果ほとんどの紹介会社が

最初数枚の書類が送られてきて、それ以降はこちらから突かないとレスがないような

状態になったんですよね。。まぁ商売だしウチの魅力とか年収とか

そういったのも絡んでくるのでしゃーないんですけどね。

ただエージェントとしての立場であれば、マッチング精度がめちゃ高いか

とにかく候補者をたくさん送るかしないと、、、

登録者確保を外部に頼ってる紹介会社が多いので、まさにどこで価値を出すか。

まさにマッチングの精度なのかマッチングの数なのか。。量なら量、質なら質、

どっちかに振り切らんと今後しんどいんじゃないでしょうか。

 

いずれにせよ、転職者からも人材紹介会社からも選ばれる、、

いわゆる「モテる会社」にならんとなと改めて思った次第です。

 

 

その他所感

・自分が人材業界に10年おってこの難易度なので、、採用市場を知ってる人がいない

 小さな会社さんは採用ホンマにキツイんやろうなと

・採用サービスが乱立してるので、自分たちがどのサービスがいいのか、、

 総合的に判断コンサルしてくれるサービスあったらいいな

・というわけで業界のみなさま、採用力の無い会社を助けるサービスをお願いします笑

成長は階段のように

ウチの会社では、メンバーが1票ずつ投票して選ばれる

メンバー推薦賞というものがありまして。

その受賞者と飲んできました。

 

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こんなイケメンで

 

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ええ顔してますが、、、

ここに来るまでは決して簡単ではありませんでした。

 

 

彼がウチの会社に入ったのはホンマに偶然というか

何というか。こんなやり取りがキッカケでして

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前職で1度会っただけだったんですが、、

爽やかで礼儀正しいのを覚えてまして、彼の知人ならいい人おるかなと

思いメッセージをしたら、彼自身が転職を考えていたんで

次の日に大阪に飛んでいって口説いた、というわけです。

焼肉屋でMac広げてパワーポイント使って、必死で口説きました。

 

ただ当時、彼は上場している大手企業、地元の大阪で働いてました。

付き合ったばかりの彼女がいましたし、1人暮らしもしたことがない。。

そんな中、ウチみたいな吹けば飛ぶようなベンチャーに、、

そして東京に出てくるというのはよほどの覚悟がないとできません。

 

それでも彼は入社してくれました。

大阪が大好きな彼なので、東京で結果残していつか

大阪に拠点を持つくらい成長する、、と。

 

が、半年ほど結果が出ず苦しい日々でした。

 

EC業界からHR業界向けのITサービス、とまず業界が違う。

そして彼いわく「自由すぎて、どうしていいかわからない」と。

ウチのセールスは売上目標がありません。

1つだけ行動目標がありますがそれ以外は自由。

これまでの会社とは仕事のやり方や目標の考え方が全然違うということで

なかなか思うような行動ができず、もちろんそれに伴い結果が出ない日々。

 

面談やランチに行く度に

「申し訳ないです」「自分が情けない」「東京に出てきたのに。。」

を連呼していました。

 

ただ彼には

「すぐに結果が出るような仕事は大した仕事じゃない」

「とにかく1日1日、当たり前の徹底をしよう」

ということを一貫して言い続けました。

 

結果、半年かかりましたが大きな成長を遂げました。

売上はもちろん、業界知識やクライアントからの信頼、社内エンジニアチームとの

コミュニケーションなど、、全てが急にうまく回るようになったんです。

 

勝因は、素直さと実直さです。

言われたことをまずはやる、わからなければ聞く、ひたすらこの繰り返しを

真面目にコツコツやって、メンバーとクライアントの信頼を勝ち取った結果です。

 

よく言われることですが、成長は階段のよう。

結果が出ない日々が助走となって、ある日垂直に成長します。

この結果が出ない日々、、そういう状況でどういう思考、どういう行動を

するかがホンマに大事。

我慢強く、粘り強く、、迷わずに、、不安を払拭しながら

最後は自分を信じてとにかく行動し続ける、、そういう人は必ず成長します。

経営も同じですね。

 

ただ彼自身のGoalに近づくためには、、また会社からの期待に応えるには、、

まだまだ成長してもらわないといけません。

 

4月からは大阪から彼女が大阪から来るということで

男としてもますます責任を持つ立場。

 

こんな写真を

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Facebookのアイコンにするくらいの勇気があるので、

それを仕事に活かしてもっともっとビッグになって欲しいと思います。。

 

※ちなみに彼のプロフィールはこちらです↓

http://www.goalist.co.jp/recruit/member.html