Goalist Developers Blog

What's your Goal?

株式会社ゴーリスト代表 加藤龍のブログ

起業して6ヶ月。7つの教訓。

起業して6ヶ月。
あっちゅー間でした。まさにTime flies.

気付きを備忘録を兼ねて(最近これ多い)UPしておきます。


1 エクセルから事業は生まれない

起業前にそれこそ何十ものビジネスモデルを作ってました。
そしてそこから絞っていき、自分の中で「これだ!」というものを
当時在籍していた役員や知り合いの経営者に聞いてもらいました。

大半の人が「それはいけるぞ」と言ってくれたので、意気揚々とスタートしたのですが、
進めて行くうちにモデルとして成り立たないことが発覚。確か創業3週間目だった気が。

「ヤバい!とにかく目先の金になることしないと!」

とはならなかったのは、ある程度の年齢と経験があったからでしょうか。

「ふむ。さてどうしたものか。」ぐらいでしたね。

そしてたまたまバングラデッシュに視察に行き、発展途上国のパワーを肌で感じ、
海外の起業家と話をしていく中で、色んな刺激をもらいました。
そして「Google秘録」という書籍を読んでいて思いついたのが「Naked」というWebアプリケーションです。
確かバングラデッシュの帰りの飛行機だった気がします。

そしてそこから、知り合いの経営者にアイデアを共有し、ブレストを交えながらモデルを作りました。
品川のカフェで、確か90分くらいだった気がします。

そしてすぐに開発に取りかかり、、、まぁ途中震災などもありなかなか開発が進まず、
当初の計画から2ヶ月ほど遅れましたが、無事リリースすることができました。

当時、エクセルで作成した事業計画及びPLは、もうどこのフォルダにしまったかも忘れましたw
実際に動いて、感じて作っていく。事業ってそうやっていくもんだなと感じました。




2 PLよりもキャッシュフロー

悲しいかな、組織で事業を組み立てていたクセでしょうか。
PL大好き君だったんです。

ですが、スタートアップではPLなんてものは全く役に立ちません。

それよりもキャッシュフロー命です。
当たり前ですが、例えPLが黒字でも残高がマイナスになればゲームオーバーです。

入金サイト、支払サイトについての影響をこんなに感じる事ができるのは
今だけでは無いでしょうか。PLは作成後ホコリをかぶってますが、
キャッシュフロー表は毎日確認(やり過ぎ?)するほどです。



3 創業は1人ではなく2人以上で

AppleGoogleソニー、他にもたくさん例はありますが、
世界の名だたる企業は2人でのスタートが多い気がします。

だから2人でスタートしたわけではありませんが。

最初の3ヶ月は1人でしたが、やっぱり心強さが違いますね。
自分以外に当事者がいるという心強さ。

1人で創業して大成している企業はあまりみないです。



4 週間でやることをチェック

先過ぎるプランは見えてこないですし、変に無駄なタスクを作ってしまうリスクがあります。
かといって、その日その日のタスクだけを考えていても、未来は作れません。

週間タスクを作成→実行→検証、が適度なスパンだと思います。
まさにGTDを実践してれば問題ないです。




5 会食はディナーからランチへ

創業したては特に色々な人に助けてもらわなければいけません。
ですから会食に行くのも大事な事です。

ですが、いきなりまともに給料を取れるのもレアな話です。
そこで、夜に会食をするのではなく昼のランチ、がおすすめ。
夜から昼になるだけでかなりのコスト削減になります。

これはかなりコスト削減になりますし、夜に比べて先方の時間を取りやすいです。
アルコールも入らないですから、ビジネスの話が成立しやすいです。




6 長期目標は毎日確認

とにかく、毎日何かしら動きます。

Goodな日もあればBadな日もあります。
ポジティブな日もあればネガティブな日もあります。

そんな目先のことに一喜一憂してたら身もココロも持ちません。

どうしてるかというと、長期目標を紙に書き出し毎朝毎晩見ています。
そうすることで、ブレません。思想がしっかり固まると、行動指針や戦略も固まります。

小さい舟だからこそ、先を見通して帆を進めないと目的地にはたどり着けません。

1年くらいの目標をメドに毎日確認するのがイイんじゃないでしょうか。



7 必ず円満で退職すること

これは創業してから、というよりはその前段の話です。

退職するということは程度の差はあれ、組織にとっては非常に痛い事です。
ですので、できるだけ迷惑のかからないように去る事が重要です。

またビジネスはどこでどうつながるかわかりません。
お世話になった人と、組織の縁は離れても、人としての縁は離してはいけません。

なるべく迷惑がかからないように、引き継ぎ及び育成を行い、人としての筋をしっかり通して卒業すると
自分では想像できないくらい、色々と助けてくれます。事実、僕はホントに助けてもらってます。

それだけお世話になっている方々への最大の恩返しは、成功すること。
これに尽きると思います。


さぁ、明日から後半戦。
気を引き締めていきたいと思います。