Goalist Developers Blog

What's your Goal?

株式会社ゴーリスト代表 加藤龍のブログ

2012年をサクっと振り返り(個人編)


(読了時間:約3分)

年明けてだいぶ経っちゃいましたが、2012年を簡単に振り返りたいと思います。
完全に個人編です。色々ありましたが3つに絞りました。
ではゆるーくいきます。

父親が個展を開く

いきなり父親ネタかいっ、という感じではありますが。

父親が趣味で始めた絵語録、、個展を開くということで、神戸まで行って来ました。
本業は自転車屋なのですが。。

約300人の来場で絵語録は約700枚売れたそう。

父親は昔からサハラマラソン出たり、タンザニアにある6000mの山に登頂したり、知床半島一周したりしてるけど、
今改めて思うと人生ホンマに楽しんでる感じですね。

兵庫の片田舎(って言うと怒られるかもやけど)に店があるんですが、トレイルランとかの打ち上げとか半端無く人が集まるんです。
間違いなくボクより友達多いです。

しかも今回、父親の個展で奇跡的に、、しかも20年ぶりくらいに従兄弟にも会いましたが、
家でボルダリングできるように部屋改造してる。おかしくないですか。

もう1人の従兄弟は今もパラグライダーで飛びまくってるし、3度の日本チャンピオンになって、
ワールドカップに出場してたり。

伯父さんはモトクロスの元全日本チャンピオンやし、バイク関係の本出版してるし。

親族のみなさん、ホンマに同じ血なのか疑うレベルの事してるんです。
加藤家で唯一ビジネス界に身を置いてる者として、ホンマ負けとられんなーと強く思った出来事でした。

滝行ツアーを開催

年に1回滝行に行ってるのですが(突っ込みどころ多いですが無視してください)、その話を何人かにしたところ、
是非行きたいというリクエストがあったので、今回初めて3人で行って来ました。



こう見ると「何や端の方であんま当たってへんやん」みたいな感じですけど、


これもんで


これもんですよ。

写真ではなかなか伝わらないのが残念ですが。
これ、かなりの衝撃です。

ボクがいつも打たれるのは陣馬の滝。
連れて行った2人が初めて水に足を入れた時、発した言葉が一緒でした。

「ちょっ、、これは、アカンアカンアカンアカン」

もはや冷たいとかでは無いんですね、アカンのです。体がこれはアカンと判断したみたいです。
ただもちろん、しっかり滝に打たれてもらいました。

2人とも終わった感想は「これはハマる」「みんな絶対やるべき」とかなりポジティブな感じでした。
よかったです。今年も行きますので、参加したい方はぜひ連絡ください。

セブに引っ越し。初の海外生活スタート

今年の6月からセブに引っ越し、東京とセブを半々で行き来する生活を始めました。


(shangrilaのビーチ。モルディブばりの綺麗さ)


(山の上から。セブを一望です)


(家からの景色。朝は鳥の鳴き声も聞こえます)


(moevenpickのプール。ここはランチが美味しいです)


(住んでるコンドに付いているプール。平日はほぼ貸切状態)


(これも家から。夕焼けも綺麗です)



半年が経ちましたが、、非常にいいリズム、環境です。

よく聞かれることですが、、仕事への支障はありません。
逆に日本にいる時間が限られてるので、顧客訪問や会食、採用活動など、、
対面で行うことをしっかりスケジューリングするようになりました。

そして今やクライアントから「今月はいつまで日本ですか?」と聞いてくれるようになり、
ボクが日本にいる間にアポイントを設定してくれるようになりました。

ですので日本にいる間は、訪問と会食がかなり詰まります。ですので時間の使い方としては、かなり効率的になってます。
というか効率的にしないと、と本気で考えますね。

セブにいる間は、考えるのが仕事です。ビジョンや事業構想を練ったり、読書したり。
あとは週1のSkype mtgでメンバーとコミュニケーションを図ってます。

仕事以外では、地域のコミュニティに参加したり、現地の日本人の皆さんと交流したり、、
細かいことになると、ビザの更新をしたり、お手伝いさんに来てもらったり、国際免許の手続きをしたり、と新鮮な毎日です。

英語はまだまだ発展途上ではありますが、、、大きな変化としては外国人に英語で話しかけたり、
話しかけられたりすることに全く抵抗が無くなったことです。自分の中では大きな変化でした。

やはり強制的に英語を使わないといけない環境に身を置くことは大きいです。
今年はこの環境をもっと利用して、英語習得をスピードアップさせたいですね。



というわけで、、
2013年も「今、ここ、ど真ん中」をテーマに、今まで以上に人生楽しみたいと思います。

起業して2年が経ちました


(読了時間:約6分)


みなさま、あけましておめでとうございます。


本日でゴーリストは丸2年を迎えました。
ここまでやってこれたのもクライアントのみなさま、応援してくれるみなさま、そして何より一緒に働いてるメンバーのおかげです。
本当にありがとうございますm(__)m


2012年はゴーリストの創業2年目、そして個人的には海外生活1年目という年でした。
備忘録も兼ねて振り返りのエントリーを書きます。


トピックスはザッとこんな感じです。

・売上が前年に比べて約350%増、利益は数千%増(1年目がショボイのと、そもそも絶対額が少ないので当然ですが、、)

・CTO採用成功による、技術力の安定化(これを機に、一気にエンジニア確保のスピードが速まった)

・メンバーが国内、海外合わせて10人を超える(海外も含め全て人伝手。そこからは怒涛のリクルーティング)

・現時点で今期確定売上が、昨年売上高を超えている(自社プロダクトによるストック売上比率が増えたため)

・自社プロダクトによるストック売上のみで、黒字化達成(受託がMustでなくなったのは非常に大きい)

・2度の視察の結果、シンガポールに出店しないことを決定(直近ではという意味で、です)

ベンチャーキャピタル4社から問い合わせ&面談(露出はしていないのにどこから知るのか。。ちなみに外部調達は今のところ考えてません)

・メンバーが過労でダウン&大型入金遅延トラブルが同時に発生(結果オーライ。正直、ほとんど寝れない日々が2週間続いた。。)


止まらないのでこの辺りにしておいて、、、以下2012年に感じたことです。


何をしないか、が大事

とある自社プロダクトを何社かにプレゼンしたところ、かなり手応えを感じ、ここが勝機だと判断。
年内にやろうかなと思っていた他のタスク、、新しいプロダクトのリリースや自社ホームページの更新等を無くし、
社内のリソースを1点に集中しました(かなり勇気はいりましたが)。

その結果(というか時系列では並行してるのですが)、大手クライアントからの受注ラッシュ。


また、これまで集客&採用目的だったブログ更新をやめました。
統計を取った結果、ブログからの問い合わせやメンバー応募が効果的でないことが判明したので。
2004年からブログを書いてますが、ブログはとにかく更新し続けるもの、みたいなのがありました。
ただ目的を再度見つめなおした結果、ブログ更新をストップ。

それでも集客や採用で困ることはなかったですし、その時間を他のタスクに充てることができました。
(ただブログのクオリティや認知方法を改善しなければならない、という課題は残ってますが)


戦略とは戦いを略すこと。

文字面で知ってるだけなのと、それを実行できるかどうかは、100倍くらいの差がありますね、、
しかし思い切ってよかったと思います。


今年やることではなく、今週やることに集中

ゴーリストでは年間計画を立てていません。戦略や大きなKPI(自社プロダクトで黒字化、など)は決めていますが
いついつにあのプロダクトをリリースして、、とか○月には売上○○○○万円、、などは一切ありません。

正確に言うと「期初の時点で」年間計画はありません。

なぜなら市場の状況や顧客の反応、自社のチーム構築によって、プロダクトの優先順位や目指すべき売上額などが大幅に変わるからです。
また「今」より「計画」が優先されるってのは往々にしてあること。これはもう悲惨です。Goalがブレてしまいます。
年間でやることが明確に決まっているのに、今日やることが明確に決まってない、ってのもよくある話です。

計画なしに仕事をするのは恐いと思う人もいるかも知れませんが、現実と折り合わない計画に従って仕事をするのはもっと恐いです。

ですので「今年やること」は決めませんが、「今週やること」は明確に決めます。「今日やること」なんかは当然ですね。
今週やること、というのは非常にいいサイズです。Todoが明確に決められますし、検証もしやすい。調整もできる。

1年は52週。ですので52回のmtgで戦略に基づくPDCAを回しながら、大きなKPIを目指す感じです。

これは非常に有効でした。

上記にも書きましたが、捨てることができたのもこの仕組みがあったからだと思います。
今年はこの週間マネジメントの仕組みをより円滑に、パワフルに回すようにしていきます。


当たり前を、当たり前以上に

信用も実績もない我々みたいな若い会社は、信頼が唯一の武器です。

なので、コンペになった時には言われた要件だけではなく、とにかくクライアントの課題を解決するために
総動員でアイデアを練りましたし、1日でも早く、時には1時間でも早く企画書や見積書を出しました。
訪問する際は必ず5分前に到着することを心がけてます。
あいさつはしっかりはっきり、します。
依頼されたタスクが期限に間に合わない時は、理由を率直に、リカバリー策を早く伝えます。
ゴハンをご馳走になった時はその場でお礼をするのはもちろん、翌日にもお礼をします。

こういう小さな当たり前が積み重なって、少しづつではありますが、信頼を得てきたと思います。
その結果、今まで考えられなかった大手さんも含めて、色んなクライアントさんからもお仕事をいただけました。


しかし信頼を得るにはホント時間がかかるし、失うのは一瞬です。
時間を守る、筋を通す、スピード対応をする、礼儀礼節を大切にする。
こういった当たり前を当たり前にできないところから信頼は失われます。

我々が上記に挙げたことを100%全てできてるかというと、できてないところもあります。
上を目指す前に、足元をしっかり見る。固める。足元が固まるから、そこで踏ん張りが効いて上に飛べる。

今年はこれまで以上に、この「当たり前のこと」を見つめ直し行動しないといけません。いや、ホンマに。
戦略とかそんなものではなく、会社ってこういうところから崩れていくものです。

自戒の念も込めて、ここに記しておきます。


2013年について

「積み重ねる」

これまでは売れるサービスを見つけなければならなかったり、エンジニアが全然足りなかったりで
いわゆるギャンブル性の高い経営でした。

ただこの2年でやっと「これ」という事業ドメインが固まり、顧客作り、組織作りができてきました。
今年はそれをしっかり形にする年です。

信頼、実績、技術力、顧客、売上、海外基盤、組織力。
これらをしっかりと確実に積み重ねる。

そんな1年にしたいと思います。


本年度もみなさま、よろしくお願い致します。

天才、求む

根拠なき自信がある人

未踏の世界に飛び込む勇気がある人

未来を創るために今を頑張れる人

人生の主人公は自分だと言い切れる人

自分の弱さをさらけ出せる強さがある人

全てが学びだと受け取れる謙虚な人

有限の人生の中で無限の可能性を試したい人

今のままじゃ死んでも死に切れない人

これがゴーリストが考える人生の天才です。


こんな会社です

このポジションを求めています

エンジニア
国内はもちろん、国外でも使われる自社サービスの開発をしたい方募集です。
企画・設計から開発・運用まで、すべての局面において活躍する場があります。
会社のアーリーステージを支える技術基盤を一緒に作っていくエンジニアを募集します。

必須条件
LAMP環境、またはそれに類似する環境でのWEBサービス開発実務経験
関数型言語に興味がある、もしくはプログラムを組んだことがある

できれば
・DB(主にMySQL)のチューニング経験
AWSを利用してのインフラ構築経験
JavaScriptを利用した開発経験


WEBマーケッター自社サービスの会員獲得を目指し、WEBでの施策を中心としたマーケティングプランの企画・実行をしていただきます。
またその他サービスもインバウンド型営業を行なってますので、そちらもお願いしようと思います。

必須条件
SEO、リスティングなどWEBマーケティング業界の経験

できれば
・人材業界、求人メディア業界経験
・法人営業経験


▶応募方法
facebookで僕にメッセージをください。応募ではなく質問も大歓迎です。
よろしくお願いします。

http://www.facebook.com/r.kato178



(過去エントリーも参考にしてください)

アリアハンから共に旅立つ、4人目のメンバー求む!
http://d.hatena.ne.jp/r_kato/20120412/1334221139

アリアハンから共に旅立つ、4人目のメンバー求む!

アリアハンから出るためには4人のパーティーを組む必要がありますよね。
現在、勇者・僧侶・魔法使い、まで揃ってる感じです。今回は言うなれば戦士や武闘家がパーティーに加わって欲しい感じでしょうか。

意味のわからなかった方々(いるのかな?)、すいません。。
ゴーリスト人材募集のエントリーです。

どんな会社なの?

設立して1年ちょっと、品川にある、まだ3人の会社です。
代表の私が経営全般・マーケティングを担当しており、あとのメンバーはWebディレクター、エンジニアという構成です。
今は人材業界や求人業界に対して、IT・Webサービスを展開しています。
簡単ではありますが、会社概要や戦略などをスライドにまとめていますので、見てください。

また過去に書いたこのエントリーも参考にしてください。

「Goalistという会社」
 http://d.hatena.ne.jp/r_kato/20110412/1302587928

こちらもどうぞ。

「Goalistコンテンツ一覧」
 http://www.goalist.co.jp/contents.html

どんな仕事なの?

現在、NakedというASP事業を行なってますが、そのNakedを軸に新たな事業を展開します。
もちろん詳細はここで書けないので、お会いする段になればお話しします。インパクトあることをする予定ですよ。

で、その事業を共に作ってもらうのが仕事です。

まだその事業の大枠しか決まってないので、これからビジネスモデルやサービスの仕様、マーケティングに顧客開拓方法などを詰めていく感じです。
実務としてはマーケティング&顧客開拓を担当してもらいます。

最終的には事業責任者としてはもちろん、役員への登用も視野に入れています。


どんな人が欲しいの?

定量的な条件は、

・業界経験(ネット広告、人材派遣、人材紹介、採用コンサル、求人メディア、求人代理店、のいずれか)1年以上

・職種経験(経営、営業、マーケティング、企画、Webディレクターのいずれか)1年以上

だけです。年齢、性別、学歴不問。
(ちなみに今のメンバーは全員男性で、34歳、32歳、30歳といった構成。業界経験あるのは僕だけです)


以下、定性条件です。

自信のある人。
名も無き会社が今までに無いサービスを展開するということで、それはそれは困難だらけです。
でもそんな状況でも「絶対にできる」という根拠なき自信を持てるかどうかがキモです。
もちろん精神論で終わらせるのではなく、「できる」と言い切れるくらい努力をすることが前提条件です。


イデア好きな人。
労働集約ではなく、知識集約の会社でありたいと思っています。スタートアップ企業を取り巻く環境は5年ほど前から徐々に、、、
そして現在は劇的に変わりました。
クラウドに代表されるITインフラ及びアプリケーションの低価格化、オフィスや技術のシェア文化、ソーシャルメディアによる口コミ効果など。。
保有しているモノや資金が付加価値の時代ではなくなってきました。
今はアイデア(止まりになってはいけません)が非常に高い付加価値になる時代だと思っているので。

以前、この辺りの考えについて書きました。

「全員がプロデューサー」
 http://d.hatena.ne.jp/r_kato/20110726/1311688292

文章力がある人。
基本的にウチはインバウンド営業ですのでコンテンツを作り続けていきます。
よって、ブログとかメルマガの原稿を考えてもらう必要があります。ただブログの執筆経験がなくても構いません。あとhtmlとかは知らなくていいです。
それは別で担当がいますので。
インバウンド営業については、この動画を見て貰えればわかりやすいと思います。

ちなみに文章を書くということは、頭の中で考えてることをアウトプットする作業ですので、文章力のある人はプレゼンテーションも上手い傾向があります。
そういうところも狙っての要件です。


タバコを吸わない人。
ウチの考え方として、喫煙してるってことは健康に配慮できてないと判断しています。
という自分も7年前までは吸ってましたが。。入社までに禁煙する、でもOKです。


パートナーと仲がいい人。
嫁さん、旦那さん、彼女、彼氏。自身のパートナーと仲が良くないと、仕事も高いパフォーマンスが出せません。
自分の夢を理解し応援してくれるパートナーがいることはものすごく大事なことです。
えっ、相手がいない?もちろんOKです。いい人見つけましょう。


Appleが好きな人。
ゴーリストではWindows禁止ですので、必ずMacで仕事してもらいます。
これは完全にウチのエゴですね。Apple信者なもので。。もちろんMac初心者でもOKです。

どんな条件なの?

勤務地は、京急新馬場駅から徒歩2分の品川ブランチです。
給料は面談時に希望を言って下さい。こちらの事情も全てお話しするので、そこで決めましょう。
入社時期も同じく面談時に決めましょう。在職中の方が多いかと思いますので。

どうやって選考するの?

1 加藤のFBメッセージに http://www.facebook.com/r.kato178 過去在職した企業名と簡単な職務経歴を送って下さい。
ここでまず最初の選考します(通っても通らなくても、連絡はします)

2 選考が通れば、次にウチの役員たちと一緒にゴハン食べながら面談します(食事代はごちそうします)。

3 もう1度ゴハンに行きます。

選考プロセスは以上です。

さいごに

今、参画してるメンバーはたまたま2人とも「いつかは自分でやろうと思ってた」という背景があります。
ゴーリストは、お互いに無いものを持っているメンバーを集めたいと思っています。
起業(=経営)は、営業力・企画力・マーケティング力・技術力などのオフェンスと、総務・財務・法務・人事などのディフェンスがあって
始めて成り立ちます。ドラクエも、バランスのいいパーティー構成にしないとゾーマを倒せませんしね(なぜか3)。

ですので「いつかは自分でやりたいけどタイミングが、、、」とかもしくは「一度自分でやったけど失敗した、、」
という方はスッと合うかも知れません。もちろん、そうでない人もご応募お待ちしております。

39度の風邪を30時間で治した話

あれは、シンガポールに行く当日、2012年2月18日(土)。

朝から土壇場の荷造りをし、付け焼刃に英会話テキストを読み漁り、
オンラインではできない仕事の準備をしていた。

昼頃に差し掛かったころ、どうも体がだるい。
そうか、前の日にB'zのDVDを見ながら筋トレをしたからだな。
いつもよりアドレナリンが出てたから、腕立てとか回数多かったしねー。

なんて言い聞かせたいたのだが、どうもおかしい。
アツい。背中が燃えるようにアツい。
ツバを飲み込むとノドが痛い。
アツい。頭がアホみたいにアツい。

そこから現実を受け止めるまで約5分ほどだったと思う。

「そうか。君は風邪を引いたのか」

この本を思い出し、精一杯強がって、つぶやいたセリフだ。

(読んでません)


まずは現状把握

症状が発覚した(受け入れた)のは日曜日の14時ごろ。

まず熱を測る。38.8度。
Oh...ガチだ。これはガチだ。
体のだるさが節々の痛みに変わってきている。

この日は日曜だったということもあり、病院に行く気にもなれなかった。
シンガポールへの出発まであと8時間。時間もない。

ググった。
とにかくググった。
今までの人生でこれほどまでググったことは無かった。


「だから、結局何が言いたかってん」

「結論から書けよ、しかし」

「いやいや、これさっき見たやつやん」

「イラストと説明文全然合ってへんし」

「ちゃうねん、今はそんな精神論はいらんねん」

早く治さなければいけないという焦りからか、サイトに対してのツッコミも激しさを増してきた。
いちいちツッコミだした。1サイト1ツッコミみたいな空気にもなった。落ち着け、オレ。

そして20くらいのサイトを巡回。
様々な記事、ブログ、コンテンツから判断し、自分の症状にマッチするものを選び実行することにした。

どうも見ていくと、各論の症状を緩和する処置と、全体的な回復力を促進する処置にわかれていたので
それに従うこととした。いざ薬局へ。

症状を緩和する

まずは端的な症状(熱、ノド、寒気、鼻)を治すためのアイテムを購入。

熱に対し、熱さまシート。

おでこにはもちろん、リンパの通ってる箇所に貼る。
足の付け根とか、腕の付け根とか。


ノドに対し、ヴィックスドロップ

これはもう、無くなる度に舐めました。


寒気に対し、ホッカイロ

腰、背中、肩甲骨あたりに複数枚。
空港に出かける時はズボンのポケット×2、ダウンのポケット×2を忍ばせ徹底的に温めました。


そして鼻に対しては、この有名なやり方を実践。
これも鼻がつまる度。

「これは画期的!その場であっという間に鼻づまりを治す方法」
 ステップ1:深く息を吸う。
 ステップ2:吐く息がなくなるまで、ゆっくりと息を吐く。
 ステップ3:鼻をつまむ。
 ステップ4:頭を上下にゆっくりと動かす。空を見て、地面を見るまで2秒くらいのスピードで。
 ステップ5:これをもう息が必要という、ぎりぎりのところまで続ける。
 ステップ6:鼻づまりが解消した、空気の通う鼻呼吸を楽しむ。

回復力を促進する

そして肝心かなめの回復力系(?)だ。
薬剤師の方に相談しながら選んだ栄養ドリンクはこれ。甦力

1日1本と書いてましたが、当日は2本ガッツリいただきました。


本生にんにく

カップラーメンに全部入れます。そしてスープを全部飲むという強攻策。
かなりのにんにく臭さにむせます。ホントに。キツイ。でもここは踏ん張りどころ。
麺は残しましたがスープは完飲。


本生しょうが

カップうどんに全部入れます。これも同じくスープを制覇。
もう、この時点でノドから体から、火照ってきます。


生姜茶

お湯に溶かして飲むと、ノドにいいし、体も芯から温まります。
2時間置きにコップ1杯くらい飲んでました。


ポカリ

近くに温泉があるので、そこにポカリ500ml×3本を持ち込む。
湯船つかる。汗かく。ポカリ飲む。湯船つかる。。(繰り返し)
ポカリ1.5Lを使って新陳代謝を促進。


あとはとにかく寝る。にんにく、しょうが、生姜茶、ホッカイロが効いてるため
尋常でないほど汗が出る。眠たいのを我慢して頑張って着替える。

結果はいかに

上記施策を実施。睡眠時間は約3時間。フライトは0時。羽田に向かう途中では熱はまだあり、体も熱いやら寒いやらの混乱状態。
朝7時にシンガポールに到着。機内であまり寝れず体調が悪化してるかと思いきや、そうでもない。
さすがにその日の昼の予定(航空ショー)はキャンセルし、後輩の家で爆睡すること10時間。

(ほぼ)完治!鼻水は少し出るものの、熱は下がり関節痛も無くなった。
19時からの会食も参加できるほどに復活。そう、勝ったのだ。
絶対に引いてはいけないタイミングで風邪を引いた。だから悔しくツイートもできなかった。
しかしそれに打ち勝ったのだ。勝利だ。完全勝利だ。

コストまとめ

発症から完治までかかった時間
 発症:18日 14:00
 完治:19日 19:00
 時間:29時間

発症から完治までかかったお金
 熱さまシート  500円
 ヴィックス  1,200円(400円×3箱)
 ホッカイロ   500円
 甦力     2,000円(1,000円×2本)
 本生にんにく  180円
 本生しょうが  180円
 カップメン   150円
 カップうどん  150円 
 生姜茶    1,500円
 ポカリ     450円(150円×3本)
 温泉入浴料   450円(天神湯
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
 合計     7,260円

結論

病院行こう。

1週間シンガポール行ってきたので、ツラツラと。


(読了時間:約8分)


2/19〜2/25までシンガポールに。
前回は去年の4月に3日間だけの滞在でしたが、今回は1週間あったのでビジネスも観光もしっかり楽しんでこれました。
(前回行った時のブログは、記事の最後にリンク付けておきます。ニーズがあるかどうかはおいといて)

シンガポールに行った目的

向こうでどういうビジネスができるか、を探りに行きました。
そもそもシンガポールに進出する理由は3つ。

1 アジア展開の拠点にしたい
 →今後市場が拡大する東南アジアの中心地。人、モノ、金、情報が入ってくる。

2 法人税が安い
 →下記の図は法人税の比較ですが、他の税も安いですよ。

仮に1億の経常利益が出た場合、日本なら約4,000万円納税するところ、シンガポールは約1,700万円です。
うむ。

3 海外で仕事がしたい
 →ミーハーな気持ちです。でもこれが一番の理由です。


お会いした方々

進出コンサル、ヘッドハンター、アドネットワーク、ITアウトソーシング、証券会社、コンサルタント

プライベートバンカー、英会話教室、人材紹介、弁護士、会計士、外車販売、Web製作、起業準備中の方々

と、さまざまな業種の方とお会いしました。っていうかお会いできました。

人伝手の紹介とソーシャルメディア活用でどんどんアポが入りました。

本当にみなさん、ありがとうございます。


ちなみに会話のスタートは

「どうですかシンガポール?」

と必ず聞かれます。そしてもちろん僕も聞き返します。


みなさん日本からシンガポールに進出しているので、基本「シンガポールはいいですよー!」となるのですが

1人だけ「良くないですよ、嫁も嫌いって言ってます」と。「だって暑いじゃないですか、四季も無いですし」とまさかの回答。

「いやいやいやいや、、じゃあ何で来てんねん」と心の中では突っ込みまくりでしたが、シンガポールに来たのは

社内の留学制度に受かったからとのことでした。合わない人もいるってことですねー。


とにかく多い人材紹介会社

僕は人材会社向けのサービスを展開しているので、まずは日本の事業をそのままできないか、と思い人材系の話を注力して聞いて来ました。

シンガポールにはかなり多くの人材紹介会社があります。
ソースは現地の紹介会社の方からではありますが、2,000事業所ほどあるとのこと。

(人材紹介会社とは)

※図は人材バンクネットさんより http://www.jinzai-bank.net/edit/view.cfm?disp=gd000500101

人材を採用したい企業から求人の申込を受け付け、一方で転職を希望する求職者から求職の申込を受け付けます。
人材紹介会社には、業界や職種を熟知したキャリアコンサルタントと言われる担当がいます。そのキャリアコンサルタントが求職者のカウンセリングを行い、
その求職者にマッチする求人を紹介。入社に至れば紹介料を求人企業からいただく、というビジネスモデルです。

また採用に至った場合のみ費用が発生する成功報酬方式で運営している会社が一般的ですので、
求人企業にいくら人材のご紹介をしても、採用に至らなければ費用は発生しません。


日本と違って(というか日本だけかも)シンガポーリアンは条件のいいところがあれば、すぐに会社を辞めます。
またそもそも人材が集まる国ですし、そう考えると人材紹介会社がたくさんあるのは当然かもですね。

ただ日本の人材紹介会社と違うところは、紹介料の安さ。
日本だとだいたい年収の30%〜35%ですが、シンガポールは10%〜30%だそうです。
だから日本の紹介会社があまりノリ気じゃないんですね。


年収の高い転職者を取り扱うか、数を思いっきりこなさないとビジネスとして成り立ちません。

そして後者の会社が多いです。

数をこなす、ということになるとマッチングも粗くなります。
なので現地の人に聞くと人材紹介会社の評判が低いんですね。

ただ

・数をこなさなければならない
・社風などの定性情報でななく、給料などの定量情報を重視する国民性

であれば、対面ナシでオンラインでのマッチングすればいいんじゃないでしょうか。
そういうモデルはありなのかなと思いました。


求人メディアはどうか

Jobstreet.comという求人メディアがメジャーらしく、交通広告も良く出てました(写真がない。。)。


http://www.jobstreet.com/

シンガポール、マレーシア、フィリピン、インドネシア、インド、日本、香港の求人を扱っている求人サイト。
なんてイイ切り口のサイトなんだ、、、市場性バッチリ。

プランは様々ありますが、知り合いの会計事務所の方が出稿したプランは日本円で10,000円ほど。
100件超の応募が来たらしく、さばくのが大変だったとのこと。
ものすごいコストパフォーマンスの良さです。

この価格感ですと、、、日本の求人メディアのモデルそのままだと通用しないですね。
サイトの使い勝手は日本の方が優れてますが、ユーザーもそこまで求めないんだと思います。


ちなみにこのJobstreet.com。社長は日本人なんです。


この鈴木社長に会いたい。

完璧を求めない国民性

これは日本が特殊なだけで、シンガポールに限ったことではないかも知れません。

例えば、新築の家は欠陥は当たり前だそうで、中古物件だとちゃんと修繕しているので安心とのこと。
ですので特にC向けのビジネスをやる際には、どこまでコストをかけて「凝る」べきかのラインが大事なのかなと。

GumTreeがよく使われている

GumTreeは海外で有名な掲示板らしく、シンガポーリアンもよく使ってるとのこと。

掲示板と聞くと日本だと2chをイメージしちゃいますが、いわゆるクラシファイドです。

クラシファイド(classifieds) とは、目的や地域によって分類された募集広告や告知を、一覧形式で掲載する広告媒体。
企業などによる一般的な宣伝広告とはことなり、個人を中心にだれでも手軽に広告掲載できることが多く、広告掲載料は無料もしくは安価で、
原稿作成も自由で単純なことが多い。日本では、新聞、フリーペーパーなどの紙媒体で「三行広告」「案内広告」「文字広告」などとして使われてきた。
インターネット上のクラシファイドサービスでは、検索機能を加えた形式が一般的。
クラシファイド広告の一般的な取り扱いカテゴリには、物品(あげます・ください、売りますなど)、不動産、求人、中古車、イベント、出会い、
サービスなどがある。(wikipediaより)

何ができるか、がぼんやりと

何となくですが、やれそうなことがぼんやりと見えてきました。
もっと調べてからではありますが。

日本の方で、プロダクトアウトで、IT・Web系で実績出している方がまだいないと皆さん言ってました。
ただたくさん日本からたくさん来られてるので、これからですかね。

サービスオフィスクロスコープさんも増床で、かなり埋まってきているらしいです。
(ここです)


カジノ、いい!

マリーナベイサンズ、セントーサ島。両方のカジノに行って来ました。

こっちがマリーナベイサンズで

こっちがセントーサ島です。


人生初カジノでしたが、イメージしていたよりクリーン。雰囲気もよく、空気もキレイ。
日本のパチンコとは大違いですね。。ちなみに24時間営業だそうです。

VIPオンリーの場所もあり、とんでもない額をかけられるそうです。
1日で34億円負けたインドネシアの富豪もいたと聞きました。34億円ですよ、34億。

ちなみに僕はビギナーズラックということで、勝ちました。
50 SDが300 SDに。3,000円が20,000円くらいに、ですかね。

家賃は高い

よく聞くことですが、家賃は高いです。都心部コンドミニアムだと40万〜だとか。
ただ都心部から少し離れると、少し安いところもあるそうです。
現地に住んでいる日本の方はだいたい20万〜30万のところに住んでました。


その他写真たち

今回は200枚近くの写真を取りました。その中から何枚かご紹介させていただきます。


会食の場所となった雰囲気の良いレストラン

セントーサ島の海岸

奥に見えるのがユニバーサルスタジオ

セントーサまで続いているケーブルカー

フラートンホテル

H&M

朝の地下鉄(MRT)ラッシュ

中華料理が多い

噂のマリーナベイサンズのプール

ディズニーシーのようなショー

マーライオン

チャンギ空港

チャンギ空港にいるマーライオン

最高のエコノミークラス


再来月にも行きます

というわけで、また再来月に行く予定です。
次はビジネスアイデアをもう少し固めて、早く進出できるようがんばります。

シンガポールでお会いしていただいた皆様、ありがとうございました。
そしてよろしくお願いします。


Twitter  @r_kato

Facebook  Ryo Kato

去年4月に行った際のブログ
シンガポールに行ってきた Part1」 http://d.hatena.ne.jp/r_kato/20110502/1304345649
シンガポールに行ってきた Part2」 http://d.hatena.ne.jp/r_kato/20110503/1304390737
シンガポールに行ってきた Part3」 http://d.hatena.ne.jp/r_kato/20110509/1304948691

起業して1年が経ちました


(読了時間:約8分)

今日でゴーリストを創業してちょうど1年です。

創業日にもエントリーを書いてますが、何だか早速「この頃はガキだったなー」という感じです。
1年前の自分がこんなに未熟に思えるのは初めてですね。

1年前のエントリー 「起業なう」
http://blog.livedoor.jp/r_kato178/archives/51643739.html

半年前のエントリー「起業して6ヶ月。7つの教訓」
http://d.hatena.ne.jp/r_kato/20110630/1309446876

時の流れとその濃度が、環境を変えることでこうも違うんだ、ということを痛感してます。
いやはや、起業してよかった。

ということで、振り返りや学んだことを書いてみます。
まずは事業のことから。


「競合がいない=簡単に売れる」ではない

ゴーリストを創業する以前に、色々な事業を立ち上げてきましたが、全ての事業に競合が存在しました。
なので、競合に負けた時には「競合がいなければ、、、」なんて思うことも多かったです。

でも今言えることは「競合がいた方がラク」です。


競合と戦う時に争点となるのは、大別すると「サービス内容」と「価格」です。

ですので自社が検討する事は、

・サービス内容を増やす/減らす

・価格を上げる/下げる

・ターゲットを広げる/絞る

くらい(と言っても実際は非常に深い議論にはなる)ですので、
サービスやマーケティングの改善案も作りやすいし、手を打ちやすいんです。
また競合との相対比較になるので、顧客が重要視しているポイントで勝つことに集中すればイイですしね。


初のプロダクトとなる競合広告調査ASP「Naked」
何十社とプレゼンに行きましたが、競合がいないんです。まぁ、そもそもそういう狙いでしたので。

プレゼンに行くたびに

「こんなの見たことない」
「直感的にわかるのがイイ」
「マーケティングに使える」

などなど、かなりの高評価をいただきましたが、1つの壁に当たりました。

「活用方法」です。

競合がいない、ということはクライアントに取っても初めて見るもの。
なので、どう活用していいかは未知の領域です。


商談時では
「目新しさ」「気持ちいい操作感」「何となく使えるイメージ」があいまって、
「すぐに発注するよオーラ」をビンビン感じます。

ですが、なかなか社内にその温度感を伝えるのは難しいらしく、
稟議の際に引っかかるようでした。


自分たちがやってるコトをビジネスに

そこで、既に導入してもらっている顧客に、どういう活用をしているかをヒアリングしました。
すると僕達が気付かなかった活用方法を色々と教えてくれました。

そしてそれを動画でアップしていくことにしました。
GoalistTVの誕生です。
http://www.youtube.com/user/GoalistTV

この効果は絶大でした。社内でも動画リンクを転送してもらうだけで説明が付きます。
また担当者が社内で説明する手間を省きますし、分厚い文字だらけの提案書なんかよりは、はるかに見てもらえます。
B2Bですし、相当ニッチな分野ではありますが、3ヶ月で再生回数が1,000回を突破しました。

まだまだではありますが、このGoalistTVのおかげで活用方法のイメージを持ってもらうことでき、
Nakedの導入が促進されました。

そしてビックリすることが。
何とこのGoalistTVを見て「動画制作できますか?」というお問い合わせが増えました。
動画制作事業のスタートです。


他にも「ひょんな事から」のサービスが生まれました。

ウチは営業マンを持たないと決めているので、このブログを始めHPや各種ソーシャルメディアを活用して集客しています。
「そのノウハウをウチにも活用して欲しい」ということで、インバウンド営業のコンサル依頼が来るようになりました。
その流れでコンサル先からサイト制作やリニューアルの依頼もいただきます。

「動画制作」「インバウンド営業コンサル」「サイト制作」がビジネスとして成り立つようになりました。
労働集約モデルなので、これらをどんどん伸ばすことはしませんが、この事業で得られた利益を
本業であるASP事業に投資していくことができます。

自分たちのためにやってるコトがビジネスに。

これは僕達がリスペクトしている37signalsが提唱していることでもあります。

すごい製品やサービスを生み出す最も単純な方法は、あなたが使いたいものを作ることだ。

製品やサービスを作るには、毎日何百もの小さな決断を下さなければいけない。
他人の問題を解決しようとするのは、暗闇の中をむやみに進もうとしているのと同じだ。
解決しようとしているのが自分自身の問題であれば、足元は明るく、どれが正しい答えかがわかるはずだ。

発明家のジェイムズ・ダイソンは、自分の問題を解決した。自宅を掃除機で掃除しているとき、
紙パック式の掃除機がどんどんパワーを失っていくことに気づいた。ゴミが微細な穴をふさぎ、
空気の流れを妨げるのだ。これは他人の問題ではなく、彼が直接に経験した「自分の」問題だ。
だから彼は自分で解決すると決め、世界初の紙パックのないサイクロン式掃除機を作った。
「小さなチーム、大きな仕事」(著者 37signals CEO ジェイソン・フリード)より抜粋

動けば、違うコトが見えてくる。そして、形になっていく。そんなコトを学べました。


2度の海外出張で決めたこと

1月にバングラデシュ、4月にシンガポールに行って来ました。

Bangladesh Tour に行ってきた(1/2)
http://blog.livedoor.jp/r_kato178/archives/51678327.html

Bangladesh Tour に行ってきた(2/2)
http://blog.livedoor.jp/r_kato178/archives/51678749.html

シンガポールに行って来た Part1
http://d.hatena.ne.jp/r_kato/20110502/1304345649

シンガポールに行って来た Part2
http://d.hatena.ne.jp/r_kato/20110503/1304390737

シンガポールに行って来た Part3
http://d.hatena.ne.jp/r_kato/20110509/1304948691

今年のアウトプットとしては、バングラデシュに別法人を共同出資で作ったことです。
現在プロダクトを開発中です。今年はシンガポールにブランチを出したいですね。

あと色んな海外の方々と話して決めたことがあります。
それは移ってからビジネスを作ること、です。

当初は日本にいながら、モデルを作ってGo!というイメージでしたが、そんなに甘くないことがわかりました。
もちろんモデルはある程度作っていくのですが、現地でリアルに足を動かし、マーケティングし、プロダクトを開発リリースする。
少なくとも半年は売上0、というプランでいこうと思ってます。

そのためにも、日本で事業をもっと伸ばさないとです。
そして月並みではありますが、英語が話しにならないので、今年はより一層勉強しないとです。


とにかく人に恵まれた1年

しかしもう、これに尽きます。

無名で何のリターンがなくても、こんなにも色々と助けてくれるのかと驚きっぱなしでした。
多数の顧客紹介はもちろん、法務や経理などのアドバイス、海外人脈の紹介、ブログ活用のノウハウなど、
色んなコトを色んな人から助けてもらいました。本当にありがとうございます。

また事業面では、今はアントレプレナーの教科書でいう「イノベーター」の方々(先見性を持ちリスクを取ってくれる顧客)に助けてもらってます。

「狭い限られた市場で大きなシェアを勝ち取る」が戦略ですので、当面は人材業界周りの方々がメインではございますが、
今年はもっと多くの方々に、ウチのプロダクトを使ってもらえるようにしていきます。


今年は龍の年。
私はヘビ年なので年男ではないですが、名前が龍なので色々と調べてると、こんな素晴らしい言葉に出会いました。

龍となれ、雲自ずと来たる

武者小路実篤の言葉です。
「他人と違う高い志で理想を説き続ければ、同士は自然に集まってくる」という意味です。

改めて、自分の名前の由来だと感じました。
名前に恥じないよう、今年も邁進していきたいと思います。


みなさま、本年もどうぞよろしくお願いします。