単月の目標未達なんてどうでもいい
会社の今期のテーマは「doneファースト」。
それに伴い、毎月メンバーから「今月のdoneリスト」というのが発表され、
月末にはdoneできたかどうかをシェアします。
もちろん毎月毎月全てdoneできればいいのですが、そんな人は誰もいません。
何か未達になる。
それは本人の努力不足、というよりは差し込みでしなければならない業務が増えたりして、
当初の予定通りに進まなかったというのがほとんどです。
そりゃそうや、こんな規模の会社ならば1人2役3役なんて当たり前やし、
優先順位なんか日々変わるのも当たり前。
なので単月の未達は、誤解を恐れずに言うとどうでもいい。仕方ないです。
業務が増えた、でも月初に立てたタスクもやれ。
夜中や土日使ってでも、、、ってのは論外です。
よって、単月の目標が未達だったからと言って、
翌月の目標を達成できそうな目標にしてしまうってのは愚の骨頂です。
目標達成が目標になってしまってますので、まさに目的の手段化です。
達成できたかどうか、というよりは3ヶ月、半年、1年やり続けた結果、
どれくらいの総量を成し遂げられたかが大事なんです。
だから毎月背伸びしてジャンプして届きそうな目標を掲げるメンバーが一番成長します。
とはいえ、未達のまんまやと当然ながら会社はうまくいきません。
会社の状況やビジネスモデルにもよるんでしょうけど、ウチの場合なんかは
3ヶ月単位で達成していれば大丈夫です。
例えばウチの営業メンバー。1月2月は未達成続きでしたが、
しっかり顧客とのリレーションや提案をし続け、3月には大型の案件を受注し、
3ヶ月単位では200%達成です。わかりやすいですね。
開発もそうです。ある機能の自動化を進めてましたが、
開発していくうちに色んな問題が出て来る。
そこで開発再度だけではなく、営業や人員体制含め、、
サプライチェーン全体で解決策を練って達成してます。
わかりやすい例ではありますが、これでいいんです。
というかこれでいい設計をしています。
例えば、、
単純なサービスで、単純な業務、月を通して何も状況も変わらないような仕事であれば、
ガチガチに単月目標の成否を評価するべきでしょう。
でも今の時代、なかなかそんなのなくないですか。なのでウチは全く単月にこだわりません。
開発も営業も。個人レベルではそれぞれかと思いますが、そこまで干渉はしません。
むしろ単月の勝ち負けに一喜一憂するのではなく、未達成になった時に、
いかに中長期でリカバリーし切るか、が仕事ができるできないのラインかと思います。
明日から4月ですね。次の3ヶ月でメンバーが何をやってくれるかが楽しみです。