Goalist Developers Blog

What's your Goal?

株式会社ゴーリスト代表 加藤龍のブログ

創業から4年が経ちました

振り返りを書くにあたり、昨年の振り返りを読み返してみたんですが、、、
去年比べたら全然浮き沈みがなかったんだなぁと思いながらも、
とはいえ今年は今年で色々とありましたので、、5つにまとめてみました。


1 神田に移転した

それまでは住友新橋ビルという、ウチの規模では釣り合わないオフィスにいました。
昨年の振り返りにも書いてますが、(勝手に?)懇意にさせてもらっている
マインドパレットさんに間借りさせてもらってました。
ただ人数も増えるということで、探しに探した結果、、、神田に移転。
4月に間借りから卒業しました。
当たり前ですけど、ゴミ出しや戸締まり、カギの管理など総務的な仕事も増え、
より会社らしくなった気がします。
まさに1つ屋根の下で、苦楽を共にできる環境が整ったひとつのイベントでした。


2 セブにメンバーが異動した

ウチのメンバーで1人、セブに異動しました。
もともと僕がセブに住んでるということ、本人が海外勤務を希望してたということ、
リモートワークの実験がしたかったという3つの理由から実行に移しました。

ネットがつながればどこだって仕事はできる、という話は色々と見るし聞きます。
が、実際にやってみないとわからないことが多いものです。

今回半年のリモートワークをやってもらって、様々な気付きがありました。
チャット、Skype、日報など、、、それぞれのコミュニケーションチャネルの
強み弱みはもちろん、運用に至る問題点まで、しっかり検証できました。
それをもって、どういう場合であればリモートワークをすべきか、
どういう環境及び運用ルールでやるべきかがクリアになりました。
今後人を増やす際、もしくは女性メンバーが産休などで出社できない場合などに
活かせるノウハウを学べたのは非常に大きな財産です。



3 新サービスをリリースできた

今期のテーマは「doneファースト」でした。
そういう意味で、新サービスリリースは所々ありながらも
しっかりdoneできたと思います。

採用が思うようにいかず、開発メンバーが増えない状況。
でもサービスはリリースする。
リソース不足は「やらない事決め」と「役割再定義」で乗り切ると決めてました。

各メンバー、各チームが理解し実行してくれたので、何とか
リリースすることができました。
既存クライアント向けに2つ、HRogのiOSアプリ、あとは
3ChartにKeyTalkというサービス2つ。

サービスはとりあえず出してみてイケるのかダメなのかを、
市場に判断してもらうのが1番効率がいいと思ってます。
そのためには、当たり前ですが「出す」ということがめちゃくちゃキモです。
リリース日を考えた時に、10の機能が間に合わないようであれば、
半分の5でいいから100点を作って出す。
来期もしっかりこの文化を実行に移していきたいと思います。



4 人数増えずに売上が2倍になった

いいように見えますが、これはまず、採用が思うようにできなかったという
反省の意味が大きいです。
エンジニアは完全にメンバーからの紹介で採用してます。
結果、1人は採用できましたが目標には届きませんでした。
来期は人事チームを作り、必ず達成せねばなりません。

一方で生産性が単純に2倍になったとも言えます。
どうしたかというと、既存業務でも結局は「やらない事」の洗い出し、
そしてできるところは「とにかく自動化」をテーマに、オペレーションを
改善し続けてた結果、開発・運用はカバー。
セールスチームもターゲットを再定義し、売るサービスも絞り、
アプローチし続けた結果、売上も増えたということです。

またHRogのアクセス数も年始に比べ約10倍になりました。
インフォグラフィックをはじめとしたコンテンツをとりあえず週間で出すことで、
アクセスが増えました。

各チーム週間でmtgをもうけてますが、
問題点洗い出し→解決策の策定→実行→チェック。
これを1年を通じて、、52回。やり続けてきた結果なのかなと思います。
いわゆるウルトラCはほぼゼロです。

ということで、当たり前の大切さ、継続の強さを知った1年でもありました。


5 経営者31人に会った

僕自身がコミットしてたタスクでした。

また単なる経営者ではなく、クライアント対象となる経営者です。
結果ほとんどの訪問で、仕事につながる出会いとなりました。

とにかくサービスがいいのはもちろん、会ってもらって
「面白い奴」「また会いたい奴」と思ってもらわないと印象にも残りませんし、
そこからの紹介もいただけません。
そのために時事ネタや業界動向のプレゼン磨きはもちろん、
セブ在住を活かした人の紹介とか、バングラデシュに会社があるのをネタに
商売抜きで移民ビジネスの提案をしてみたりとか、
M&Aの仲介役を買って出たりとか、とにかく「面白い奴」「また会いたい奴」に
なるにはどうしたらいいかを考えてました。
訪問数は少ないものの、思考回路は完全に営業マンになってました。

ただそこで見えてくるものが非常に多く、新サービスのヒントなんかは
毎回もらいます。
また会ったほとんどの人から会食に誘われるので、
そこで経営や人生のヒントなどももらえ、経営者としても人間としても、
ホンマにプラスになることが多いです。


経営とは経理+営業。
経営は、お金回して、お客さん開拓し続けるに尽きるなと、改めて感じました。
開発・デザインという武器を両手に持ちながら、来期もしっかり
経営をしていきたいと思います。


さいごに

毎年のことになりますが、、関係者のみなさま、支えてくださったみなさま、
みなさまのおかげで今年も無事決算を迎えることができました。
本当にありがとうございます。

そしてゴーリストメンバー、今年もおつかれさまでした。
来年はもっと仕事を楽しんで、もっと笑って、もっと成長できる1年にしましょう。

来年はもう5年目の会社になります。
しかしあと半分で死ぬこと考えると、もっと追い込んで、、もっとハングリーに、、
がんばらんとアカン。。
来年はもっと神様にフェイントかけられるよう、がんばります。

ではみなさん、よいお年を!

2014年、読んでよかった本ベスト5

今年の個人目標として、

・英語勉強年間1,000時間
・筋トレで+3kg
ウクレレで1曲弾けるようになる

を目標にしてましたが、

・英語勉強年間1,000時間→約300時間。後半全然進まず。
・筋トレで+3kg→筋トレは継続したが、体重に全く変化なし。
ウクレレで1曲弾けるようになる→4つのコードが弾けるだけ、相変わらず進歩なし。

とどうしようもなく惨敗です。全て雪と妖怪のせいにしようと思いましたが、しっかり検証して来年につなげたいと思います。

そんな中、毎年掲げている年間100冊読書というのは昨年に続き達成しました。今年は102冊読みました。

というわけで、完全主観ではありますが、、、読んでよかった本ベスト5を紹介したいと思います。


第5位 人工知能って、そんなことまでできるんですか?

人工知能、、非常に興味あるけどとっつきにくい自分にとっては、非常にわかりやすく、勉強になった1冊です。
人工知能はどこまでできるのか。キャッチコピーはできるけど、読書感想文はできない。などの例とその理由が
ホンマにわかりやすく書いてあります。
また技術面だけでなく、哲学や倫理の問題まで幅広く触れてます。

人工知能について、イーロン・マスク「悪魔を呼びだそうとしている」と警鐘をならしてるし、
エリック・シュミット「大丈夫大丈夫」言うてたり、、どうなんでしょうね。


第4位 V字回復の経営

これは今更感たっぷりではあります。
非常に有名な三枝さんの1番新しい作品。不振に陥った組織を新任の責任者がどう組織を立て直し、
業績を上げていくかがリアルに書かれています。

コンサル経験があるだけに、全てがリアリティに溢れており、実際のビジネスでも使えることだらけ。

つまるところ最後は
・戦略をストーリーにし
・メンバーを巻き込み
・愚直に実行する
という王道の解決策ではあるものの、そこに至るまでのプロセスに色々と学ぶことが多い一冊でした。
他のシリーズ、経営パワーの危機、もまたオススメです。

実際に紹介されているツールを運用してみましたが、うまく行かず。。
やはり組織規模や目的によってツールは見極めないとです。


第3位 USJのジェットコースターはなぜ後ろ向きに走ったのか?

ユニバーサルスタジオジャパン在籍のマーケッター、森岡さんの本です。
(これまた)経営不振に陥った同社、コストもあまりかけられない中、知恵と工夫で次々とヒットを飛ばし、
過去最高の入場者を達成するという、、もちろん実話です。知恵と工夫を出す前に、膨大な数値をしっかり分析し、
また数値だけではなく、現場の温度感も汲み取った森岡さんの努力というか、プロフェッショナルな仕事ぶりにも感銘を受けました。

森岡さん、NHKのプロフェッショナル仕事の流儀に出てまして、、そらまぁ、おもろい関西人なんです。
ただ仕事へのこだわりは半端ないという、、かっこええ人です。


第2位 マネーの拳

マンガはそれこそ100冊以上読んでますが、マネーの拳はマンガ初でベスト5にランクインしてしまいました。

なんでしょう、、起業から軌道に乗るまで、上場前のゴタゴタ、敵対的買収、後継者へバトンタッチ、、と一連の企業ストーリーを
わかりやすく、時には「そらないで」も含めて学べます。結構リアルなところも多く、作者すごいなぁと思いました。全12巻ですが、あっという間に読めますよ。

ただ経営を知らない人がこれ読んで、「起業とはこう」「上場とはこう」みたいな変な先入観を持たなければいいですが。
あくまでもマンガなので。。


第1位 弱くても勝てます

そして2014年の勝手な主観ランキング、1位はこちらです。
東大合格者数日本一の開成高校、その野球部のノンフィクションものです。

とにかく笑った、ホンマにおもろいです。
でも笑い終えた後にしっかり咀嚼すると、、これぞ戦略なんですね。
まさに「弱くても勝てます」なんです。
監督の指導で「野球をするな」「一生懸命投げるな」「打順など関係ない」という言葉がでてきて、「なんでやねん!」
とツッコミたくなったところに「なるほど!」と腹落ちしてしまう、、これは痛快な戦略本です。
ベンチャー企業の方はぜひ、読んで欲しいと思います。

「弱くても勝てます」―開成高校野球部のセオリー―

「弱くても勝てます」―開成高校野球部のセオリー―

僕の中ではホンマにヒットでした。。
会社でも必読書にしてます。
あー、ブログ書いてたらも一回読みたなってきた。。


というわけで以上です。

さて、来年もいい本にいっぱい出会えますように。。
みなさんもよい読書ライフを。

超オフェンス


7月。2014年の後半戦でもあり、12月決算のウチとしては
下期スタートでもあります。僕自身の誕生日が6月25日ということもあり、
会社も個人の非常に切り替えのしやすいタイミング。

その後半戦に入る前に、先日の全社合宿で前半戦の振り返りをしてきました。


上出来だった上期のハイライト

今期のテーマは「done!ファースト」。


やることは多い、、差し込みタスクも増える中、、ある程度優先順位は決めるものの、
とにかくスピード上げてdoneし続けることをテーマにしています。


そして重点施策は3つ。

1 価値観の合う人材の採用
2 新サービスのリリース
3 *********(3つ目は内密で、、)

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1の採用については、絶対絶対ぜーーーったい来て欲しかったエンジニアが
採用できました。口説いて口説いて口説きまくりました。

よく「採用する際、価値観と能力のどっちを優先するか」って言います。
ウチは経営するにあたり、かなり社風を大事にしてますし、
規模もまだまだ小さいので価値観合うのは必須。
一方でやることと課題が山積みなので、能力も必須。
つまり、価値観と能力の両方がないと採用できないし、しちゃダメなんです。
まさに「誰をバスに乗せるか」これを経営で一番大事にしてます。

能力あるエンジニアは結構いますが、じゃあそういう人がウチの価値観に合う
確率ってのは低いんですよね。ホンマになかなかいなくて。

なので、そういう人に出会えたら絶対入ってもらうしかないんです。
そしてたまたま両方を持ってるエンジニアに出会うことができたので、、、
そりゃもう何がなんでも入ってもらう。その意気込みでリクルーティングしました。

役員メンバーでゴハン4回くらい行って、メンバーとの会食もやって、
会社も見てもらって、まだ入社してない時に全社合宿にも参加してもらって、、、
と、あの手この手を使いました。

しかしまぁ、ホンマに採用できてよかった、、、

というわけで、引き続き採用中です。
エンジニア、Webマーケ、営業、総務経理など、、、
あらゆるところで人が足りないので、ご興味持たれた方は
fbからメッセージ下さい、、よろしくお願いしますm(__)m
https://www.facebook.com/r.kato178

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2の新サービスのリリースについては、
Reagle https://reagle.biz/

3Chart https://3chart.com/
という2つのサービスをリリースすることができました。

Reagleはウチの新人エンジニアがそれこそ悪戦苦闘しながら、
作り上げたサービス。そしてウチは1サービス1オーナー制度。
つまり開発して終わりではなく、自分で開発したサービスは
自分で運用するという方針をとっているので引き続き運用に
バージョンアップにと、、引き続き悪戦苦闘してます。

彼女はエンジニア経験はもちろん、社会人経験もないメンバーだったので、
本人にとって自信につながったかなぁと思いますし、
それを見て先輩エンジニアが刺激を受けたりして、いい副産物も生まれてます。
やはりルーキーが活躍すると会社が盛り上がりますね。


(なぜか外で海鮮丼食べてます)

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そして3Chartについては、ウチのCTOがこれまでの全てを総動員させて作りました。


(これは、、いわゆる本気モードの時です)

このサービスはそれこそバージョンアップをどんどん仕掛けていかないと
いけないので、これからが大変です。
しかし何というか、短期間で様々なものをdoneしていくこの半年でした。
彼の開発者としての底力を見た気がします。いやぁ鬼気迫るものを感じました。

下期はまた違う豹変モードが見れて上記を超える写真が撮れることを期待したいな。。

リリースしてから1週間ほど経ちますが、おかげさまで100件近くのお問い合わせと
お申し込みをいただいておりますので、期待に応えられるよう、がんばっていきたいと思います。

※その反面ですが、、今のタイミングでお申し込みされると、サービスをご利用できる
のが9月中旬になってしまっております。予想を大幅に上回るお申し込みがあり、
それにすぐ対応できる体制を作れていなかったのが原因です。
本当に申し訳ありません。

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そしてその多くの問い合わせを作った一番の仕掛けが、インフォグラフィックです。
http://hrog.net/201405085623.html

ウチで運営しているHRog というメディアがあるんですが、
ここの自社コンテンツとしてスタートしました。

これをキッカケにいくつか作りましたが、これがキッカケでたくさんの訪問数と
問い合わせにつながりました。このインフォグラフィックを担当しているのが、
これまたデザイン経験社会人経験のないルーキーです。

ある企業さんからは「どこの会社に頼んでますか?」と聞かれるくらい、
よくできてるのかなと思います。人材業界の経験もないですから、
業界研究からはじまり、、世界中のインフォグラフィックを検索し、、、
何回もダメ出しをくらい、、、時に泣きながら、、、
やっと完成させたというストーリーです。
彼女の素直さと勤勉さを見習おうと、周りのメンバーも鼓舞されてます。


(デザインが得意ですが、人の話しを聞かないのも得意です)

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そしてその問い合わせをしっかり受注につなげることができたおかげで、
期初から比べてこの半期で売上が2.9倍になりました。

営業体制についても、既存クライアント担当と新規営業をわけてないので
担当しているメンバーは時間配分や優先順位が非常に難しいと思います。
しかも営業が1人しかいないので、なおさら。よくやってくれました。


(ガチで彼女募集中です)


こういう時こそ兜の緒を締める

順調な時こそ、気をつけないといけないなぁと。
創業してからこんなに気持ちが安定して過ごせた時期がなかったので、、
逆にまずいと感じています。

売上もサービスも社内も順調でバランスがいいからこそ、
バランスをあえて崩して、全てを底上げしないといけません。

ということで、下期のキーワードは

「超オフェンス」

です。

攻めて攻めて攻めまくるためには、安定を崩す必要があります。
一方でディフェンスがしっかりしてないと、思い切って攻めることができません。

そしてメンバー個人個人、、、個が強くなること。
その強い個がミッション/ビジョン/バリューをもとにチームワークを進めていく。
この下期は「超オフェンス」を実行し、上期以上に成長したいなと思います。

今年も1/4が過ぎました

3ヶ月があっという間に過ぎました。。
まさに光陰矢のごとし。Time flies。
第1Qの振り返りをつらつらと書いていきます。

個人編

3月、、まぁバタバタしてました。公私ともに引っ越しがあったりと。。
その中でもろもろ取り組んだ結果、、

・筋トレ10時間→○ 10時間 ただ筋トレのプロからいいやり方をレクチャーされたので、今月から変えます。。
・英語勉強50時間→× 24時間 うーん、、50時間というのはかなりハードルが高い。思い切る方法を検討中。
・本10冊読了→○ 13冊 よく読みました。「任せ方の教科書」が面白かったですね。
・新サービスのモデル策定→できました。今年中にリリースします。
・blog更新2回→○ 2回。

という結果でした。


会社編

Good
・売上、利益に関してはおかげさまで計画以上の結果を出すことができました。
・運営している人材業界のキュレーションメディア「HRog.net」のアクセスも順調でした。
・社内キュレーションエンジンの安定化による、サービスの高品質化が実現できました。


Bad
・エンジニア増員が未達でした。そのために「1手」遅れてる感があります。
・こちらのReagleというサービス、計画から1ヶ月遅れのリリースになってしまいました。


おまけ
・上記振り返り含めたキックオフmtgと移転祝いを兼ねたパーティーをしました。

プロジェクター、買いました。



えらい手がブレてますよね、、どんだけ速い手振りやねん。自分で見ても気持ち悪い。。



ピザに(近くのピザハット持ち帰りでかなり安い!)お酒に(近くの業務スーパーが格安!)。
そして2つ3つのすべらない話、、30分英語縛りトークなど。
徹底的にお金をかけないパーティーでしたが、めちゃ楽しかったです。


しかしクライアントさんはもちろん、紹介をしてくれる方、アドバイスをくれる方。
ホンマに周りの人に支えられてるんやな、ということを感じます。
ありがとうございます。

オフィスも移転したし、メンバーも2人増員予定だし、サービスリリースも2つ予定やし、
チャリ通も始めるし(関係ない)。

とにかくどんどんdoneして、第2Qは1Qの二回りくらい成長したいと思います。

単月の目標未達なんてどうでもいい

会社の今期のテーマは「doneファースト」。
それに伴い、毎月メンバーから「今月のdoneリスト」というのが発表され、
月末にはdoneできたかどうかをシェアします。

もちろん毎月毎月全てdoneできればいいのですが、そんな人は誰もいません。
何か未達になる。

それは本人の努力不足、というよりは差し込みでしなければならない業務が増えたりして、
当初の予定通りに進まなかったというのがほとんどです。

そりゃそうや、こんな規模の会社ならば1人2役3役なんて当たり前やし、
優先順位なんか日々変わるのも当たり前。

なので単月の未達は、誤解を恐れずに言うとどうでもいい。仕方ないです。
業務が増えた、でも月初に立てたタスクもやれ。
夜中や土日使ってでも、、、ってのは論外です。

よって、単月の目標が未達だったからと言って、
翌月の目標を達成できそうな目標にしてしまうってのは愚の骨頂です。

目標達成が目標になってしまってますので、まさに目的の手段化です。

達成できたかどうか、というよりは3ヶ月、半年、1年やり続けた結果、
どれくらいの総量を成し遂げられたかが大事なんです。

だから毎月背伸びしてジャンプして届きそうな目標を掲げるメンバーが一番成長します。

とはいえ、未達のまんまやと当然ながら会社はうまくいきません。
会社の状況やビジネスモデルにもよるんでしょうけど、ウチの場合なんかは
3ヶ月単位で達成していれば大丈夫です。

例えばウチの営業メンバー。1月2月は未達成続きでしたが、
しっかり顧客とのリレーションや提案をし続け、3月には大型の案件を受注し、
3ヶ月単位では200%達成です。わかりやすいですね。

開発もそうです。ある機能の自動化を進めてましたが、
開発していくうちに色んな問題が出て来る。
そこで開発再度だけではなく、営業や人員体制含め、、
サプライチェーン全体で解決策を練って達成してます。

わかりやすい例ではありますが、これでいいんです。
というかこれでいい設計をしています。

例えば、、
単純なサービスで、単純な業務、月を通して何も状況も変わらないような仕事であれば、
ガチガチに単月目標の成否を評価するべきでしょう。

でも今の時代、なかなかそんなのなくないですか。なのでウチは全く単月にこだわりません。
開発も営業も。個人レベルではそれぞれかと思いますが、そこまで干渉はしません。

むしろ単月の勝ち負けに一喜一憂するのではなく、未達成になった時に、
いかに中長期でリカバリーし切るか、が仕事ができるできないのラインかと思います。

明日から4月ですね。次の3ヶ月でメンバーが何をやってくれるかが楽しみです。

惨敗の1月、からの2月振り返り


3月もだいぶ過ぎてしまいましたが、2月の振り返りを。


会社編

運営している人材業界のキュレーションメディア「HRog.net」の認知も広がったからか、
おかげさまでお問い合わせもだいぶ増えた月でした。

一方、新しくリリースするサービス開発も佳境。
クロールの仕組みを抜本的に改良しつつ、社内エンジニアの役割を変えたりして体制を整えました。
これまではどちらかというと「開発開発」してましたが、顧客もDBも増えてきてるので「運用運用」への注力。
採用するエンジニアも変わってきますね。

そして移転先のオフィスが決定。かなり内見に足運びましたが、、決まりました。
神田駅から徒歩5分。交渉交渉、かなり無理言わせてもらって、、、坪単価10,000円切るという格安物件です。
広さは今の約4倍(今がかなり狭いってことですが)。しかもOAフロアもそのまま引き継げて、ビルもそこそこキレイ。。
いやぁ、ラッキーです。あ、そういや神田には僕の外食で一番好きな王将があります。これまたラッキー。
4/15に移転予定。また案内状は出させていただきます。

あとはこういうイベントにも出させていただきました。ウチのCTOも登壇して、、色々と勉強にもなったみたいです。
今後機会があればどんどんイベントにも顔を出していきたいと思います。


個人編

前回の惨敗を受けての2月。
お酒飲む日を5日以内にすることで、やるべきことをやれるように、、、と戦略を立てました。
結果、5日以内におさえることができました。

また前月の反省もあってか、非常にいいペースで進捗してました。
が、中旬頃に首を痛めるというアクシデント。少し負担のかかるやり方の筋トレ(腕立て)を試したのですが
少しやり方が違ったみたいで。。首が動かない状態に。。今月の頭まで痛みが続いていました。

というわけで、首の痛さにかなり萎えてしまい、そこから急激にペースダウン。。

結果、
・筋トレ10時間→× 6.5時間 後半首を痛め筋トレ不可状態に。無理はアカン。
・英語勉強50時間→× 34時間 首が痛いと何をするにも億劫に。。4月以降、スクール計画。
・本10冊読了→○ 10冊 一番(ためになったのではなく)おもしろかったのは「ヤンキー経済学」。
ウクレレ→○ 5つのコードが弾けるように。
という結果に。

というわけで2月も未達成。無理は禁物ですね。


3月の目標と戦略

【目標】
・新サービスのモデル策定
・blog更新2回
・筋トレ10時間
・英語勉強50時間
・本10冊読了

【戦略】
・引き続きジョジョ禁止。
・これまた引き続きお酒を飲まない日を設ける。今月は7日以内。
・無理な筋トレはしない。
・英語勉強、6つの勉強法をマルチで進めてたが、散漫になるため3つに絞る。

でいこうと思います。

しかしもう約半分過ぎている、、、ペースあげないと。
今月こそやり切りたいです。

根拠なき自信は小さな成功体験から生まれる

[


この前、全くもって情けないブログをアップしました。

"【1月惨敗】年始に立てた目標が早速危うい"


そんな僕を横目に、着々と目標を進めてる人が身近にいます。
ウチのメンバーです。


無理やり禁煙スタート

彼はもともと謙虚というか、無理をしないようなタイプ。
できそうにないことはできないとハッキリ言うような感じですね。
無理な目標を立てない、慎重派です。


僕はそんな彼に出会った当初から「禁煙したら?」とずっと言ってきました。
かなり吸ってましたからね。ずっと「無理です」と言い続けてましたが、
彼の奥さんの後押しもあって12月から禁煙をしぶしぶスタートしたんです。

結果はどうかと言うと、今もずっと続いています。
もう禁煙成功と言ってもいいでしょうね。


実は彼、ヘビースモーカーだったのと同時に、かなりのカフェイン中毒でした。
あまりにもコーヒーを飲むので
「コーヒーやめてデカフェ(ノンカフェイン)にしたら?」と言ってました。

これまたどうなってるかと言うと、今はコーヒーをやめてデカフェを飲んでます。


年明け、彼は「フルマラソンに出る」という目標を発表しました。
社内でも数人いたので、みんなでどれくらいの距離を走ったか競うようになりまして。
ナイキプラスでシェアしてるんですね。

彼はそこで現在1位。しっかり時間取って定期的に走っています。


彼が変わった理由

禁煙、禁カフェイン、ランニング。

一般的にはなかなか続かないと言われる類のことを、彼はここ数ヶ月続けています。

さらにこの前、
僕がmtgで「業界ブログを更新できるようになれればなぁ」とボヤいてたら
彼が「僕書きましょうか?」と。

「うーん、、そんな簡単ではないけど今の業務もこなしながら大丈夫なの?」
と言うと
「いやぁ今年は、禁煙・禁カフェイン、ランニングと続いてるじゃないですか。
今とにかく変化、成長してるのでできると思いますよ」
と。


いやぁ、、出会った時とはまるで別人です。


ここまで変わったのはなんでなんかなぁ、と。

半ば無理矢理に始めた禁煙ですが、
思い返せば禁煙が成功し始めた頃に、自分に自信を持ち始めてました。

それを皮切りに、、では無いですが禁カフェイン、ランニングと続けられています。

おそらく1つの成功体験が、自分に自信を植え付けたんだと思います。
その自信は、やったことのないことにも「やれるかも」という自信をも植え付けました。


根拠なき自信を持てない人へ

「根拠なき自信」をもともと持てるタイプは、ある種勘違いができる人だと思います。
ぼくはこれに当てはまります。僕は勘違いがとても得意です(アカン)。


でも中には最初から「根拠なき自信」を持てない人もいます。
そんな人はまず小さな成功体験を積むことで、持てるようになるんだと肌身で感じました。


人は自分との約束を守る度に自分のことを好きになるし、破る度に嫌いになるもの。
彼は控え目で謙虚、どちらかと言うと自分に自信をそこまで持てなかったですが、
自分との約束を守り、自信を持ち、自分を好きになれてるんだと思います。


今年の会社のテーマは「done!ファースト」。
メンバーからも刺激をもらいながら、僕も会社もdone!していきたいと思います。